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被害拡大…九州を襲った「記録的豪雨」はなぜ起きた?

「線状降水帯」という言葉も聞こえていますが、そのメカニズムと発生した原因とは?

更新日: 2017年07月07日

manuronaldさん

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■5日、九州北部を襲った記録的豪雨

気象庁は「数十年に一度しかないような非常に危険な状況」とし、福岡、大分両県に大雨特別警報を発令した。

同警報は6日午後2時に解除された

この記録的豪雨により、各地で家屋の倒壊や冠水、河川の氾濫や増水、土砂崩れが発生。

大分県では日田市で15人と連絡が付いておらず、自衛隊や消防など約1万2千人体制で捜索や救助が行われている。

しかし、道路が寸断された地域や地盤が緩んだ場所も多く、救助活動は難航している

■異常な豪雨の原因となったのが「線状降水帯」

「線状降水帯」とは?

「発達した雨雲が次々と列をなして発生して、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過、停滞することで作り出される雨域」のこと。

災害を発生させるような集中豪雨を作り出し、2014年の広島市の土砂災害、2015年北関東の大洪水の際にも発生している。

当時の積乱雲の様子

防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は6日、国土交通省のレーダーによるデータを3次元解析した結果を公開。

5日午後3時ごろの朝倉市の上空には、高度8千~1万5千mもの巨大な積乱雲が連続して発生していたことが判明。

これらの積乱雲は西風に乗って東に移動していたが、午後1時~5時にかけては特に移動スピードが遅くなっていたという。

専門家も「9時間以上停滞した。これほど狭い範囲に長時間停滞するのは驚き」と話す

■なぜ線状降水帯が長時間にもわたって発生、停滞したのか?

気象庁によると、積乱雲の帯は「いくつかの条件」が重なってできたという。

■徐々に分かってきた記録的豪雨のメカニズム

前線は5日昼ごろに九州北部付近まで南下した後、太平洋高気圧にも押され、ほとんど南北に動かず停滞する状態に。

前線に向かって、太平洋高気圧の縁を沿うように南西から暖かく湿った空気が次々と流れ込んだ。

この2つの風が福岡と佐賀県境にある脊振山地の東端でぶつかり、上昇気流となって積乱雲が発生。

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manuronaldさん

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