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セシルのもくろみ作者・唯川恵の珠玉の長編小説

女性心理を描かせたら天下一品。単なる恋愛小説ではありません。表現のうまさに引き込まれる名作ぞろいです

更新日: 2017年07月22日

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tkntrさん

個人的にはこれが一番好きな作品。とにかく深い。刺さる。

日本が未曾有の好景気に沸いていた時代、2年ごしの交際をへて広告代理店勤務の文彦と派手な結婚式をあげた永遠子。その日が人生最高の日だった。順調にスタートをきったはずの結婚生活は、バブルがはじけたことから、下降線の一途をたどる。不倫、リストラ、親の介護…。諍いと後悔にあけくれる日々から、夫婦はどう再生してゆくのか。結婚の真実を描く長編小説。

ずっと好きだった会社の先輩・入江と親友・美帆の結婚披露パーティの後、痛飲する粧子。苦しい思いに区切りをつけ、素知らぬふりで仕事を続けてはいたが、ふとしたことから入江も実は粧子を好きだったと知る。そして間を取り持ったはずの美帆が二人を騙していたことを…。許せない!粧子にとってこれは「不倫」ではなかった。本来は自分のものであった「愛」を取り返すだけのこと。略奪愛の行方は。

恋も仕事も順調だった三一歳の怜子は、五年付き合い、結婚も考えていた耕一郎から突然別れを告げられる。失恋を受け入れられず、苦しむ怜子は、最優先してきた仕事も手に付かず、体調を崩し、精神的にも混乱する。そして、友人の「好意」から耕一郎に関するある事を知らされた怜子は…。絶望から再生までを描き、誰もが深く共感できる失恋小説。

「恋」という魔物にとりつかれた女は、ときに、自分自身でも思いがけないことをしてしまう。七々子の場合がそうだった。好きになった彼にはすでに恋人がいた。あきらめきることができない七々子のとった行動は、彼の恋人、美咲に近づき、友達になることだった。嘘をつき、おとしいれ、そうまでして手に入れた恋。一途に思う心には偽りはなかったはず、だけど…。女心の深淵をえぐる恋愛長編。

母に疎まれ、母に怯えてきた32歳の千遥は、愛人の援助でセレブ気取りで暮らしている。年下のフリーター・功太郎から熱心に迫られ、なんとなく関係してしまうが、もちろんそんな男を結婚相手として母に紹介できるはずがない。けれど、功太郎が公認会計士の試験に合格し、千遥の気が変わる。この相手なら、母を満足させられるのではないか、と。
母に愛され、母が大好きな27歳の亜沙子は、ずっと母と二人暮らし。母との週末ランチが習慣だ。ある日のランチに母は田畑というおとなしい男を招く。男として魅力があるわけではないが、母がいいという相手だし、とくに嫌なところもないし、と亜沙子は結婚を決める
。結婚を機に、二組の「母娘」が向き合うとき、そこに生まれるのは、謀反か和解か――。
思いがけないラストまで一気読み必至の長篇小説。

親友の婚約パーティで再会したのは学生時代から憧れていた彰生。平凡なOLの芽以子にとって、作家をめざし才能に溢れていた彰生は、今も憧れの存在。そんな彼が自分に興味をもってくれるなんて…。わがままで自信家の彰生に振り回される芽以子。だけれど好きになってしまったら恋の相手は選べない。芽以子と彼女をとりまく女たちの、切ない恋愛模様を描く長編小説。

雪が舞い始め、やがて音もなく街を埋めつくす、美しくもどこか秘密を孕んだ冬。その恋は不意に訪れた。永江希和子・24歳。金沢で生れ育ち、母と二人暮し。職場の新年会の着物を新調するために訪れた呉服屋で、希和子の心をとらえた絵柄、そして―新進友禅作家・瀬尾との恋、新しい仕事。歓びと哀しみをひたむきに染め上げる人々。しかし、希節は移り雪とともに秘密も溶け出して…。

OL3年目、邦夫という申し分のない恋人もいて、将来に不安のない佐和。ところが二人で行った店で、かつて愛し合った暁と再会したことから、彼女の心は揺れる。彼らは同級生だったのだ…!

大学の頃から好きだった時男と三年かけて、ようやく恋人関係になれた奈月。なのに、この頃、時男のやさしさが見えない…。そんな時、時男の昔の恋人・小夜子が現れる。派手な化粧がよく似合う小夜子にひかれる時男。そして、奈月の前にも、以前に告白された協介が…。社会人としても三年目を迎え、すれ違う恋人たちの心と、その成長を女と男、それぞれの視点から丹念に綴った長編小説。

奔放な生き方で多くの女性たちに愛された男の死。旧友たちが築いてきた穏やかな生活に、様々な波紋を投げかける…。立ち止まり、振り返る女たちに、いま、新しい選択が待っている。恋愛長編。

名古屋に赴任中の28歳の高久雪緒は目下不倫中。妹、理々子は東京で脚本家を目指しバイト生活。二人は、血の繋がりはないものの、深い愛情で結ばれた家庭で育った。同時に郷里の金沢に帰省した姉妹は、なんと祖母と母そろっての結婚話を聞かされる。雪緒の新たな恋、理々子に訪れたチャンス、そして祖母と母の結婚の行方は――。それぞれの世代の愛と転機をしなやかに描く長編小説。

1973年11月、浅間山での出来事が18歳の二人の少女と一人の少年の運命を変えた。
事故の重みを胸に秘め、大人へと成長してゆく三人。
著者が自らと同年生まれに設定した主人公たちの18歳から49歳までの人生の軌跡を描く、
すべての世代に贈る31年間のラブ・ストーリー。

女は素知らぬ振りをして、いつも抜かりなくすべてを整えている―。仕事を辞め、失意のうちに東京を引き払って田舎で暮らすことに決めた岳夫。ボロ家に手を入れ、一人静かな暮らしを始めた彼の前に現れた一匹の犬と女たち。思いがけなく展開する人生に立ち向かう、大人のための物語。

榊理沙子・25歳。三年目の仕事は充実。信頼できる友人がいて、一流商社に勤める恋人とはそろそろ婚約の話も。幸せに埋もれることに戸惑いつつも満ち足りていた日々が、恋人の同僚、幹也に出会ってから少しずつゆらぎ出す。ざわめく気持ちを封じるように、親友に幹也を紹介する理沙子だったが…どうしようもなく誰かを想ったとき、理沙子が選んだ道をあなたは選ぶことができますか?

知り合った頃、この人と恋人になりたいと思った。恋人になったら、結婚したいと思った。夫婦になった今、次はどうすればいいのだろう──。士郎と結子は結婚七年。平穏な生活で仲は悪くない、だけど何か足りない。ところが思いがけない事による別居生活が始まって、ふたりは……。離れて、恋をして、再び問う夫婦の意味。結婚に悩めるあなたの胸に、静かな波紋を呼び起こす長篇小説

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