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1ヶ月という短期間で、国内外で”今”活躍する11名のアーティストによるレクチャーやワークショップを受講する豪華プログラム!
このプログラムはダンス作品を”つくる””踊る”、ダンスへの視点や概念を”拡張する”方向性を持っています。8ヶ月間の〈6期留学生〉は無理だけど…という方には持ってこい!今回はその〈短期コース〉で講師を務めてくださるアーティストをまとめています!第1弾!

⒈ 北村明子

短期コース講師1人目は、日本だけでなくアジアで活躍されている 北村明子さん からスタート。ダンスだけでなく、オペラ、演劇、映画等々の振付もされています。

出典jfac.jp

振付家・ダンサー、信州大学人文学部准教授。95 ’文化庁派遣在外研修員。米国のBDF(01)、ADF(03)で委託作品発表。代表作finks(HOUR紙2005年ベストダンス作品賞受賞)、ghostly round(ベルリン「世界文化の家」委託作品、アジア国際共同制作To Belong(2011-14)、CrossTransit(2015-)他。
(photo:大洞博靖)

『身体についてのこだわりとかかわりと質』

物理的な身体とイメージを結びつけ、ダンスのテクニックについて考えます。身体の内外の様々な状態から、自己の身体の感覚、他者との関わり、そこから生まれる変化や対話、動きの質についてのリサーチを目的としたワークショップです。見出したこだわりに向けて、どのような身体技術が必要か?講師が紹介する基本エクササイズや課題から、参加者各自がダンスの奥行きを探求し、幅を広げ、ダンスの身体語彙について考えるクリエーションプロセスを共有します。

バレエとストリートダンスをルーツに持つ北村明子さん。それだけでなく、空手やインドネシアの伝統武術なども経験されています。いろんな角度から改めてダンスを考察できる機会になるかと思います。

⒉キム・ジェドク

続いてはお隣 韓国より、 キム・ジェドク さん。

韓国芸術総合学校 舞踊院 実技科 芸術史・専門史卒業、成均館大学 博士課程修了。多数の受賞歴あり。2013年に舞踊団「モダンテーブル」を設立し、アジア、欧州、南米等、活動の領域を広げている。自作の音楽による直感的でディオニソス的な作風、韓国の伝統的な素材を用いて生み出した新たな構造を持ち味とする。

『Kim Jae-duk's method workshop』

あえて舞踊家ではなくても、一般の観点から共有出来る日常的な動きがある。日常的な動きと言えどじっくり観察すると呼吸や循環、筋肉運動の原理がある。本クラスでは日常的な動きの中から選抜した動作に伴う呼吸や筋肉がどのように使われるかを探求し、各々の動作を自由自在に融合し振りとして誕生する過程を共有しようとする。東洋的色合いが感じられる音楽とともに、空気、水泳、タオル、雲歩き、原理、落ち葉など自然から抜粋した名前でつくられたキム・ジェドク特有の動作を学ぶ時間です。

昨年度の5期生 NEWCOMER/SHOWCASE #8では、ジェドクさんの代表作である「ダークネス・プンバ」を制作しました。韓国の伝統的な歌とダイナミックなムーブメントとが掛け合わせれ構成された舞台は圧巻でした。

振付家としてだけでなく、ダンサーとしても高く評価されているジェドクさん。日本の土地でワークショップを受けることができる貴重な機会。とても有意義な時間を過ごせるのではないでしょうか。

⒊山崎広太

3人目はNYより、日本のコンテンポラリーダンスの礎を築き上げた重要人物の一人である山崎広太さん。

舞踏を笠井叡、バレエを井上博文に師事。2002年よりNYを拠点にしKota Yamazaki/Fluid hug-hug主催。2007年NYダンス・パフォーマンスアワード(ベッシー賞)受賞。2017年12月Darkness Odyssey2( I or Hallucination)をバリシニコフ・アートセンター、2019年Darkness Odyssey3(
Dark Force,Pneuma Opera 仮タイトル)をNYLAで公演予定。2008年よりボディ・アーツ・ラボラトリー代表。
(Photo:Miana Jun)

『フラクタルな身体とムーブメント』

このWSはいつでもどこでも、絶えず新たな感覚と体験を促すランニング・ダンスから始まります。ダンスが限りなく自由な感覚は、フラクタル(細部ではバラバラで複雑なように見えるが、全体を通すと統一性を感じること)に近いのではないでしょうか。例えば「ゴルゴンゾラチーズが乾ききった道標を促す」という言葉があるとするなら、このチーズと道標は言葉のロジックでいえば、全く関係ない。でも、自身の感覚によって、それを結ぶことができる可能性、許容度がダンスにはあります。静と動の狭間で絶えず変化するムーブメントに果敢に挑み、身体の深淵から湧き出る新しい感覚を捉えます。

バレエと舞踏をルーツに持つ広太さん。
5期生の制作では「踊らないダンス」として、皆で劇場を飛び出し街中・駅前に繰り出し、構築していきました。

さて、5期生はどこで踊っているでしょう?笑

長田港や須磨海岸で釣りに行かれたり、明石大橋まで走りに行かれたりと、新長田の土地を謳歌されていました(笑)その生活から湧き出てきた広太さん語録は、劇場/稽古場を和やかにするとともに、新たな身体の回路を見つけるきっかけにもなりました。

⒋由良部正美

続いて、舞踏界より 由良部正美 さん!

1982年、舞踏グループ東方夜総会を退会後、基本的にソロダンサーとして、活動を始める。国内外で、たくさんの舞踏作品、コラボレーション作品を発表する。トリイホール、ダンスボックスでの公演も数多い。現在、京都西陣において、自身の稽古場兼フリースペースALS-Dで、定期的な稽古や、ダンスセッションを行っている。

『舞踏―カラダを踊る技術』

私は、「舞踏とは何ですか」と聞かれたら、簡潔に「カラダで踊るのではなく、カラダを踊るのが舞踏です。」と答えるようにしています。カラダを作品の、或いは何かの道具として、鍛え上げ、踊るのではなく、カラダそのものの謎に挑み、カラダそのものの途方もない景色を開き、普段、意識していなかった、カラダと、様々なモノとの秘かな繋がりを見出すこと。私が踊るのではなく、光や、空気、その他、森羅万象が踊っているような感覚。そのようなものが、私にとっての舞踏です。
私たちにとって最も身近なカラダこそ、最も未知で、途方もなく広大です。その事を学び、感じあえる二日間であればと願っています。

関西で活躍されている舞踏家の由良部さん。”舞踏”に触れられる機会なんてほとんど無いハズ…!踊る上でも、立っている姿勢や歩き方などなど…舞踏から学べることはたっっっっくさんあります。経験すべし。

⒌隅地茉歩

舞踏の後は…。
教育機関へのアウトリーチなどで北海道から沖縄まで全国を飛び回っている、セレノグラフィカの隅地茉歩さん!

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神戸/新長田にある劇場ArtTheater dB 神戸を運営しているNPO法人DANCE BOXが編集しています。新長田の情報やコンテンポラリーダンス、アートプロジェクトの情報を発信していきます。

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