1. まとめトップ

読書感想文。課題図書「霧のなかの白い犬」のあらすじとポイント(小学生高学年向け)2017年

書き方・例文を知りたい方に!小学校高学年(5年生・6年生)向けの課題図書「霧の中の白い犬」の読書感想文を書くときのポイントとあらすじをまとめました。第63回(2017年)青少年読書感想文全国コンクール向けの対策まとめのため、絵本の内容のネタバレ等が含まれますので、ご注意ください。

更新日: 2017年07月03日

0 お気に入り 9657 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

ringo-mikanさん

霧のなかの白い犬 (あかね書房) 著者:アン・ブース・著 杉田 七重・訳 橋 賢亀・絵

何ページあるの?

ストーリーは?

祖母が白いシェパードを飼いはじめて、ジェシーは大喜び。

大喜びしたのもつかの間、祖母の認知症が悪化し、犬を愛護センターに戻さなければならなくなりそう。ジェシーは祖母のためにも子犬を世話することを決意。

認知症を患った祖母は何かに怯えるようになる。訳がわからず混乱するジェシーに、さらに様々な問題が降りかかる。足が不自由な親友、家庭に問題を抱えて変わってしまった従姉妹、亡命して来たクラスメイト、ダウン症の庭師…祖母の過去をめぐる謎と共に、ジェシーは家族や友人、社会が抱える問題とも向き合うことになって大変。

おはなしのポイントは?

優しくて内気な少女ジェシーの心模様を描いた作品です。
ジェシーが憧れている少年ベンの登場が物語に明るさを添える。
少女たちのデリケートで難しい感情が、うまく描かれています。

タイトルは「白い犬」と書かれていますが、犬は物語のカギにしかすぎません。これは戦争体験をしたおばあさんたちのトラウマ物語です。

後半は、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害と強制収容所の歴史的事実が、授業で伝えられたり、クラスメートの祖母によって語られます。次第に重く苦しい内容になっていきますが、主人公である中学生の少女ジェシーの目線で語られていくので、読み手はジェシーの感情に共感しながら一緒に学んでいけるのが安心感になるのではと思います。

読んで、感じることは?

戦争は過去のものでなく現在の問題であると同時に、戦争は何に起因するのか、再び戦争を起こさないためにどうすればよいかを考えさせられます。

友達やクラスメートの境遇や性格についてどんなことを思いましたか?(車椅子の親友ケイトの性格や行動について、アフガニスタンから亡命してきたヤスミンについてなど)

思春期の人間関係、外国人労働者などの社会問題、過ちを繰り返してはいけないというメッセージ…心に訴える内容ばかりです。いつでも、物語を語る者が正しいとは限らない。このことを胸に刻まなくてはなりません。

いとことの関係についても主な問題/テーマとなります。
小学生には、一番共感しやすい部分だと思います。

読むときには「フセン」を貼りながら読むとGOOD!

「おもしろかった」「感動した」「ここがすごく気になる」という箇所に付箋を貼るのです。

そして「なぜおもしろかったのか」「なぜ感動したか」「なぜ気になったか」をメモしておきます。

メモを見ながら・・・

どういう場面で、自分がおもしろかったか、なぜおもしろかったのか、どのように感動したか、なぜ感動したか、を書いていきましょう。

1