JASRACのデータベースを調べれば、ヤマハ音楽振興会やヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスの楽曲は全信託されている事が解る。

信託とはすなわち、JASRACは契約中、一時的に権利者となる事を指しており、運用に不満が有るのであればこれを解除するのが先である。

また、裁判に負けたとしても著作権料2.5%のうち75%は戻ってくるため、実はヤマハの損害は少ない。

負ければ当然のように2.5%を上回る値上げを行うであろうし、それを鑑みると、今回の裁判の目的は「JASRACという悪名を悪用した便乗値上げが目的のパフォーマンス」という裏側が見えて来る。

判例を調べず、法的な解釈などにおいても非常に稚拙で、ヤマハの抱える法務部がここまで無能と言うのもおかしい。素人でも少し調べればわかるレベルの話であり、職業で法律を扱う者であれば勝ち目は薄いと判断するであろう。

すなわち、あまり勝つ気が無い裁判でもある。この勝つ気がなく、また印象操作や具体例に欠ける応援メッセージばかりを掲載しているのもデマゴーグを広めるための常套手段であるところから見て、実は裁判そのものが目的であり、値上げのための戦略であると考えられる。

彼らが値段交渉をしているのはJASRACではなく、生徒及び親御さんらであり、裁判を起こして負ける事で値上げをしてもやむを得ないと言う空気を作るための物である。

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