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一般的にはハードルが高いとされる40代以降の転職 成功させるためには?

35歳限界説があるように一般的にはハードルが高いと思われている40代以降の転職。人材不足が叫ばれているとはいえ年齢が高い世代ほど募集しない傾向が強いわけですが、それでも狙う市場と会社さえ間違えなければ、40代の転職を成功させることは可能だということです。

更新日: 2018年02月17日

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egawomsieteさん

■70社の面接を受け…3割年収ダウンでようやく再就職

高橋克彦さん(仮名・49歳・バツイチ)/年収750万円→年収500万円

<高橋さんの経歴>
22歳 法政大学卒業 大手システムインテグレーターAに入社
35歳 大手外資系IT企業に転職
39歳 大手工業機器メーカーに転職
42歳 大手システムインテグレーターBに転職
43歳 大手システムインテグレーターCに転職
45歳 うつ病で休職
46歳 早期退職制度に応募。治療に専念する
47歳 就職活動を開始
48歳 離婚
48歳 現職の中堅システムインテグレーターDに就職

システム開発の管理職として名のある企業を渡り歩いてきた高橋さん。シングルファザーとして大学生と高校生(私大へ進学決定)の子供を抱え、教育費は年200万円近くになる状態だ。

 前職は激務と上司のパワハラでうつ病を発症。退職&治療の後、40代後半での再就職を果たした。

「前職の休職直前には、交差点でクルマに飛び込もうとしてしまいました。幸い見知らぬ通行人が止めてくれたので一命をとりとめましたが、これをきっかけに休職することにしたんです」

1年間の休職の後、早期退職。さらに1年間の治療を経て、就職活動を開始した。求人情報サイトやハローワークなど合計6種類ほどに、ひたすらエントリーを敢行。条件は正社員と年収600万円だ。

「現職に決まるまでに、エントリーは200社以上、面接は70社くらい受けました。月5~6社は面接していたと思います」

 ところが半年たっても決まらない。「ヤバイかも」という焦りはどんどん大きくなったという。

「先行き不安で、特に半年たったあたりから、焦燥感で相当、追い詰められましたね。面接へ行っては落とされる状態だと、自信もすり減っていきますし……。これまでの転職は、次の職場を決めてから辞めていたので、そんな状況は初体験。やっぱり転職は“次を決めてから退職”が鉄則。というか、年をとったら転職しないことが一番いいと感じました」

現職の募集案件は、以前に関わった業界のシステム開発だったことが幸いした。ただし、年収は希望条件より100万円少なく、前職に比べて3割以上もダウン。生活はギリギリで、高校生の息子の分も含めた節約弁当を手作りするのが高橋さんの日課。特売の豚こまの炒め物に、スーパーのポテトサラダという2品が定番とか。

「年収はある程度仕方ないものの、不満は仕事の内容。面接時には工業系のシステム開発を担当するはずだったのですが、入社してみたら、なぜか流通系のシステム開発をすることに。得意分野で勝負できないツラさがありますね」

<転職のプロが斬る敗因>
●応募しすぎ――200社受けても打率は上がらない

「あまりにたくさん応募していると“志望の会社に行く”ことよりも“どこかに引っかかる”ことが目的になってしまうんです。もっと絞り込んで受けたほうが、希望に沿った転職ができたはず」(人材コンサルタントの小林毅氏)

「酷な話ですが“うつで休職”がその後の転職のネックになるのは事実。病気になるまで自分を追い込まないことがなにより肝心」(キャリアコンサルタントの高野秀敏氏)

出典https://nikkan-spa.jp/1453935/2

■40歳以上の労働者、転職による賃金の減少鮮明

内閣府は、景気の現状などを分析した報告書「日本経済2017―2018」(ミニ白書)を公表した。

転職について調べた結果、年齢が40歳以上では、転職による賃金の減少が鮮明となった。

 転職前後の賃金変化率について、04~16年にわたって分析した。正社員などの一般労働者が別の正社員職などに転職した場合、40歳以上の年齢層では、調査期間中、常に賃金が減少していた。

 一方、29歳以下では、ほぼすべての時期で、賃金が増えていた。年齢層が若いほど賃金の変化率は高い傾向を示した。白書は、「年齢が転職後の賃金上昇率を大きく左右している」と指摘した。

 16年の転職数は306万人で、09年(319万人)以来、7年ぶりに300万人を超えた。

■現在の「40代の転職事情」は?

ヘッドハンティングの対象となるような専門性、業界内での実績があるなど一部の方を除くと、40代の転職は20代、30代の転職と比較すると厳しい現実があるのは確かです。

なぜなら、職務能力が同等であれば、企業は給与の条件面で採用がしやすく、適応力やポテンシャルが高いと考えられる20代、30代を採用することが多いためです。また、組織の年齢構成などの問題から、新卒採用で充足できなかった人材を補てんするために、中途採用で第二新卒を積極的に採用する企業もあります。

一方でニーズは少ないですが、経験豊富な40代を、即戦力として迎えたいと考える企業もあります。特に社歴が浅い企業や中小企業、新規プロジェクトを短期間で立ち上げたい企業などは、実践力のある人材が不足しているため、すぐに活躍できる人材を求める傾向が強いです。また管理部門を強化する場合、経験豊富な人材を採用したいと考える企業もあります。

ですから、「40代だから転職は厳しい」ではなく、「即戦力として活躍できる世代だ」と考えることが、40代で転職を成功させるカギになります。

■40代の転職は厳しいのか

まず一般的なイメージとして、40代の転職はかなり厳しいと思われています。実際に転職市場を見ると、多くの企業では35歳以下を年齢条件としています。40代が転職できないと思われる理由は、このことが大きな要因となっています。

正直なところ、40代が20代や30代と同じ職種に応募しても勝ち目は薄いでしょう。なぜなら40代に求められることは、若い世代とは違うからです。このことを理解しないで応募しても、履歴書すら見てもらえない状況に陥ります。

転職で失敗する40代の多くは、自分の市場価値を理解していません。また転職経験が乏しい人も多く、履歴書の書き方や面接もしっかりと対策できていないことが多いです。40代の転職が厳しいのは、単純に年齢制限だけではなくこうした理由も挙げることができます。

厳しいと言われる40代の転職で成功している人は、しっかりと自分の市場価値に合う企業を見つけた人になります。どこでも良いから転職するのではなく、自分の市場価値にマッチする企業に応募しているのです。この市場調査をすることで、40代の転職を成功させる第一歩になります。

■40代の求人の見つけ方

40代の転職で、最も難しいことが求人の見つけ方になります。市場に出回っている求人の多くは35歳までが多く、40代の求人は少ないからです。40代に適した求人情報を見つけることが、成功のポイントになるのです。

そうは言っても、40代に適した求人情報を探すことは簡単なことではありません。毎日ネットや求人誌を眺めたとしても、運よくピッタリの求人を見つけられる確率は少ないです。40代の転職には、自分からアプローチする力も必要になります。

アプローチの方法としては、転職エージェントやハローワークの利用が一般的です。どちらも求人情報が多いので、40代にもマッチする求人に出会える確率が上がります。ただしハローワークに関しては求人の質がピンキリなので、見極めるのが難しいです。

そうなると転職エージェントの利用ですが、こちらも注意が必要になります。エージェントの中には、市場が動く35歳までを対象としているところが多いからです。基本的に転職事業は斡旋が成功してお金が動くので、決まりやすい若い年齢層を対象としていることが多いです。

40代以上の年齢も対象としているエージェントを利用することが、転職成功の近道となります。中高年向けの転職サイトもあるので、そういった媒体を利用するのも一つの方法になります。

■40代の転職で成功する人の特徴

40代の転職で成功する例として、主に2通りのパターンがあります。純粋にキャリアアップを成功させる人と、自分のやりたい仕事を見つける人になります。どちらも自分に合った転職ができたという意味で、40代の転職に成功したと言えます。

転職に成功というと、一般的には給与が上がって環境が良くなることを言います。ですが考え方は人それぞれで、給与が下がっても転職したいという人はいるのです。成功の定義は人それぞれなので、自分に合った転職先を探すことが成功の秘訣です。

実際にあった転職として、大手の企業からタクシー運転手になった例があります。バリバリの競争社会に疲れて、のんびりとした仕事を選ぶことにしました。しかし営業職のキャリアだったので、求められる企業は競争社会になってしまいます。

同じキャリアでは幸せになれないと、友人のコネでタクシー運転手になりました。結果として給与は下がりましたが、毎日を楽しく過ごすことができるようになりました。転職成功といってもお金だけではなく、生活の幸福度も重要になってきます。

特に40代は人生で会社に疲れてしまう人も多いので、そういった転職も検討の余地はあると考えてよいでしょう。もちろん一般的な転職通りに、キャリアアップを狙うのも成功に繋がります。どちらも自分で明確な目標をもって動いているので、転職に成功できるのです。

■40代で未経験の仕事に転職は可能か

40代で未経験の仕事を見つけることは、簡単なことではありません。普通の企業であれば、40代の未経験を募集することはほどんどないでしょう。ハローワークなどを探せば、40代で未経験の求人を見つけられるかもしれません。

もし40代未経験可の求人があったとしても、かなりブラックな可能性があります。離職率が高かったり、仕事が激務などのリスクも覚悟しておくべきです。同じ未経験を雇うのであれば、将来性がある若手をとるのが一般的です。

基本的に未経験は、良い求人に出会うことは難しいと考えてよいでしょう。ですが成功例もあり、タクシー運転手で40代の転職に成功した人もいます。そういった年齢が関係ない仕事であれば、40代未経験でも転職可能です。また職業訓練を受けて、40代の未経験で転職に成功した例もあります。こうした例もあるので、40代の未経験でも転職に成功することはできます。

■何も考えずに勢いで転職活動をすると、再就職に失敗する可能性が高くなる

計画的に転職活動をすることが、40代の再就職で成功する確実な方法になります。そのためにはエージェントを利用したり、周りの成功例を見ることもお勧めです。40代の再就職は簡単ではありませんが、絶対にできないことはありません。上手に情報を活用することで、40代でも再就職をすることは可能です。

■転職成功している人はどのような転職活動のポイント

40代の転職成功とは、単に新しい会社から採用されることではなく、なるべく短期間で本人が希望する職種や年収で転職が実現することを指します。

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