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有効求人倍率がバブルを超えた!...「人手不足倒産」や「6月病」が拡大?

ついに「人手不足」がバブル期を上回る水準にまで達してきました。これからは仕事が回らなくなるだけではなく「人手不足倒産」や「6月病」患者の増加にもつながることも予測され、深刻な事態を招くかもしれません。

更新日: 2017年07月06日

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tokiokakeruさん

★バブル期以来の高水準となった有効求人倍率

厚生労働省が30日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.03ポイント上昇の1.48倍で、1990年7月のバブル経済時の最高水準(1.46倍)を超え、1974年2月以来、43年2カ月ぶりの高水準になった。

有効求職者数に対する有効求人数の比率のこと。有効求人 (求職) とは,新規求人 (求職) と,前月から繰り越された求人 (求職) とを合計したものをいう。有効求人倍率は,労働市場の需給状況を示す代表的な指標となる。

厚生労働省が全国のハローワークの求職者数、求人数をもとに算出し、「職業安定業務統計(一般職業紹介状況)」で毎月発表しています。

企業の求人が増加する半面、求職者数が減少した。業種別では、運輸・郵便業や製造業、建設業で求人の増加が目立った。

人手不足は東京などに限らず全国的な傾向。13カ月連続で全都道府県で有効求人倍率が1倍を上回った。運輸業や建築業など慢性的な人手不足業種だけでなく、製造業や小売業、医療介護など幅広い分野で求人が増えている。

介護施設の人員不足も深刻な問題だ。3Kと言われる重労働のイメージが強く、人が離れやすく集まりにくい状態が続いている。

企業の回答によると、「募集をかけても集まらない」「深夜の長時間労働や過重労働のイメージがあり敬遠される」といい、人材が確保できずに「店舗の閉鎖、営業時間の短縮」「顧客への対応が遅れる」といった弊害が出ているという。

★正社員の求人も増加傾向ではあるが...

独立行政法人の中小企業基盤整備機構が4月12日に公表した「中小企業の人手不足に関する緊急アンケート」によると、全体の73.7%が人手不足を感じ、このうち「かなり深刻」と「深刻」の回答が合わせて52.8%を占めた。

総務省の労働力調査によると、4月の正社員は前年同月比14万人増の3400万人、非正規社員は33万人増の2004万人。増加幅は非正規が正社員を大幅に上回った。

正社員を募集する求人倍率も0・97倍に上昇し、統計を取るようになった平成16年以降で最高。企業が将来の人材減を見越して、正社員を増やしているとみられる。

人出は足りないが、日本の人口自体が減っているので内需がどんどん伸びていくという期待が持てず、賃金は頭打ちになるという指摘も。

明治安田生命保険の小玉祐一チーフエコノミストは、企業は人手不足を受けて仕方なく正規雇用を増やしており、「どんどん景気が良くなって賃金が上がるかというとそれは別問題」と慎重な見方を示す。

事務職に就きたいという希望者が多い一方で、企業の中では事務職の仕事自体がどんどん効率化され消えていっているという現実がある。

★「人手不足」による企業倒産が現実になる?

労働者の奪い合いが激しくなる中で、必要な人材を確保できなかったり、十分な賃上げをできなかったりして倒産を余儀なくされる事例が増えている。

東京商工リサーチによると、2016年度(2016年4月~2017年3月)の「人手不足」関連倒産は310件(前年度321件)だった。代表者の死亡などによる「後継者難」型が268件(前年度287件)と大半を占めたが、「求人難」による倒産も24件と前年度の19件から増加した。

人手不足で倒産って本当に人手不足なのかね 資金不足じゃないの

人手不足倒産ってさ、結局、ある程度給与を多くしたりしたら人は集まったりするわけで、そもそも安く受注して、安く働かせようとするから発生するんちゃうかな。 高く受注する世の中になったら、世間はインフレに進むんやろか!?

実際に人手不足倒産してしまう企業や人手不足倒産しそうな企業の方々には申しわけないのですが、もう少し事態が深刻にならないと、人手不足と叫んでいながら給料や待遇はほとんど変わらないという一部の業界の現状は、改まらないのかもしれませんね。 twitter.com/officeshibata/…

★人手不足が「6月病」の原因になっているとの指摘も

実はいま、5月ではなく6月に突然メンタル不全で倒れてしまう「6月病」が増えているのだ。

5月病は「就職」「転職」「異動」など環境の変化や連休による反動で、体調不調を起こすことを指すが...

同様のことが、社会人とりわけ新人の場合は、6月頃に見られることが多く、近年「6月病」と呼ばれるようになりました。

元気だった人が「笑わなくなった」「無表情になった」「あいさつをしなくなった」「突然場違いに泣きだす」「食事等に誘っても断るようになった」といった様子がみられるときは「6月病」かもしれません。

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