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読書感想文。課題図書「犬が来る病院」のあらすじとポイント(高校生向け)2017年

書き方・例文を知りたい方に!高校生対象の課題図書「犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと」の読書感想文を書くときのポイントとあらすじをまとめました。第63回(2017年)青少年読書感想文全国コンクール向けの対策まとめのため、物語の内容のネタバレ等が含まれますので、ご注意ください。

更新日: 2017年07月07日

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ringo-mikanさん

犬が来る病院 : 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと (KADOKAWA) 著者:大塚 敦子・著

何ページあるの?

ストーリーは?

余命いくばくもない一人の少女が漏らした「ワンちゃんに会いたい」という言葉。その夢を叶えてあげることができなかった病院スタッフたちの後悔の想いがセラピー犬の受け入れへと病院を動かします。

セラピードッグは、触れ合いや交流を通じて病気やケガまたは精神的な痛手を受けた人の不安を減らし気力を高め心と体を癒す働きをする高度な訓練を受けた犬たちです。

聖路加国際病院は、日本で初めて小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた医療機関です。本書は、著者がそこにおよそ3年半にわたり取材した中で、出会った四人の忘れがたい子どもたちの生死を通して描いた感動のノンフィクションです。

おはなしのポイントは?

タイトルに犬がついていますが、犬(セラピードック)の話は第一章、第二章に少々しか出てきません。

入院中であっても、子どもたちが豊かな時間を過ごし、困難を乗り越えていけるように、医師や看護師、保育士、心理士、チャプレン(病院等で働く牧師)など数多くのスタッフたちで行われる取り組みについて、四人の子どもたちを通して描いた感動の記録。

本書は、大塚さんが親しく交流した4人の子どもたちを中心に綴られている。2人は幼くして世を去ったが、2人は退院して小児科医と臨床心理士を目指すなど、前向きな人生を歩み始めている。

幼くして病床にふせる子供の生活、それを支える人、家族、死に方、その後の生き方などを知る事ができます。小児病棟ルポという感じですので、読みやすくはありませんが、病気の子供の現実を知る事ができます。

読んで、感じることは?

生死に関わる病と闘いながらも周りを気遣う優しさ。希望を失わない前向きな姿。そんな子どもたちの姿に胸を打たれます。子どもを見守る家族の愛情や全力でフォローするスタッフの姿勢も素晴らしい。そして、なんと言っても間に挟まれた子どもたちの笑顔の写真が印象的でした。

本書で紹介される子供たち、とりわけ命を落とした子供とそのご家族の姿には胸を締め付けるような悲嘆さがあります。子供が、けなげに頑張れば頑張るほど、その後の運命の厳しさにどうにもならない現実を感じずにはいられなくなるのです。

 そのような中、救いとなるのは子供たちが命ある最後のときまで“生きている”こと。そして、どんな運命を背負っていてもすべての子供たちが最後まで希望をもって生きることができるようにと精一杯に取り組み続ける人たちの姿です。

同著者が手掛けた同じ内容の絵本バージョン。本書を読み進むのが難しい場合は、こちらを参考にどうぞ

病と闘っている子供達の方が早く大人になるようです。それだけ過酷な経験をしているわけですね。病に打ち勝った子供達が、亡くなった子供達の事を思いながら、夢を叶える為に不安を抱えながらも歩いていこうとしている姿が眩しかったです。

難病にもめげず、けなげな子どもたちの姿に心うたれました。
セラピー犬に癒やされながら、医師のチームワークに支えられながら、親の愛情に力をもらいながら、同じように病気と闘う子どもたちと病院生活をしている子どもたち。
彼らの笑顔が耀いているのに驚かされました。

読むときには「フセン」を貼りながら読むとGOOD!

「おもしろかった」「感動した」「ここがすごく気になる」という箇所に付箋を貼るのです。

そして「なぜおもしろかったのか」「なぜ感動したか」「なぜ気になったか」をメモしておきます。

メモを見ながら・・・

どういう場面で、自分がおもしろかったか、なぜおもしろかったのか、どのように感動したか、なぜ感動したか、を書いていきましょう。

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