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なんだかんだ言っても、やっぱり第一印象は大事!「初頭効果」と「親近効果」

初対面の人に会うとき、だらしない格好をしたり、無愛想な態度を取っていませんか?「第一印象」は、相手が自分を評価するのに大きく関わる大切なものです。

更新日: 2017年07月30日

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唐梨唐傘さん

「人を第一印象で判断してはいけない」というけれど……

人の印象は、第一印象でかなり大きく左右されてしまうもの。
いくら性格が悪くても、初めの良い印象がなかなか変わらず、
「ひどい人だけど、本当は良い人なんだよなあ」
……なんてことも起こってしまうのです。

「初頭効果」とは?

人は最初に与えられた印象に強く影響される傾向があり、これを心理学では「初頭効果」といいます。

ゆうきゆう (監修)『「なるほど! 」とわかる マンガはじめての恋愛心理学』西東社  2014

つまり、最初に形成されたイメージが、その人のイメージとして定着してしまうというわけです。

こんなこと、ありませんでしたか?

単語を勉強すると、最初に出て来た単語は良く覚えているけど、途中で出て来た単語は全然思い出せない、なんてことありますよね?

人間の脳は、初めの方が記憶に残りやすいのです。

しかし、「最後の方に覚えた単語も覚えていることが多い」、「最初は静かな子だと思っていたけれど、意外と活発で明るい子だった」ということもあるはず。
それは次で説明する、「親近効果」というものです。

「親近効果」とは?

最後の印象が強く残ることを「親近効果」といいます。

ゆうきゆう (監修)『「なるほど! 」とわかる マンガはじめての恋愛心理学』西東社  2014

「初頭効果」とは反対で、終わりの方が関心を持ちやすいというものです。

「じゃあ、やっぱり第一印象なんてそこまで重要じゃないんじゃない?」と思った方……

確かにはじめから良い印象を持たれていたら、気にする必要はないかもしれません。

しかし、はじめに良い印象を持たれている人と、悪い印象を持たれている人、どちらが得をするでしょうか。

例えば「顔」というものも、印象を形成するのに使われます。イケメンや美少女が何をやっても許されるというのは、やはり「初頭効果」によるものなのではないでしょうか。

「初頭効果」の実験について

彼は架空の人物の特徴について「知的・勤勉・衝撃的・批判力がある・強情・嫉妬深い」と読み上げ、次に特徴の順番を後ろから読み上げて、どう印象が変わるかを調査しました。

渋谷 昌三『面白いほどよくわかる!心理学の本』西東社  2017

つまり、一方の被験者には「知的・勤勉・衝撃的・批判力がある・強情・嫉妬深い」と読み上げ、もう一方の被験者には「嫉妬深い・強情・批判力がある・衝撃的・勤勉・知的」と読み上げたということ。

前者の被験者は……

「知的・勤勉・衝撃的・批判力がある・強情・嫉妬深い」と読み上げられた人は……

「欠点は多少あるが、概して能力に恵まれた人物」ととらえた

渋谷 昌三『面白いほどよくわかる!心理学の本』西東社  2017

後者の被験者は……

「嫉妬深い・強情・批判力がある・衝撃的・勤勉・知的」と読み上げられた人は……

「能力はありそうだが、欠点が目立つせいで本来の能力が発揮されていない人」ととらえました。

渋谷 昌三『面白いほどよくわかる!心理学の本』西東社  2017

同じ言葉なのに、並び方が違うだけで正反対の人物にとらえられたというのは、はじめに来た言葉が大きく影響していると考えられます。

この実験からも第一印象の重要さ、つまり「初頭効果」の重要さが分かるというわけです。

「初頭効果」を意識して、第一印象の好感度を上げよう!

また、人にアドバイスするときは「上げてから下げる」より、「下げてから上げる」方が印象が良くなるのも、「親近効果」のひとつです。

「初頭効果」と「親近効果」を上手く使い分けて、相手に良い印象を与えましょう!

引用・参考文献

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