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思わず唸ってしまう・・・パラドックスをテーマにした小説まとめ

よくあるテーマですが、面白くて読む手が止まらなくなる作品です。(パラドックス13、リライト、マイナス・ゼロ、七回死んだ男、PK、タイム・リープ あしたはきのう)

更新日: 2017年06月21日

sryamaさん

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★『パラドックス13』 東野圭吾

13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。

東野圭吾さんの『パラドックス13』読み終わりました。まさかそういう結末とは…。あり得ない事の中に日常を作ろうとする過程や人物の描き方がさすがでハラハラドキドキでした!すごく良かった!

パラドックス13ていう東野圭吾さんの本を読んだ。めちゃ面白かったす。善悪がはっきりしない問題(安楽死など)が沢山出てきて、そこを登場人物が極限の状況のなかで取捨選択していくプロセスを楽しめる本。理論と感情の区別なども論点に。好きだ。

パラドックス13。ミステリー小説として素晴らしいかどうかは俺には分からないけれど、読み物としては最高級に面白い。中盤あたりからの疾走感は、途中で手を止めさせてくれないほどだ。

★『リライト』 法条遥

1992年夏、未来から来たという保彦と出会った中学2年の美雪は、旧校舎崩壊事故から彼を救うため10年後へ跳んだ。2002年夏、作家となった美雪はその経験を元に小説を上梓する。

『リライト』読了。タイムリープとそれに伴うタイムパラドックスものである。未来と過去が交互に描写されていくのだが、所々であれっという変化が描写されていくところが魅力。ラベンダーの香りや作家である主人公の新作のタイトルと『時をかける少女』のオマージュがあり、ニヤリとさせられた。

『リライト』法条遥著。 未来から来たという転校生の保彦。その真実を知らされた美雪。だけど、なにかがおかしい。 最悪のパラドックスというだけあったすごい。 読み終えても、あれこれ考えちゃいまうよ。 嵌まりましたね。#読書 pic.twitter.com/vkipOx55zN

法条遥先生の「リライト」読み終わりました。一言で表現すると、古今東西使い古されたタイムパラドックスが原題なのですが、時間的に留まらない物語の交錯が怒濤に押し寄せ、ついつい一気読みしてしまいました…。オススメです。 pic.twitter.com/QigxsEdpfF

★『マイナス・ゼロ』 広瀬正

戦時中に隣人と交わした約束。18年後にその約束を果たそうとして、主人公が見たものは?

広瀬正のマイナスゼロはタイムマシンものとしてかなりの秀逸さだと思う。タイムパラドックスにはならない絶妙な発想に本当にうならされる!あと情景描写が綿密すぎてすごい。読むとみるみる昭和初期が目の前に広がってくる。読み終わっても余韻にひたりたくなるそんな一冊でありましたん。:)

広瀬正『マイナス・ゼロ』読了。めちゃくちゃ面白い。タイムマシンものの傑作として昔から有名だったらしいが、読んで納得の面白さ。昭和初期の東京(銀座)の街並みを詳細に描写した作者の筆力にも脱帽。

広瀬 正のマイナス・ゼロを読んでる。もう何回読んだか解らないけど、読む度に面白い。タイムマシンに乗って、戦前へ行く話なんだけど、戦前の銀座の様子や物価が凄く細かく書いてあるので、博物館のような楽しさもある。これを私が生まれた頃に書いてたのかーと思うとなんだか面白い。

★『七回死んだ男』 西澤保彦

同一人物が連続死! 恐るべき殺人の環。殺されるたび甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑む少年探偵。どうしても殺人が防げない!?

「七回死んだ男」読了。 SFミステリでした。 同じ日を九回繰り返す少年が、自分の祖父の死をいかにして回避するかの奮闘の話。 主人公の些細な行動が結末に大きな影響を与えてしまう、というかタイムパラドックスのアイディアは面白いですね。

『七回死んだ男』は成り上がり金持ちのおじい様の元に集った親戚一同が揃って原色のちゃんちゃんこ着こんでああだこうだ繰り広げるループミステリだよ。おじい様が殺されてしまうのをループ体質な孫が防ごうとするよ。ループごとに家族のいざこざが噴出して違う顔を見せだすので面白いよ。

ちまちま読んでたミステリ小説『七回死んだ男(西澤保彦)』を読了。わーコレ面白いな。最後に何かしらの「仕掛け」があるらしいって判って構えていたのに、唸ってしまった。

★『PK』 伊坂幸太郎

彼は信じている。時を超えて、勇気は伝染する、と――人は時折、勇気を試される。落下する子供を、間一髪で抱きとめた男。その姿に鼓舞された少年は、年月を経て、今度は自分が試される場面に立つ。

伊坂幸太郎 "PK" 読了。初めて彼の作品を読んだ。こんな小説、後にも先にもこれしかない。3つの物語の短編集かと思えば、実は全部の話がリンクしていて、それも内容がSF。ひとつずつ読んでも読み応えがあるし、大いに納得できるタイムパラドックスの解釈も自分的に初めてでワクワクした。

伊坂幸太郎「PK」を読んで。今回も、面白い能力を持った人物たちが話を彩っている。実際にはあり得ない事も、あり得そうに思えてきてしまうのがこの作家さんの凄いところですね。背景で動いている組織が一体なんだったのか…読み終わったあとも、楽しく想像力を膨らませてくれます。

小説伊坂幸太郎【PK】 3編で構成され繋がている これは二回読んだ方が面白いと思う 自分のふとした行動が何処かで誰かに影響し その人の人生、世界を変えることもある “臆病は伝染する 勇気も伝染する” 二回読まんとな pic.twitter.com/fwluQyqgdJ

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sryamaさん

漫画や小説、映画など「エンタメ・カルチャー」をメインにまとめています。