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在宅医療・地域医療で有名な全国の診療所はここだ(次世代のリーダーとなる20のクリニック)

今話題に地域包括ケア。多死社会の中でキュアからケアが求められており、自宅でQOLを高く過ごすことが求められています。在宅医療・地域医療をキーワードに全国で実力があり有名な診療所を紹介します。次世代の在宅医療を支える我が国のリーダーたち。

更新日: 2018年10月12日

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orihoanさん

インターネットで検索して上位に出てくるところと、本当に実力があり、医療の質が高く、研修医に多く臨床の場を提供している診療所とは異なるものです。そこで、「地域医療」「在宅医療」「総合診療」「プライマリ・ケア」で実績があり、書籍や各種取り組みにより著名な診療所をまとめてみました。(いずれも機能強化型在宅療養支援診療所ですね)

このようなクリニックは、診療報酬で評価される前から様々な在宅での創意工夫・取り組みを行いそれが追随して区ににおいて診療報酬化されることがままあります。これらの診療所の取り組みや地域医療の実績は刮目すべきですね!

今日はお昼から地域包括支援センターの交流会へ。テーマは「在宅医療について」。医療、介護、ケアなどさまざまなサービスがあるが、本当に必要なのは地域なのだということをまた知らされた。

1.【北海道】草場鉄周先生率いる「北海道家庭医療学センター」

1999年 京都大学医学部卒業
2001年 日鋼記念病院 初期臨床研修修了
2003年 北海道家庭医療学センター家庭医療学専門医コース修了
2006年 北海道家庭医療学センター所長、本輪西サテライトクリニック所長
2008年 医療法人北海道家庭医療学センターを設立
     同法人理事長、本輪西ファミリークリニック院長
公 職  日本プライマリ・ケア連合学会副理事長
     北海道医療対策協議会委員
     京都大学医学部非常勤講師

北海道家庭医療学センターは1996年に北海道・室蘭の地で産声を上げ、2008年に医療法人化しましたが、一貫して北海道、そして日本における理想的な家庭医療を実践し、その担い手となる家庭医を含む医療職の養成に力を尽くして参りました。

北海道内で、総合診療・家庭医療の実践・研修の場として、6カ所の診療所を運営する同センターは、総合診療専門医の制度化が進む中で、全国から注目を集める。

 草場氏はこの7月に40歳になったばかり。日本プライマリ・ケア連合学会の副理事長を、2012年から務めるなど、総合診療医・家庭医の養成に努める草場氏は、超高齢社会の日本の医療をけん引する医師の一人だ。

2000年頃には「家庭医」という言葉を知る人も少なく、ましてやそのコンセプトが日本全体に広がりうるとは想像できない時期が続いていましたが、今では「総合診療」という言葉は多くの医療者が知るところとなり「総合診療専門医」が基本領域の専門医として認められる時代となりました。

今、まさに時代が追いついてきたのです。

私たちは時代の変化を歓迎しつつも、むしろこれからが正念場と考えています。家庭医療、総合診療がそのコンセプトに値する質の高い医療かどうかを国民、他の専門家から認めていただくためには、今以上に質にこだわった家庭医療を都市部、郡部を問わず提供していかなければいけません。また、その担い手である家庭医、総合診療医、更にはプライマリ・ケアを専門とする看護師等の養成は社会からの強い期待ですが、決して安かろう悪かろうでなく、誇りを持って診療にあたることのできる質の高い医療者の養成に専念しなければなりません。また、地域の現場で一人一人の患者さんに提供する診療から得られる実践知を、臨床研究や学会発表を通じて社会に広く還元することも忘れてはいけない大切な使命です。

日本における家庭医療、総合診療の実践、人材育成をリードする北海道家庭医療学センターが2016年に開設20周年を迎えた。これまでに45人の家庭医療学専門医を養成する一方で、センターが運営する診療所は2017年4月には9カ所に拡大するなど着実に経営基盤を固めていっている。

2.【埼玉】地域医療の臨床実践の名著「次代を担う医療者のための地域医療実践読本」の中根晴幸理事長が指揮を執る「医療法人明医研」

理事長のマインドのもと、優秀な総合診療・在宅医療のエキスパートを目指す医師たちが集まるマグネットクリニックと言えるだろう

1972年慶應義塾大学医学部卒業  医学博士
1974-79年フランス留学
政府給費留学生 パリ市インセルム国立研究所に留学 腎臓と高血圧の研究
1981年浦和市立病院内科長・検査科長
1992年市立病院さくらそう病棟(地域医療支援病棟)の開設に貢献
1995年医療法人明医研を設立

日本プライマリケア連合学会埼玉支部代表世話人
慶応義塾大学医学部内科学教室客員講師
以来20年以上にわたり地域医療を率先してきた総合診療医のリーダー的存在

「大学病院よりも信頼できる」といった声も聞かれるクリニックだけに、広い待合室に並べられたいくつもの椅子が、診察時間が近づくとまたたく間に患者の姿で埋められていくのが印象的だ。

病院在職12年目に病診連携を担当した際に考えついた「地域連携による在宅医療の推進」はその後全国に展開された医療モデルですが、平成7年に自らその構想を実践しようと開業しました。開業に踏み切る時は自分の経歴や専門知識が役立たなくなる気がしたが、現実には新たに得るものが多大でした。
 ハーモニークリニックは訪問部門を備えた多機能診療所として評価を受け、現在は常勤医7名、全職員数100名を超え、大学からも市立病院からも内科実習生を受け入れています。私たちが目指すのは、地域に密着し、在宅医療にも対応し、とことん頼りになる医療を実践することで、在宅医療だけを目標とはしません。予防から緩和ケアまで含む癌診療も我々の仕事の一部です。

中根晴幸理事長は新宿ヒロクリニック 英裕雄先生の指導医(恩師)!

そして本日お伺いしたのが医療法人明医研「ハーモニークリニック」だ。
院長の中根晴幸先生は、私の研修医時代の指導医である。私に在宅医療の必要性を教えてくれた師匠でもある。

そして本日お伺いしたのが「ハーモニークリニック」だ。

当たり前のことだが、そういう実績と先駆性の高度の融合は、若い医師たちの共感を呼ぶ。地域医療に興味がある若手の医師も少なくないはずだが、実際には地域に出てみると、現場の限界性を感じ、自らの将来を投影しづらく感じている医師が多いといわれる。しかしハーモニークリニックに集う8名の常勤医は皆若く、大変問題意識も優れた優秀な医師ばかりだ。

英先生は新宿区大久保で外来診療と在宅医療を行っており、永六輔さんの主治医であったことでも有名な先生ですが、20年前にハーモニークリニックで一時期診療をサポートしてくれた医師です。
今ではその言葉が徐々に浸透してきた「かかりつけ医」「総合診療」「在宅医療」。まだまだその認知度が低い時代であった20年前から、英先生と中根理事長は在宅医療の質を向上させるために目的を共有し、共に社会的使命をもって取り組んできた同志でもあります。

外来にはCTや内視鏡検査など、クリニックにして最大級の検査機器を擁しており、最大6診での診療体制、さらには様々な非常勤専門医、連動できる訪問看護ステーションや薬局、ヘルパーステーションなどの存在も心強い。

こんな恵まれた環境で、在宅診療はもとより外来診療、ひいては病院の業務など多彩な仕事ができるとは、なんとうらやましいことだと、私も自分が若い時を振り返って思わざるを得なかった。

機能強化型在宅療養支援診療所として、若手から中堅、シニア・エキスパートとバランスよく常勤7名もの医師によるグループプラクティスの明医研

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