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読書感想文。課題図書「ストロベリーライフ」のあらすじとポイント(高校生向け)2017年

書き方・例文を知りたい方に!高校生対象の課題図書「ストロベリーライフ」の読書感想文を書くときのポイントとあらすじをまとめました。第63回(2017年)青少年読書感想文全国コンクール向けの対策まとめのため、物語の内容のネタバレ等が含まれますので、ご注意ください。

更新日: 2017年07月07日

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ringo-mikanさん

ストロベリーライフ 著: 荻原 浩 出版社: 毎日新聞出版

何ページあるの?

ストーリーは?

主人公は望月恵介、36歳、グラフィックデザイナー。11年勤めた広告代理店を辞め、フリーで仕事を始めて2年になる。手タレ(手専門のパーツタレント)だった妻の美月と5歳児の銀河、3人で東京に暮らしている。

静岡の生家から「父倒れる」の報が来る。2年前に恵介の独立を父親が勘違いして農家を継ぐ継がないで大ケンカ。それ以来帰省していなかったのだが、仕事もないし急いで駆けつける。

父親は一命は取りとめたが後遺症で農作業は不可能だという。このままでは、父親が始めたイチゴ栽培がピンチ。母親1人の作業ではとても追いつかず唯一の男手で時間が自由になるということで、3人の姉に押し切られ恵介が引き受けることになる。

信じられないようなハードワーク、無理な姿勢、次々と襲ってくる害虫、病気、農薬の使用に台風、そして中学の同級生で今はいっぱしのイチゴ経営者の嫌味なガスという男性など、恵介を悩ませることばかりです。
そして一番の悩みが自身これからどうしたいのか、が決められない事。
デザイナーとしてやりたい一面、ほうっておけない実家の農作業、そして意外にやってみると面白い農作業。
と恵介の心は揺れます。

妻を説得できないまま、恵介はデザインの仕事と農業が両立する道を求めて、望月イチゴ狩り農園を開園。お客さんがやってきて家族総出で接客に励む…。

おはなしのポイントは?

「楽な仕事なんてない、楽じゃないから、仕事なんだ。」

イチゴ農家を継ぐことになった主人公の姿から、家族について考えることができる点、農業の尊さや今後の可能性が読み取れる点、日頃自分たちが農産物を食べることができることに対する感謝の念が湧く

カッコ悪いと嫌っていた農業だったが、それは、自分の生き方こそがカッコ悪かったと気づいたのだ。みんなの英知を足せば、未来は明るいんだと感じた。丁寧な表現と会話で描いた物語。

読んで、感じることは?

家族にとって大切なものが何かを考え、大切なものを守るために何をするか。
たくさんの人たちの力も借りながらも主人公は自ら考え、自分のイチゴ農家を築いていく展開が面白い。

恵介と家族の物語がメインとはいえ、高齢化に悩む日本の農家への応援歌という側面もあるだろう。農家が頑張っているから、我々は米や野菜や果物が食べられる。当たり前の事実に思いを馳せつつ、農家がきちんと収益を上げられるしくみが必要だと感じる。

一概に、農業は大事、家族は一緒にいることが大事、という簡単で薄いメッセージではなく、その先にある、自分の大事なものを見つめたうえで生きようという姿勢へと、背中を押すような。直接農家に関わりがあるひとでなくても、迷い揉まれながら生きているひとなら、どこか心の琴線に触れるとおもう。

恵介は農業とは程遠いデザインの仕事を農業とコラボさせ、人生の活路を見出しました。これは農業とデザインだから特別成り立つわけではなく、どんな仕事でもプロ意識をもてるほど従事した仕事経験があるなら、他の仕事でもそれは役に立つという事だと思います。ただし単にたくさんの仕事を行えばいいというものではないでしょう。おそらく「仕事に身を捧げるほどの情熱をもてたかどうか」でそれができるのだと思います。

読むときには「フセン」を貼りながら読むとGOOD!

「おもしろかった」「感動した」「ここがすごく気になる」という箇所に付箋を貼るのです。

そして「なぜおもしろかったのか」「なぜ感動したか」「なぜ気になったか」をメモしておきます。

メモを見ながら・・・

どういう場面で、自分がおもしろかったか、なぜおもしろかったのか、どのように感動したか、なぜ感動したか、を書いていきましょう。

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