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緊張状態にある北朝鮮はアメリカとの対話を望んでいる?

緊張が高まっている北朝鮮問題。強気の姿勢を崩さない北朝鮮ではあるが、過去から紐解いて行くと一貫してアメリカとの「対話」を求めている節がある。それに関連するコメントをまとめてみた。

更新日: 2017年04月28日

rep0627さん

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朝鮮戦争の終結を求めている?

休戦協定は1953年7月27日に署名され、「最終的な平和解決が成立するまで朝鮮における戦争行為とあらゆる武力行使の完全な停止を保証する」と規定した。しかし、「最終的な平和解決」(平和条約)は未だ成立していない。

朝鮮戦争の終結はかねてから金が最重視してきた懸案事項の1つだ。平和協定を締結すれば、計数万人規模の在日・在韓米軍の脅威を取り除けると考えているからだ。金はその脅威に対抗する武器として、そしてアメリカ主導の攻撃に対する抑止力として、核備蓄を増やしてきた。

北朝鮮は2国間対話をなぜ望んでいる?

北朝鮮は話し合いによる解決を頭から拒否しているのではなく、米国との2国間直接対話には大いに意欲を持っていることに注目すべきだろう。6カ国協議を嫌うのは、各国から“袋叩き”にされるからで、超大国、米国が相手の2国間対話なら大歓迎なのだ。

中国との関係をぞんざいにしてはならないのに、アメリカとさえ2国間交渉できれば、道は開けると思っている。

対話のテーブルにつくための核開発?

金正恩政権がなぜあのような恫喝外交を行うのかを、考えてみる必要があります。
その目的は、ただ一つ。すなわち、アメリカとの2国間交渉を行いたいからです。金正恩政権が見据えているのは、トランプ政権だけなのです。

アメリカのレッドラインである大陸間弾道弾に核搭載できるまで、北朝鮮は走り続けるしかない。核兵器を持った国はアメリカに潰されない、というこれまでの経験則を北朝鮮は知っているからだ。

アメリカも従来の北朝鮮政策を転換?トランプ政権誕生が北朝鮮の誤算?

アメリカのティラーソン国務長官は、訪問中の韓国で、17日に開かれた尹炳世(ユン・ビョンセ)外相との共同記者会見にて、北朝鮮に対する戦略的忍耐の政策が終焉したと明言した。また、今後は北朝鮮に対する軍事行動も選択肢になるとの考えを明らかにした。

アメリカの思惑?

国際ジャーナリストの高橋浩祐氏によると「北朝鮮が滅びて、韓国に吸収されると困る」と指摘。富坂氏も「"緩衝地帯"としての北朝鮮の価値がある。中国にとって隣の国は小さい方がいい」と話す。「北朝鮮がそこそこ危険であるほうが利益がある」というのは、アメリカにとっても同様だという。「北朝鮮の脅威が、在韓米軍、在日米軍の存在価値を高めている」

今後の行方は?

米国も「金暗殺」など体制の崩壊は目指さず、「非核化」実現を最優先する方針を示している。米中連携による「瀬戸際圧力」に対し、北朝鮮も敏感に反応。外交委員会を19年ぶりに復活させるなど対話に向けた方策を模索している。

今後、核を保有したままの北朝鮮が対話をしようというメッセージをアメリカに送るとしましたら、トランプ政権がそれに乗るかが焦点となるわけです。トランプ大統領は「全ての選択肢がテーブルに乗っている」と述べています。つまり、北朝鮮への先制攻撃のほか、大胆な政治的決断による米朝接近の可能性も残されていることには留意しなくてはなりません。

トランプ米政権は26日、経済制裁の強化や外交攻勢で北朝鮮への圧力を強め、核・ミサイル開発放棄に向け「対話の道に連れ戻す」との基本方針を議会に説明した。

両国とも、「落としどころ」を探りながら激しい駆け引きを行っているのが現状だろう。絶対正義はありえない世の中で多くの犠牲を伴わない形での妥結を強く望むところである。

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rep0627さん