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Truvativ1さん

そもそも、双胴船てなに?

二つの船体を甲板でつないだ船の事です。
船体を細くしても甲板が広く取れるため、安定性が高く、その割に巡航速度を早くすることができます。
そのため海洋調査船や短距離を高速で大勢運びたいコミューター船などに向いています。

国内

かつて川崎~木更津間を結んでいた小型双胴カーフェリー。
事業者の日本カーフェリーが所有していたありあけ型 の双胴船6隻のうちの一つ。

アクアラインの開通によって木更津航路は廃止、シーコム、マリンエキスプレスと曲折をたどった同社も原油価格の高騰で業績が悪化し分社、清算となってしまった。

佐渡汽船の双胴高速フェリー
ウェーブピアサー(波浪貫通型双胴高速船)と呼ばれるタイプで、製造はオーストラリアのインキャット社。

伊豆箱根鉄道が運航している芦ノ湖遊覧船。
芦ノ湖遊覧船はほかに十国丸、はこね丸、第二こま の計4隻があるが、いずれも微妙に大きさや構造が異なる。

双胴船といえば高速のイメージが強いが、これはのんびり遊覧船なので11ノットしか出ない。

熊本新港と島原を30分で結ぶ全軽合金製の高速双胴カーフェリー。

双胴船としては非常にスリムだが乗用車なら51台、バスなら9台積載することができる。

カウンターバーやスペシャルシートも備えるなど高い快適性と高速性、経済性を兼ね備えている。

海底地形の調査や海底地震計の設置など厳密な操船を必要とする海洋調査のために作られた双胴船。
沖縄トラフの熱水鉱床の調査や潜水艦と衝突して沈没した漁船の捜索など八面六臂の活躍をし、2016年に惜しまれながらも退役。

新潟の岩船港と粟島を結ぶ高速連絡船
日本海側の連絡船として初めて導入された双胴船

東海汽船が熱海~伊豆大島航路で運用していた高速双胴艇。夏の繁忙期には竹芝桟橋航路でも使用された。

初代が退役後シーガル2にバトンタッチされたが、のちに2が外され「シーガル」とだけ呼ばれるようになった。

現在大島航路ではボーイング社のジェットフォイルが導入されているが、シーガルはタンザニアの海運会社に払い下げられ、名前も塗装もそのままでダルエスサラーム~ザンジバル間航路で働いた。

オーストラリアのAND社の設計のもと、日立造船が建造した日本で初めてのウェーブピアサー(波浪貫通型双胴船)。
安田汽船の長崎~串木野航路で使用されたが、就航直後からエンジンの故障や船体亀裂などの不具合が多発。運航会社と造船会社、エンジン主機メーカーとの折り合いがつかず長期にわたって係留されたままとなり、航路を引き継いだジェイオーシャンが名前を変えて使用するも、2003年に航路が廃止されてしまった。

運輸省が中心となって計画した日本の技術の粋を集めた高速輸送船「テクノスーパーライナー」の唯一の実用船。従来25時間かかっていた東京~小笠原航路を16時間半で結び、便数も大幅に伸ばすことを期待されたが、折からの原油価格高騰で採算性が悪化。 支援予定の東京都・国交省が撤退したため、運航予定の小笠原海運が運用と受け取りを拒否し一度も運航されないまま放置された。
海兵隊の兵員輸送船への転用、他航路への就航などが模索されたが、いずれも実現せず、東日本大震災の被災者への支援活動のために一ヶ月だけ使用されたのち、解体が決定。150億をかけた高性能船としてはあまりにも勿体ない結末を迎えた。

神戸空港と関空を結ぶベイシャトルの高速双胴船。
2隻が一日に32便と忙しく働いているが、2017年7月に「そら」が灯台と衝突し多数の負傷者を出す事故を起こしてしまった。

かつて東日本カーフェリーが青函航路で運航していた高速カーフェリー。建造はインキャット・タスマニア社。
36ノットの快速で函館~青森間を2時間前後で結んでいたが、東日本フェリーが国内フェリー事業から撤退、台湾に売却され「麗娜」と名前も変わった。

沖縄県の与勝半島の先端にある平敷屋と「キャロットアイランド」こと津堅島を結んでいた高速連絡船。わずか一年で運航停止、製造元の三保造船の預かりとなったものの三保造船も破産と災難続きだったが塗装を一新。名前も「かぜ」と変わり、神戸~関空ベイシャトルの予備船となった。

船舶火災に対応する高い放水塔を備えるために安定性が必要なことから双胴になっている海上保安庁の消防船。

東日本大震災で爆発炎上を起こした千葉県佐原のコンビナートの消火に当たったのを覚えている人もいるだろう。

津新港と中部国際空港を結ぶ津エアポートラインの高速双胴艇。
速力31ノットで100人を運ぶ。
同型艦に「カトレア」がある。

建造は「高速双胴船の西の横綱」と言われる三保造船所

三原~今治間を結んでいた双胴船。

徳島高速船に所属していた同型4隻のうちのひとつ。
後に東海汽船に売却され「アルバトロス」と名称変更。 竹芝桟橋~伊豆大島航路で運航していたが、1年足らずでジェットフォイルにバトンタッチし稲取航路に配転された。

熊本港と本渡港を1時間で結んでいた高速双胴船。
製造は双胴船に強いオーストラリアのオースタル社。
原油価格高騰の煽りを食って2009年に運航休止してしまった。

鳥取県の堺港と隠岐島を結んでいた高速双胴船。
同航路にジェットフォイルの導入が決まったため引退。

韓国の大亜高速海運に払い下げられて「ドリーム」と名前を変え釜山~福岡航路に使われたが、現在は休航中。

海外

香港~マカオ間を結ぶ高速双胴艇。
信徳中旅船務管理有限公司はオースタルキャットをはじめとして複数の高速双胴艇とジェットフォイル水中翼船を所有し、24時間絶え間なく運航サービスを行っている。

オマーン政府が所有する超高速双胴船。甲板にヘリが着艦できる贅沢な造り。

公称最高速度は51ノットとジェットフォイルよりも早い。

中国のバルカフェリーが運用する双胴船。
海威船舶工業が製造したディスカバリーベイは同型の1~8号まである

カナダ沿岸警備隊が運用する海洋調査船。

2010年に就航したばかりの38ノットの高速を誇る大型双胴カーフェリー。

シチリアのポート・オブ・ポッツァーロとマルタ共和国のヴァレッタを結ぶ ヴァーチュ フェリーズ社のフラグシップ。

アメリカ海軍の海洋観測船。
かいようを建造した三井造船が建造に協力している。

843人の乗客と227台の乗用車を積載できる双胴大型高速カーフェリー。

42ノットの快速を誇りイギリスのポーツマス~フランスのシェルブール間をわずか3時間で結ぶ。

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