ある日突然天才に。。本当にあった人体の不思議な話

人間の可能性は未知数すぎる。※随時更新

更新日: 2017年06月17日

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「31歳で天才になった男」-ジェイソン・パジェットの話

ジェイソン・パジェットはあるとき強盗に突然なぐられて脳に損傷を負う。そのことがきっかけで「サヴァン症候群」と「共感覚」が備わる

サヴァンとは、障害を抱えながら特定の分野(芸術・学問等)で優れた才能を見せる症状。共感覚とは、一つの刺激に対して複数の感覚(例えば文字・音・形に色・匂い・味)を感じる特殊な知覚現象

これがきっかけで数学的な才能を後天的に身につけることになり、彼は大学で数理学を研究。フラクタル図形や円周率に関するさまざまな図形を描き、それが国際的に注目される

後天性サヴァンの患者は、世界で50人もおらず相当珍しいらしい。

ジェイソンの波乱万丈人生を綴ったノンフィクション。「普通」でなくなってしまったがゆえの苦悩も描かれている。

「においを失ったシェフの卵」-モリー・バーンバウムの話

一流シェフを夢見て修行するモリーを、ある日交通事故が襲った。そして傷が癒えはじめて気づいたことは…何もにおわない!

シェフ見習いとして致命的な後遺症を負う。

無色透明の世界の中で、ローズマリーの匂いだけが感じられたことをきっかけに、徐々に感じる匂いが増えてくる彼女

かすかな希望を胸に、自ら嗅覚の謎に迫っていくモリー。

オリヴァー・サックスを訪ねたり、フランスで調香のサマースクールにまで参加。そうするうちに一度分断された神経系が再び繋がり始め、やがて沢山の匂いを感じられるように回復する

オリヴァー・サックスは著名な神経学者。

シェフになる夢の変更を余儀なくされたモリーだが、嗅覚障害を乗り越えるなかで持ち前の探究心と取材力が開花し、現在はジャーナリストとして活躍している

本人による著書。闘病記というよりも、未だ謎の多いにおいの面白さを当事者の立場から描いている。「アノスミア」とは嗅覚脱失の意。

「自分の身体に閉じ込められた青年」ーマーティン・ピストリウスの話

左がマーティン。こちらはその話題がCNNで取り上げられたときの動画(英語)。

マーティン・ピストリウスは12歳の時、病気で昏睡状態になり意識不明の植物状態に。2年後に意識だけが覚めたが体は動かせず、口も利けず、周囲の人に知らせる手立てがない状態となった

俗にいう「閉じ込め症候群」になってしまったマーティン。

徐々に思考能力も回復し、19歳になると自分が置かれた状況を完全に把握できるようになっていたが、彼が意識を取り戻したことに気づくものは、誰ひとりいなかった

10年たった頃、あるセラピストが気づいた。マーティンの一部が目覚めていると。そして両親も、息子の知性が少しも損なわれていないと知った

その後、壮絶なリハビリを経て奇跡の復活を果たしたマーティン。

病に倒れる前の記憶がないマーティンは、車椅子に座り、話すこともできない。しかしコンピューター分野で素晴らしい才能を発揮。あらゆる困難を乗り越えて恋に落ち、結婚し、ウェブデザイン事業を立ち上げる

自伝はNYタイムズベストセラーにも。

「ドナーの記憶を受け継いだ女」-クレア・シルヴィアの話

ドナー⇔レシピエント間に稀に起こる「記憶転移」として有名な例で、1988年にアメリカで起きた出来事。記憶転移に科学的根拠はない。

事故死した青年の心臓を移植された48歳のクレアに、手術後、不思議な変化が起こる。食べ物の好みが変わり、乗ったこともないバイクが恋しい

苦手なピーマンが好きになったり、ファーストフードが嫌いだったのにチキンナゲットが好きになった。歩き方が男の様になり、静かな性格が非常に活動的な性格に

通常、移植手術を受けた人はもとの脳死者の情報を得ることができないが、彼女は夢で知った若者の名前を手がかりに本人を突き止め、その家族に出会うことになる

心臓はただのポンプか魂か?本人による渾身のノンフィクション。

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