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一人で独立・起業する、小さな飲食店を開業する費用はどのくらい?

筆者小さなバーを営んでいます。洋楽バーという特殊なものではありますが、飲食店起業の費用の参考にはなると思います。筆者自身の起業時2003年の金額ですが、ある程度の目処にはなると思います。起業をお考えの方や、雑学として、お読みください。宜しくどうぞ!!

更新日: 2017年06月20日

yuujiokumuraさん

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一人で独立・経営する小さな飲食店の開業資金について今回は解説します。

これから飲食店での起業を考えている方、または一般的な知識として飲食店の開業費用ってどのくらいの金額かと思っている方…。そんな読者の皆さんに、12年前に会社員から飲食店を独立・起業した筆者の開業資金の内訳を説明しながら、これから開業する場合、どのくらい準備した方が良いかなどを考えるきっかけにして頂きたいと思っています。

多くの方にご理解いただける様に、簡単に書いていきますので、最後まで宜しくどうぞお付き合いください。

尚、今回の投稿で想定しているのは、一人で店番の出来るバー・スナック・カフェ・小料理店等となります。

ということで、筆者の営むバーの開業費用を見ていきます。

場所は、東京都港区新橋。駅前繁華街を抜ける辺りの、人気のゾーンですが、言ってみれば場末。その辺りにある築40年程度の小さく古い雑居ビルの3階建ての3階部分というロケーションです。

★費用の内訳です★

★不動産関係(保証金・手数料・前家賃等)・・・・・・・・・約150万

★店舗内装関係(水道・什器・壁・棚・天井・床等)・・・・・約300万

★初期仕入れ(酒・フード・キッチン用品等)・・・・・・・・約30万
★その他(各種許認可費用・各種登録費用・各種研修費用・運転資金・各種交通費・バーテンダースクール学費・バーグッズ・オーディオの一部・CDの追加購入等)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約120万

という大雑把な流れなのですが、600万円程度のものとなります。

新橋の場末、雑居ビル3階、7坪の店舗で600万です。

この数字を参考に、都心での相場を調べていくとわかりやすいと思います。

起業する為の本には、もっと高く書いてあることが多い印象を筆者は思っていますが、例えば、不動産の保証金等は価格交渉の余地がありますし、各種備品は中古でもコンディションのいいものが揃っています。開業してから不自由ならば買い足せばいいものもあり、あまり最初から完璧にしなくてもいい場合もあります。

そうやって、総額を減らしていくことも出来ます。知恵と工夫次第ですが、何せ初めての経験の場合、気合いを入れて何でも新しいもので沢山買いすぎてしまうケースも多いようです。メニューも少ない品目から始めて、お客様のニーズを感じてから、新しいメニューを増やすという対応も視野に出来ると思います。

自宅からの持込も視野に、そして本格料理店の場合は費用プラスも…

洋楽バーということで、オーディオとCDは当然準備しなくてはいけませんが、その殆どは家から持っていったもので、開店経費には少ししか入っていません。店で使えるものが今の生活の中に無いかの確認も、費用の安い開業の為には重要になります。

筆者の店舗では、フードを本格的に料理することが無いので、ガスは一応引きましたが(工事費10万)事実上使っていません。その他、厨房器具があまり無いので、フードを本格的に扱う店の場合は、上記の他にコンロやフライヤーや業務用冷蔵庫等で、場合によっては追加で数百万程度の用意をすることになる可能性があります。

ある程度、想定される費用を算出し、それに向って貯金や借入先の確保などに早く動いていきましょう!!

そういう計算を予め色々な本やネットの情報などで調べておき、時には厨房の専門店・カタログなどを眺めたり、リサイクルショップを眺めたりしながら、ヒントにしていって、貯めるべき金額、借りるべき金額などをよく考えておくことが重要だと思います。

それにより開業までの日程の目処を立てやすくなります。目標額が決まると貯金にも気合が入ると思います。そういうことがやる気アップにもつながり、より早い夢の実現への一歩となることは間違いないようです。

後から考えると、まだ見ぬ店を夢見ている今が、起業の一番楽しい時間の一つでしたね…
是非、妥協せず納得のいく費用で独立・開業をして商売をスタートさせてください!
最後までお読み頂き有り難う御座います。

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洋楽バーSTAY UP LATE店主。1971年東京都大森生まれ。尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部卒業。講演業・司会業・執筆業も少々。江戸川区在住、一児の父、愛猫家。