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新連載『ランウェイで笑って』がアツい リズムよく展開するファッション系王道ストーリーから目が離せない

トップデザイナーを目指す少年とパリコレモデルを目指す少女の成長を描いた王道青春ストーリー。作品の特徴は「作り手」に焦点をあてていること。何かを作り出す苦しみや葛藤、作り出したものが誰かを笑顔にした時の充足感、そんな感情を知っている方なら間違いなく楽しめる作品です。

更新日: 2017年07月18日

uuuoiさん

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週刊少年マガジン26号(2017年5月31日発売)から連載がスタートした「ランウェイで笑って」

作者は、猪ノ谷 言葉(いのや ことば)さん

「独々り家族」で第94回新人賞特別奨励賞を受賞、「星に願いを」が第95回新人漫画賞において史上4作品目の特選作品に選ばれるなど、近年大注目の新人漫画家さん

猪ノ谷言葉という人は才能の塊でできている。ネームの魅せ方がとにかく上手でページをめくる手が止まらない。言葉選びのセンスも巧みだ。 「星に願いを」で史上4人目となる第95回新人漫画賞特選に選ばれたいま大注目の作家・猪ノ谷言葉。断言してもいい、「ランウェイで笑って」は必ずヒットする。

◆2人の主人公

物語は2人の主人公の成長を軸に展開。

手芸部に所属する高校3年生。

服を作るのが好き。

妹の舞台衣装から近所に住む人のスーツまで独学で作ってしまう。

ファッションデザイナーを志すも、経済的理由から一度は夢を諦める。

身長158cmの高校3年生。

モデル事務所社長の娘として生まれる。

幼い頃からモデルとして活躍。

パリコレモデルを志すも、小学4年生から身長が伸びない。

夢に黄色信号が灯っていることを自覚しているが、諦めずにオーディションを受け続けている。

夢を諦めかけた2人が出会う

千雪は育人に自分に一番似合う服の縫製を依頼。

育人の作った服を纏った千雪は見事にオーディションに合格する。

そんな千雪の姿は雑誌のストリートスナップ特集にも載り、SNSで拡散。

一夜にして、育人の作った服は大きな評判を得ることになる。

「ランウェイで笑って」面白っ!少年誌っぽくない題材だけど王道で。今後が楽しみ。

◆モードな衣装がかっこいい

服選びのセンスが変わりそうなくらい素敵な衣装が登場。

◆グッとくる台詞

ペンネームに「言葉」が入っているだけあって、思わずグッとくる台詞が散りばめられている。

「無理」に折れない心は最高の資質だよなぁ。

夢を諦めない主人公2人を評するモデル事務所社長・藤戸研二(ふじと けんじ)の言葉

服が心を引っ張ってくれる感じ。僕が服を大好きな理由の一つなんです。服は人を変えられる。だから、作ってるんです。

モデル事務所社長に直談判に行くために、”勇気が湧いてくる”服を作る育人の言葉

お前みたいなのは「なりたがり」って言うんだ。俺が反吐が出るほど嫌いな人種。

弟子入りを懇願する育人を突き放す、デザイナー・袴田一(はかまだ はじめ)の言葉

ランウェイで笑って、肝心の服の描写があと一歩だけど、毎回刺さる言葉を残すワードセンスは素晴らしい

◆業界のことがわかるファッション用語解説

作中の要所要所では、意外と知られていないファッション用語の解説も

ランウェイで笑ってはちゃんとファッション用語解説してあげて優しいなと思いましたまる

ランウェイ

ファッションショーの間、モデルさん達が服やアクセサリーのデモンストレーションを行う舞台を「ランウェイ」あるいは「キャットウォーク」といいます。

ちなみに何故走らないのに"ラン(run)"が付くのかというと、"ラン(run)"には実行するという意味があり、それが発展して「ランウェイ(runway)」は花道というニュアンスで使われるようになったそうです。

姿形が飛行機の滑走路に似ていたため、「ランウェイ(runway)」という単語を使うようになったという説もあります。

育人はランウェイの上で笑う千雪の姿を見ることができるのでしょうか。

パリコレ

3月と10月に開催される「パリ・プレタポルテ・コレクション」と、1月と7月に開催される「パリ・オートクチュール・コレクション」の2つの服飾ブランドが行う新作発表会を総称して「パリコレ」といいます。

現在のファッション業界では「パリコレ」といえば前者を指す場合が多く、パリを含めた五大コレクション(パリ・ミラノ・ロンドン・NY・東京)に出場することが世界中のショーモデルやファッションデザイナーの夢なのです。

パリコレのランウェイに立つチャンスは年に2回あるようです。

ショーモデル

モデルには大きく分けて「ショーモデル」と「スチールモデル」の2種類があります。

「ショーモデル」の仕事は〈服の魅力を最大限に魅せる〉こと、ビジュアルも大切ですが、背の高さや手足の細長さが最も重視されます。そして、各ブランドの服を着て「パリコレ」などのランウェイを歩くということが主な仕事な為、ウォーキングやポージングの練習に日々取り組んでいます。

一方で、「スチールモデル」は写真撮影を中心に活動するタイプのモデルになります。

にしても、すごい情報量。

この情報量が「ランウェイで笑って」の世界観を支えているのかもしれません。

◆猪ノ谷 言葉さんのTwitterにも注目

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