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たとえ話ができれば会話上手!「例え」や「比喩」のうまい使い方とは?

話を分かりやすくし納得・共感を得る手段として使われる比喩や例え。ストレートに言うと重い発言も、例えで言うことで関節的なため軟らかい表現となり受け入れやすくなり、より説得力が増し共感を得ることが多いです。自分の言いたいことを代弁し、人をその気にさせる働きをするたとえをうまく使うには?

更新日: 2017年05月19日

egawomsieteさん

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■「例え」の目的

■「たとえ話」を理解すれば

◦相手に応じて説明の方法をいろいろと変えられる → 話し手の表現力が鍛えられる
◦相手は、分かりやすくイメージできる → 難しい話でも容易に伝えられる
◦どんなことに興味や関心を持っているかを知ることができる → より良いコミュニケーションが実現できる

■例え話はわかりやすい

たとえ話は、話の内容を聞き手により具体的に分かりやすくイメージさせる、とても便利な話術です。分かりやすい授業をする先生や成績のいい営業マンは、たいていこのたとえ話が得意です。相手を深く納得させることで心をつかむんですね。

たとえ話をうまく使うには、聞き手に合わせて内容を変えていく必要があります。どんなにうまいたとえ話でも、例えば、海に行ったことのない人に「海で波に乗るような感覚」と説明してもピンときませんよね。たとえ話をするときは、できるだけ、聞き手の年齢や性格などを考慮するようにしましょう。

■たとえ話が思いつかないときは比喩でもよい

「比喩」とは、物事を別のなにかになぞらえて表現することです。例えば、相手に外は雨が降っていたということを伝えたいとき、「まるでバケツをひっくり返したような雨が降っていた」と表現したほうが分かりやすいですよね。

他にも「マシュマロのような手触り」とか「少年のような笑顔」などという使い方をします

■よりわかりやすい表現に人は動かされる

アメリカのサンタ・クララ大学のエドワード・マキュアリー准教授は、177人の人に対し、食器用洗剤に関する二種類の広告を見せるという実験を行いました。その結果、普通に「これは食器用洗剤です」と書いてあったものよりも、「これはブルドーザー並みに強力に汚れを落とす食器用洗剤です」と書いてあったもののほうが人々の関心を集めたということです。

■焦りから、力が入りすぎて、本来の実力を発揮できない部下に対しての例え

その彼に、上司が

「力を抜け」

と言って、説得した。力んでしまう相手にこれは無理な注文だ。

 部下に対して、次のように言ってみたらどうか。

「新幹線で大阪に出張したときね。自動ドアの前に立って一生懸命、ドアを閉めようとしている人を見かけたんだ。ちょっと、自分が脇にどけばドアは閉まるのにね。いまのキミに似ていないかな」

 自動ドアの前から離れるイメージが「力を抜く」に結びついた瞬間、〈そうか!〉と、部下はわかるのである。自分が変われば、相手も変わるのである。

■優秀だが、人づき合いの悪い部下に対しての例え話

あるとき、部長が彼に話しかけた。

「キミは寺田寅彦という物理学者を知っているかね」
 「ええ、『天災は忘れた頃にやってくる』という名言を残した人ですね」
 「そのとおり。ところで、この人の随筆のなかに、こんな言葉がある。
 『頭のいい人は足の早い旅人に似ている。人より先に目的地につくこともできるが、途中の道端にある肝心なものを見落とす恐れがある』これをキミにプレゼントしよう」

 日頃から、よい比喩の採集を心がけよう。ここぞという場面で、狙い定めて適切な比喩を放てば、一瞬にして相手を説得することも可能になる。

日本人は、なかなか「質問」をしない。もっと質問するように説得する際、「たとえ話」を使うとどうなるか。

スペイン語を勉強している日本の女性が、スペイン人の先生から、
 「辞書の引き方、知っていますか」
 「はい、知っています」
 「それでは人間の辞書を引いたことありますか」
 「人間の辞書ってなんですか」
 「私のことです。紙の辞書より正確だし、会話の能力を向上させるのにも役に立ちますよ」

 スペイン人の先生は、おもしろいたとえ話を使って、もっと質問するように、日本の若い女性を説得しているのである。

 よくできた「たとえ話」はあなたの言いたいことを代弁してくれ、人をその気にさせる働きをしてもくれるのだ。

■「~のようだ」と直喩でたとえた話し方のコツ

例えば「~~~のようだ」「~~~だったら」と実際の事柄とは違うが、もしそうだったらと、ある物事を引き合いに出して行う表現方法です。これを直喩(ちょくゆ)といいます。

直喩を使った話し方 例1
「彼女とデートができるなんて、うれしくて仕方が無い」(普通の表現)
 ↓↓↓
「彼女とデートができるなんて、まるで夢のようだ」(直喩の表現)



直喩を使った話し方 例2
「山頂から見る人影はとっても小さく見える」(普通の表現)
 ↓↓↓
「山頂から見る人影はまるで米粒のようだ」(直喩の表現)

その他の直喩の表現例
「滝のように激しい雨」 「カモシカのような長い脚」

■「~のようだ」の表現を使わず隠喩でたとえた話し方のコツ

「~~~のようだ」、「~~~だったら」のような表現を使わず、物事を直接たとえるものと置き換える方法もあります。これを隠喩(いんゆ)といいます。

隠喩を使った話し方 例1
「あいつは恐ろしく、無慈悲なやつだ」(普通の表現)
 ↓↓↓
「あいつは鬼だ」 (隠喩の表現)

隠喩を使った話し方 例2
「会話は相手が言った事に対して、言い返すことの繰り返しで成り立つ」(普通の表現)
 ↓↓↓
「会話はキャッチボールだ」 (隠喩の表現)


その他の隠喩の表現例
「君は僕の太陽だ 」

■物を人のようにたとえる擬人法を使った話し方のコツ

その他、似たような表現方法で擬人法(ぎじんほう)があります。擬人法は、人でないものを人にたとえて表現する方法です。本来感情の無いものに対して、そのものに感情があるように伝えることができ、話をイキイキと表現することができます。

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