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護憲派の中心と言われる共産党 実は過去憲法9条を否定していた

共産党など、護憲を叫ぶ人々は、「憲法第9条は世界の宝」と言う。しかし憲法制定時、共産党は第9条を「一個の空文」であると批判し、「民族独立のため反対しなければならない」と啖呵(たんか)を切っていた。

更新日: 2017年07月03日

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q6600esさん

この中で、闘争本部の本部長を務める志位委員長は「安倍総理大臣は事もあろうに、憲法9条に自衛隊を明記する改憲を行い、2020年までに施行すると宣言した。これは自衛隊を憲法上追認をするだけにとどまらず、海外での武力行使を無制限に可能にすることが、いちばんの狙いであり、本質だ」と指摘しました。

そのうえで、志位氏は「日本の未来が懸かった大闘争になると考えており、改憲策動を絶対に阻止するために、党の総力を挙げて頑張り抜く」と述べ、改憲の阻止に向けた強い決意を示しました。

日本共産党が注目を集めている。志位和夫委員長はテレビのインタビュー番組に引っ張りだこだし、政治討論番組は共産党抜きに番組が成立しないくらいの勢いだ。

しかし実は共産党は現憲法が制定されるとき 憲法9条を真っ向否定していた

1946年当時、リーダーの1人だった野坂参三衆院議員は「自衛権を放棄すれば民族の自立を危うくする」といって9条に反対しているのだ。

小池晃副委員長は「当時の吉田茂首相が『9条には自衛権がない』と言ったからだ。後で自民党政権は『自衛権はある』と認めたから、いまの憲法でいい」という理屈を展開した。

そんなことを言ったら、共産党が憲法に反対したり賛成したりするのは、政府の憲法解釈次第という話になってしまうではないか。独立した政党の主張がそれでいいのか。

共産党など、護憲を叫ぶ人々は、「憲法第9条は世界の宝」と言う。
では問いたい。現憲法が制定される際、この第9条に唯一反対を貫いた政党はどこか。
共産党である。当時、共産党は第9条を「一個の空文」であると批判し、
「民族独立のため反対しなければならない」と啖呵(たんか)を切っていた。

反対の最大の理由は、自衛戦争まで吉田茂首相(当時)が否定していたからである。
共産党は「自衛戦争と積極的平和主義を肯定していた」のである。

それがいまや護憲派なのである。
共産党は護憲派への大転換を「吉田首相が、当初、自衛権まで否定していたが、
その後、自衛権があることを認めた」からだと釈明している。

大嘘である。1985年版『日本共産党の政策』には
「憲法上の措置(第9条の改正)がとられた場合には、
核兵器の保有は認めず、徴兵制は取らず志願制」とすると明記している。
94年7月の第20回党大会までは、第9条の改正を公然と掲げていたのだ

共産党の野坂参三元議長は昭和21年8月、政府提出の「帝国憲法改正案」に対して
各党が最終態度表明を行った衆院本会議で、憲法9条についてこう反対の論陣を張っていた。

われわれは民族の独立をあくまでも維持しなければならない。

日本共産党は一切を犠牲にして、わが民族の独立と繁栄のために奮闘する決意をもっているのであります。

要するに当憲法第二章(第九条)は、わが国が自衛権を放棄して民族の独立を危うくする危険がある。それゆえにわが党は民族独立のためにこの憲法に反対しなければならない。

野坂参三だけではなく、当時、日本共産党の志賀義雄も「新憲法(日本国憲法のこと)の武装放棄条項だけは絶対にのめない」という演説をぶっている。

「(国際的に不安定な状態にある)現在の日本にとってこれは一個の空文にすぎない。
わが国の自衛権を放棄して民族の独立を危うくする危険がある」
「侵略された国が自国を守るための戦争は正しい戦争」

(野坂氏)

それが警察予備隊(25年創設)、保安隊(27年設置)、自衛隊(29年発足)
と国際環境の変化に基づく現実社会の要請を受ける中で、共産党の姿勢は真逆に方針転換する

「党は、憲法草案の採択にあたり、反対の態度を表明しました。大きな理由は
、二つありました。一つは、天皇条項が主権在民と矛盾したものであり、戦後の日本では、
天皇制の廃止と徹底した民主主義の政治体制への前進がもとめられていたからです。

二つ目に、党は、憲法九条のもとでも、急迫不正の侵害から
国をまもる権利をもつことを明記するよう提起しました。

しかし、吉田首相は九条のもとで自衛権はないとの立場をとり、
党は、これを日本の主権と独立を危うくするものと批判して、草案の採択に反対したのでした」

1985年版『日本共産党の政策』には「憲法上の措置(第9条の改正)がとられた場合には、核兵器の保有は認めず、徴兵制は取らず志願制」とすると明記している。94年7月の第20回党大会までは、第9条の改正を公然と掲げていたのだ。

一言で言えば、共産党は重要政策で自分たちの本音を隠して、国民に耳触りのいい議論をばらまいている。経済政策ですっきり自分たちの主張を唱えているように、安保防衛・外交政策でも正々堂々、自分たちの本音で勝負してもらいたい。

護憲をかかげているくらいだから、共産党も中核派や革マル派も平和主義者の集団なのかというと、そんなわけがない。中核派や革マル派は過激派だし、共産党だって、もともとは革命路線を踏襲していた政党である。

現憲法の骨格となったマッカーサーが示した原則では、当初、「自己の安全を保持するための戦争」も放棄することが明記されることになっていた。

護憲派は、自衛隊は憲法違反だと言い、日米安保にも反対だと言う。要するに“丸腰日本”というのが彼らの主張である

その無責任さは、実は護憲派も分かっている。だから即時自衛隊解体、安保廃棄とは叫べないのである。

こんな無責任を放置しないためにも第9条をすっきり改正することが重要なのである。どうやって国を守るのか、その回答を持たない護憲派の最大の泣きどころこそ第9条なのである。

外交と憲法についてだ。自己矛盾や見え透いた言い逃れがあって、話が首尾一貫しないのである。

中国や北朝鮮の脅威にどう対応するか。小池晃副委員長は「軍事力に依存しない外交力」という。

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