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頭脳戦に魅了される!オススメのスパイ小説まとめ

さくっと読める短編から、読み応え十分の大作までオススメのスパイ小説まとめました。(ジョーカー・ゲーム、魔笛、リヴィエラを撃て、プラチナ・ビーズ、イベリアの雷鳴、ウルトラダラー、ZERO)

更新日: 2017年05月03日

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sryamaさん

★『ジョーカー・ゲーム』 柳広司

陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関"。軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関"の存在は、猛反発を招いた。だが、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく......

『ジョーカー・ゲーム』(柳広司)、読了。第二次世界大戦の気配がせまる混沌の時代、陸軍内で密かに組織された諜報機関に身を投じた“人でなし”たちの暗躍を描いたスパイ小説。文句のつけようのない面白さでした。筆力、構成力、キャラクターの魅力…全方位において死角ゼロのクールな傑作。

あと、スパイといえば柳広司「ジョーカー・ゲーム」という昭和初期が舞台のクッソ恰好いいスパイ小説がありましてですね…常に冷静沈着、渋いオジサマは痺れるね…短編集で読みやすいので是非ともオススメです。

柳広司さんの「ジョーカーゲーム」から始まるスパイ小説のシリーズがすごく面白い 第二次世界大戦中に日本陸軍に創設されたスパイ組織〝D機関〟に所属するスパイたちの話なんですがね なんていうか、ハードボイルドだぜ 

★『魔笛』 野沢尚

白昼、渋谷のスクランブル交差点で爆弾テロ!新興宗教の教祖に死刑判決が下された直後だった。刑事鳴尾良輔は実行犯の照屋礼子を突きとめるが、彼女はかつて公安が教団に送り込んだ人物だった。

『魔笛』野沢尚 クライマックスの決戦の描写が相変わらず上手くて引き込まれる。心理描写がハマらない部分もあったが読み応えはあった。純粋で狂気もある真杉がいい。特に図書館の爆弾処理シーン。

「魔笛」読了。これは野沢尚の最高傑作。これほど人の闇を考えさせられるサスペンス小説は読んだ事がない。最後100ページは息をするのも忘れて読み込んだ。 「駅は見えません。私は線路を下りてみます。」 ・・・僕は涙が止まらなかった

野沢尚著『魔笛』読了。新興宗教と公安の裏側を一人の女性を通じて両方描く。この女性が公安に身を置きながらも、オウム真理教のごとき無差別テロを決行するに至った顛末、精神の形成を遡って紐解いて行く手法に感服。手記の形を取っている故、物語の語り手が主人公ではないこの女性というのも面白い。

★『リヴィエラを撃て』 高村薫

1992年冬の東京。元IRAテロリスト、ジャック・モーガンが謎の死を遂げる。それが、全ての序曲だった――。彼を衝き動かし、東京まで導いた白髪の東洋人スパイ《リヴィエラ》とは何者なのか?

わたしにとってのベストオブスパイ小説は高村薫先生の『リヴィエラを撃て』なんよな。東洋人スパイ《リヴィエラ》をめぐって無情なまでに主要人物が死んでいくなか、ぬくもりと生命の輝きが感じられて、読んでて涙が止まらなくなる。

『リヴィエラを撃て』高村薫:読了.まるで読者への挑戦状か?wというぐらいの本格的でハードなサスペンス小説.複数のエピソードがとても丁寧に綴られ,それが交わりあって大河のような物語になってる.その河には多くの人の一生がつめ込まれ,それゆえに流れが遅く重く悲しい..そんな印象の作品

「リヴィエラを撃て」読了。最後に向けて物語が収束していく様は鳥肌立ちっぱなしだった。僕らには想像上のものでしかない諜報員達の世界に生きる人々を、こんな風に生き生きと描けることに単純に驚いた。面白かった!

★『プラチナ・ビーズ』 五條瑛

脱走した米兵の惨殺死体が日本海岸で発見された。同じ頃、米国防総省の下請け情報機関に所属するアナリスト・葉山は調査中にある情報を入手する。鍵を握る謎の言葉「プラチナ・ビーズ」とは?

スパイ小説いろいろあるけど個人的に泣いたのは五條瑛の「プラチナ・ビーズ」。このプラチナ・ビーズ、日本ではとてもありふれたものなんだけど、ある国では文字通りプラチナのごとく値高いものでな…。ほんとすき。

五條瑛さんの『プラチナ・ビーズ』読了。いやーやっぱり面白かった。特にサーシャの登場とプラチナ・ビーズという言葉の意味が明かされる後半部分はページをめくる手が止まらなかった。元々著者の作品では革命シリーズが大好きで、その中の主要人物であるサーシャとすみれの出会いも読めて満足である。

五條瑛のプラチナ・ビーズ読了。分厚いのにすごく軽快で読みやすくて読みごたえたっぷり。スパイ小説とか北朝鮮とか難しそうで恐る恐る読み始めたけどおもしろかったー!登場人物も皆頭の中で描けて勝手に動き出すくらいイキイキしてた。タイトルも素晴らしいね。

★『イベリアの雷鳴』 逢坂剛

内戦の痛手いまだ癒えぬスペイン。ジブラルタルを巡り、日英独の諜報戦が熾烈を極めるマドリードに現れた宝石商・北都昭平は、やがて激動する歴史の渦へと巻き込まれていく。

逢坂剛著 イベリアの雷鳴 読了 面白かった。逢坂剛先生のスペインシリーズはあまり知らないスペインの近代史に触れられるのがいい。 あとペネロペ可愛い。

逢坂剛さんの『イベリアの雷鳴』読了。長かった(文庫で700頁)けど面白く、さくさく読めた。イベリアシリーズ(全7冊)読んでみようかな。とりま、続いては、柴田よしきさんの『ふたたびの虹』を読み始めました。

8. イベリアの雷鳴/逢坂 剛 WW2時代、中立の立場だった為「ヨーロッパのバルコニー」と呼ばれていたスペインを舞台に、枢軸・連合の各国スパイが情報線を繰り広げる「イベリアシリーズ」の1作目。すごく勉強になるし各国のバトル熱いです。 pic.twitter.com/7KDURTcyKt

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