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韓国新大統領「日韓合意」の合理履行に難色。やはり、反日は捨てられない?

慰安婦問題の再交渉を公約に掲げ新たに韓国新大統領に就任した文在寅(ムン・ジェイン)氏。両国の反応、経緯をまとめてみた。

更新日: 2017年05月15日

rep0627さん

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朴槿恵前大統領が弾劾、罷免されたため7カ月前倒しで行われた韓国大統領選挙で、文在寅(ムン・ジェイン)候補が当選した。文氏は「完全に新しい韓国」をスローガンに掲げ、「不正腐敗を繰り返してきた積弊勢力を清算する」「原則と常識が通じる国らしい国を作る」と強調してきた。

安倍首相との電話会談で。

文氏が大統領選で「再交渉」を主張した2015年12月の慰安婦問題を巡る日韓合意について、首相は着実な履行を求めたが、文氏は「韓国国民の大多数が、感情的に合意を受け入れていないのが現実だ」との見方を示した上で、「韓国国民の感情と現実を認めながら、双方が共同で努力しよう」と述べるにとどめた。

日本の各分野反応は?

菅長官は日韓合意について「国際社会も、米国をはじめ高く評価している。日韓両国が責任を持って実施していくことが重要だ」と指摘。その上で「韓国側に粘り強くあらゆる機会を捉えて合意の着実な実施を求めていく。(首脳間で)責任を持って進めていこうという話は当然、することになる」と述べた。

外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は「再交渉することはあり得ない」と述べた。

松本は、韓国は強すぎる世論がリーダーの役割を果たしているとし、国のトップが代わったところで、日韓合意をめぐる状況はもう大きく変わらないという見解を示す。そして、「日韓合意(の再交渉)は、もう絶対日本は受け付けなくていい。もう終わっている話」と、日韓合意見直しに否定的な立場を見せた。

どんな政権に代わろうとも「最終的かつ不可逆的」解決をうたった2国間の合意の重みが変わるものではありません。韓国側がどのような出方をしたとしても、日本は粘り強く合意の履行を求めていくことが大事です。

産経新聞 編集局

韓国の反応は?

日韓合意に関し、破棄や再交渉ではない第3の道が必要だと強調したという。

「共に民主党」重鎮の文喜相議員

韓国の専門家らの受け止めもおおむね良好だ。韓東大の朴元坤(パク・ウォンゴン)教授(国際関係学)は聯合ニュースに対し「初めての電話会談としては非常に攻撃的で強く話したと思う」とし、合意の履行を求める「日本は非常に面食らったと思われる」と述べた。

朝鮮日報は、日本側が再交渉に応じない立場を説明し、「その場合、韓国政府が一方的に『合意破棄』を宣言し得る。しかし、この場合、韓日関係の破綻はもちろん『国家間の約束破棄に伴う(韓国の)信頼低下』を覚悟せねばならない」と報じた。

世論調査では?

日本政府が再交渉に「応じるべきではない」と答えた人は61%に上り、「応じるべきだ」の25%を大きく上回った。

韓国が日本に合意履行が不十分だと主張

国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会が慰安婦問題をめぐる2015年の日韓合意の見直しを韓国政府に勧告した問題で、韓国が同委員会に提出した文書で日本政府の10億円拠出に触れず、日本側の履行が十分でないため慰安婦問題が解決されていないとの見解を示していたことが13日、分かった。

韓国は自滅の道を歩む?

日韓合意を反故(ほご)にする行為は、国際社会から「韓国は国家間の約束も守れない野蛮で恥知らず、信用できない国」と位置付けられる。日韓合意の後ろ盾となった米国の顔にも泥を塗る行為であり、今後、外国企業の韓国進出、投資などにも影響が出る。国家として「自滅」の道をたどりかねないのだ。

そもそも慰安婦の賠償責任問題は韓国政府に?

1965年、日本と韓国は「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」(日韓基本条約)を締結して国交を回復したが、同時に「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」(日韓請求権並びに経済協力協定)を結んだ。
 同協定において、日本は韓国に残してきた日本の資産の所有権をすべて放棄し、さらに最終的に総額8億ドル(当時の韓国の国家予算の2.3倍)の経済援助を行った。これで、請求権に関する問題は、日韓間で慰安婦問題も含めてすべての賠償義務は韓国側にあるとして「完全かつ最終的に解決」されたことになったのだ。

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2017/01/post_17774.html
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文在寅(ムン・ジェイン)氏も「反日」で政権を維持運営することになるかと思うと朴槿恵政権時代と同じ関係を繰り返す可能性が大きく複雑な心境となる。謝罪の尺度は人それぞれで難しい。ただ、日韓基本条約及び日韓合意を交わしているという事実は大きい。日韓が反目しあうことのメリットは一つもない。韓国には、合意に基づいた履行を切に望む。

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