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大人の礼儀であるお侘びの「菓子折り」 相手に誠意を見せる為の選ぶポイントは?

迷惑や損害、危害などをかけてしまい、相手に謝罪が必要な時、手土産の菓子折りをもって誠意を見せるのが、大人の礼儀です。この謝罪や詫びする時においては品選びや渡し方には普段とは異なるマナーがあるものですが、あくまでも謝罪の言葉に添えるアイテムであり、謝罪の言葉や態度が重要となります。

更新日: 2017年07月12日

egawomsieteさん

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■菓子折りとは

お菓子の外箱のこと。昔、高級品であったお菓子が箱に入っていたころ、その箱を「折り箱」と表していたことに由来します。
現在では、外箱に入った贈答用のお菓子全般を指し、感謝や謝罪の贈り物として使う機会が多くなりました。
あくまでも外箱付きのお菓子、という意味なので、コンビニで買えるようなバラ売りのものを送るのはNG。渡す相手に失礼に値するのでやめましょう。

お詫びに持参するものが菓子折りでなく、置物など後に残るものでは、その品物を見るたびにお互いに嫌な気持ちがよみがえってきます。そのため、お詫びの品としては後に残らない菓子折りが適当とされています。

■菓子折りの役割とは

謝罪をしに先方のもとへお伺いをするときに必要となる菓子折り。ビジネスシーンでの必須アイテムだと思われる菓子折りですが、これはあくまで謝罪の言葉に添えるオプション的な役割であることをしっかりと意識しておきましょう。菓子折りを持って行くことが謝罪につながるというわけではありません。

そのため菓子折りの存在よりも、謝罪の言葉のチョイスや態度のほうが重視されます。とはいえ、やはり手土産として持って行く菓子折りの選び方はとても重要なポイントになるのも事実。「急に訪問が決まって時間もないし何を買っていいか分からない」と慌てて近くのコンビニに駆け込む……、これは絶対にNGです。

デパートに行くなどして、誰もが知っている有名店のお菓子を購入するようにしましょう。相手の都合で翌日の訪問になり時間的に余裕がある場合は、行列ができるお店の入手困難なお菓子などもよいでしょう。

■菓子折りはどんなものが適当?

菓子折りの中でも、謝罪のシーンでお詫びの気持ちとして差し上げるものは「少しだけ高価でかしこまったもの」が良いとされています。

おすすめは有名店や老舗の上品な和菓子など、ある程度「格」が分かりやすく伝わるもの。そして欲をいえば、相手に喜んでいい方向に話がはずむものが望ましいでしょう。
お詫びの気持ちを伝えるには、より神経を研ぎ澄まして謝罪の菓子折りを選ぶ必要があるのです。

■お詫びの菓子折り 金額の相場は?

お詫びの菓子折りの金額は、5,000円~10,000円が相場とされています。

むしろお詫びの菓子折りの場合は、高すぎるものを贈ってしまうと、「物で誤魔化そうとしている」というマイナスのイメージを抱かれてしまう可能性もあるのです。謝罪の気持ちを伝えるための菓子折りが、かえって誤解を生んでしまう危険性もあるため、平均相場に見合った菓子折りを準備するようにしましょう。

「高ければ高いほど謝罪の気持ちが伝わるのでは?」とも思ってしまいがちですが、あまりにも高価なものは、「値段でごまかそうとしている」と思われてしまう可能性もあるため、謝罪時の菓子折りには向いていません。

迷惑の程度が軽ければ3,000円くらいでも。値段も誠意の見せどころなのでケチらないようにしましょう。

■気をつけたい渡す際のマナー

謝罪に伺った際、菓子折りを渡すタイミングですが、相手が謝罪を受け入れた後にお渡しするのが鉄則です。
さらに伺ったお部屋が洋室なら“着席の前”に、和室なら“着席した後”に渡すと良いとされています。

まずはきちんと目を見て謝罪の言葉を述べ、頭を下げて、先方から「わかりました」「もういいですよ」の言葉を受けたらようやく差し上げます。

そのため、最初から菓子折りが相手の目に入らないようにするとスマートです。店舗のロゴマークが入ったものではなく、無地の紙袋に入れて持参するようにしましょう。
万が一、最後まで相手の怒りが収まらず一切の謝罪を受け入れてもらえない場合には、頭を下げて帰り際に菓子折りを渡すようにします。



但し断られた場合には、無理に置いてくるようなことはせずに、さっと持ち帰りましょう。
お詫びの品は、通常の訪問時に渡す手土産とはマナーが違いますので、注意が必要です。

■謝罪時の菓子折りに持っていくと良い物6選

1.誰もが知っている老舗虎屋の羊羹

2.数と味で勝負するならヨックモック

3.デパートで変えるバウムクーヘンユーハイム

4.カステラといえば福砂屋

5.美味しいせんべいおかきなら小倉山荘

6.地方によって地域のお菓子

・羊羹、ゼリーなどのお菓子は定番の品

謝罪時に持って行く菓子折りで定番といわれているのが「羊羹(ようかん)」と「ゼリー」です。この2つは食べれば無くなる“消えもの”であること、また、ずっしりとした重量感があることから、「先方への深いお詫びの思い」や「重く受け止めています」という意味を示してくれるのだそうです。また、羊羹やゼリーを選ぶときには、1つ1つが個別包装になっているものを選ぶのがポイント。

・カステラは和菓子派と洋菓子派どちらでも

菓子折り選びのポイントとしてもう1つ重要になるのが、日持ちの長さがほど良く保存方法に気を遣わなくてもOKなものを選ぶこと。しかし、あまりに日持ちが良いものをチョイスしてしまうと、いつまでもそのトラブル時の記憶が残ってしまうのであまり良くありません。そこでオススメなのがカステラ。ほどよい日持ちがあり、常温で保存できるところが魅力です。また、年配の方にも好まれやすく、和菓子派と洋菓子派のどちらにでも受け入れられやすいお菓子でしょう。

■謝罪スイーツの選び方 6つのポイント

軽すぎるお菓子はNG お菓子の重さは気持ちの重さと言われています。謝罪というシーンであれば、反省の度合いを表すため、ある程度重量のあるものを選定します。

2.流行モノもNG 人によっては軽薄な印象をもつこともあるため、流行ものは避け、歴史のある老舗の商品を選びます。また、お詫び自体が日本の風習のため、海外ブランドでないほうが無難です。

3.要冷凍・要冷蔵はNG 迷惑をかけた相手にさらに気を遣わせなくてはいけない、要冷凍・冷蔵物は避けましょう。常温保存ができる品物が最適です。

4. 賞味期限が長すぎるものはNG 日持ちするものだと長く目に入り、怒りの記憶を思い出してしまうため、その日のうちに食べてもらえるもの、1週間程度のものがおすすめです。

5.高すぎるものはNG あまりにも高級なお菓子だと、「もので済まそうとしている」という誤解を与えかねません。謝罪の度合いにあわせ、3000円から1万円までが適当です。

6.当日、謝罪先の近くで手配するのはNG ことの重大さを考えると、「適当に」「手軽に」はもってのほか。普通の手土産であったとしても、取引先への気持ちが感じられません。何が喜ばれるのか、何がふさわしいのかを吟味し、前日までに手配するほうが無難です。

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