1. まとめトップ

看護学実習で押さえておきたい内服薬まとめ(降圧剤編)今後追加予定

実習受け持ち患者が高頻度で内服している薬剤を項目別に、まとめました。実習の事前学習や、実習中の学習に活用してください。

更新日: 2017年07月25日

16 お気に入り 5446 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

qqs4425dさん

降圧剤一覧

カルシウム拮抗剤:血管壁の筋肉(血管平滑筋)の収縮予防を促す降圧剤

ARB:血管の収縮と動脈硬化、交感神経活性亢進を抑制する

ACE阻害薬:ARBと、ほぼ同様な作用。副作用で空咳が出る

利尿剤:利尿作用とナトリウム排出作用がある降圧剤

β遮断薬:心拍数減少と交感神経抑制作用がある降圧剤

α遮断薬:血管拡張と排尿障害を改善する降圧剤

合剤:ARB+カルシウム拮抗剤、もしくはARB+利尿剤

αβ遮断薬:αとβ両遮断薬

カルシウム拮抗剤

作用:血管も筋肉の一種で血液を送るために運動(収縮と呼ばれる)をしているのですが、収縮にはカルシウムが必要です。動脈硬化で血液の流れが悪い場合、過剰に血管を収縮させて、血液をなんとか送ろうとするために血圧が必然的に高くなります。そのためカルシウムイオンが入ってくるのを阻害することで血圧の上昇を抑えようという目的のお薬です。

主な薬剤
アダラート
アムロジン
ノルバスク
カルブロック
ペルジピン
ヒポカ
バイロテンシン
コニール

アダラート

この薬の作用と効果について

心臓や血管が収縮する原因となるカルシウムイオンの細胞内への流入を抑制することで、冠血管を拡張し、全末梢血管抵抗を減少させ、抗高血圧作用と抗狭心症作用をあらわします。
通常、本態性および腎性の高血圧症や狭心症の治療に用いられます。

主な副作用として、顔面潮紅、めまい、頭痛、黄疸、胸部痛、上腹部痛、発疹、かゆみ、光線過敏症、紫斑、歯肉肥厚、貧血、呼吸困難、女性化乳房など

•全身皮膚の発赤・皮膚のはがれ、発熱、全身倦怠感[紅皮症(はく脱性皮膚炎)]
•頭痛・発熱、のどの痛み、筋肉痛、鼻血、皮下出血[無顆粒球症、血小板減少]
•顔面蒼白・冷汗、立ちくらみ、意識がもうろうとする[ショック]
•意識が薄れる、考えがまとまらない、判断力が低下する[意識障害]
•全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる、食欲不振[肝機能障害、黄疸]

アムロジピン  商品名:アムロジン

この薬の作用と効果について

細胞内へのCaイオンの流入を減少させ、末梢血管や冠血管の平滑筋を弛緩させることにより、血圧を下げ、狭心症発作を予防またはやわらげます。
通常、高血圧症や狭心症の治療に用いられます。

主な副作用として、むくみ、ほてり(熱感、顔のほてりなど)、めまい・ふらつき、頭痛・頭重、動悸、発疹、そう痒、じんま疹、日光による過度の日焼け・かゆみ・色素沈着、円形または楕円形の赤い発疹・発熱・関節の痛み、発疹・足や腕に紫色または赤いあざができる・全身がだるい、まぶた・口唇・舌のはれ・じんま疹・呼吸困難(気道のむくみによる)、歯肉肥厚など

•全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
•のどの痛み、頭痛、鼻血や歯ぐきの出血[無顆粒球症、白血球減少、血小板減少]
•徐脈、失神、めまい[房室ブロック]
•手足の筋肉の痛み、こわばり、しびれ[横紋筋融解症]

ノルバスク

この薬の作用と効果について

カルシウム拮抗剤で、細胞内へのカルシウムの流入を減少させることにより冠血管や末梢血管を弛緩させ、血圧を下げたり、狭心症の発作をおこりにくくします。
通常、高血圧症、狭心症の治療に使用されます。

•グレープフルーツジュースによって、この薬の作用が強くなることがあります

主な副作用として、ほてり(熱感、顔面潮紅など)、めまい・ふらつき、頭痛・頭重、動悸、浮腫、発疹、かゆみ、じんましん、光線過敏症、多形紅斑、血管炎、血管浮腫、連用により歯肉肥厚など

•吐き気・嘔吐、全身けん怠感、皮膚や白目が黄色くなる[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
•のどの痛み、発熱、出血しやすい(歯ぐきからの出血や鼻血など)[無顆粒球症、白血球減少、血小板減少]
•徐脈、めまい、失神[房室ブロック]
•筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]

カルブロック

この薬の作用と効果について

Caチャネル拮抗作用に基づいて、血管を拡張することにより、血圧を低下させます。
通常、高血圧症の治療に用いられます。

•薬の血中濃度が上がり、血圧が下がりすぎるおそれがありますので、この薬を飲んでいる間は、グレープフルーツジュースを飲まないでください。

主な副作用として、発疹、かゆみなど

•全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
•めまい、ふらつき[房室ブロック、洞停止、徐脈]

ペルジピン

この薬の作用と効果について

カルシウムチャネル遮断作用により、血圧を下げる薬です。
通常、本態性高血圧症の治療に用いられます。

•グレープフルーツジュースによってこの薬の作用が強くなることがあるので、飲むことは避けてください。

主な副作用として、悪心・嘔吐、胃部不快感、食欲不振、顔面潮紅、熱感、動悸、血圧低下、浮腫、倦怠感、のぼせ、発疹、そう痒感、光線過敏症、歯肉肥厚、頭痛・頭重、めまいなど

•鼻血、歯ぐきの出血、皮下出血[血小板減少]
•全身がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]

ヒポカ

この薬の作用と効果について

カルシウムチャネル遮断作用により、血圧を下げる薬です。
通常、高血圧症、腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症の治療に用いられます。

•グレープフルーツジュースによってこの薬の作用が強くなることがあるので、飲むことは避けてください。

主な副作用として、吐き気、動悸、顔面潮紅、ほてり、浮腫、頭痛、頭重、めまい・ふらふら感、発赤、発疹、かゆみ、光線過敏症など

•呼吸困難、じん麻疹、眼や口唇周囲の腫れ[アナフィラキシー様症状]
•立ちくらみ、めまい、脱力感[過度の血圧低下]
•全身がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]

バイロテロシン

この薬の作用と効果について

Ca拮抗作用により血管を広げ、血圧を下げたり心臓の負担を少なくします。
通常、高血圧症、腎実質性高血圧症、狭心症の治療に用いられます。

•グレープフルーツジュースに含まれる成分が薬の作用を強めることがありますので、一緒に飲まないでください。

主な副作用として、顔面紅潮、頭痛、動悸、めまい、ほてりなど

•意識を失う、呼吸困難、顔色がそう白になる[ショック様症状]
•全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]

コニール

この薬の作用と効果について

血管の細胞内にカルシウムが流入すると、血管が収縮し血圧が上がります。この薬は、カルシウムが細胞内に入るのをおさえ、その結果、収縮した血管をひろげ血圧を下げます。
また、心臓の血管をひろげて狭心症発作(主に心臓の部分に起こる胸痛)を予防します。
通常、高血圧症、腎実質性高血圧症、狭心症の治療に用いられます。

•この薬を飲む時にグレープフルーツジュースといっしょに飲まないようにしてください。この薬の作用が強まるおそれがあります。

主な副作用として、動悸、顔面紅潮、頭痛、過敏症(発疹、かゆみ、光線過敏症)、女性化乳房など

•全身がだるく食欲がない、吐き気がする、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]

ARB

1 2