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そらそうよ

ポケナイさん

老子とは

上善は水の若し。水は善く万物を利して争わず、衆人の悪む所に処る、故に道に幾し。

ここでは、中国の春秋時代の思想家、老子について説明します。
大器晩成、和光同塵、天網恢恢、小国寡民で有名な方です。

現存する老子の思想は、『老子道徳経』上篇三七章・下扁四四章の計八一章から成り立ちます。
容量はそれ程多くありません。頑張れば一日で読めます。
内容もそれ程難しくないです。ただ深いです。

彼の思想の特徴は三つあげられます。
①ぼそぼそと喋る
②省略が多い
③固有名詞が一切ない

①ぼそぼそと喋る
「これが真理だ、さあ聞け」というのではなく、たぶんこれが正しいと思うよ」という言い方です。

②省略が多い
彼が伝えようとすることを、自らの思考で補いながら読まなければなりません。
行間を読むということです。

③固有名詞が一切ない
時間空間を超える。
反面、抽象的になる。

中国の思想

老子の思想について触れる前に、簡単に中国の思想について説明します。
わかっているよという方は、飛ばして下さい。

【儒家】
孔子=原点にして頂点(温故知新)
孟子=性善説(孟母三遷、孟母断機、五十歩百歩)
荀子=性悪説(青は藍より出でて藍より青し)

【道家】
老子=こ↑こ↓(野獣凄大、待愛純旦、二幸接吻)
荘子=無為自然(胡蝶の夢、無用の用、万物斉同、朝三暮四、明鏡止水)

【兵家】
孫子=軍事(風林火山、呉越同舟)

【墨家】
墨子=兼愛・非攻

【法家】
韓非子=法律

日本人である自らを知るには、過去の日本人を知らなければなりません。
過去の日本人を知るには、彼らに大きな影響を与えた中国の思想家達を知らなければなりません。

儒家と道家

中国の二大思想です。
儒家は、政治や社会を中心とし、道徳を尊重する。
道家は、儒家の思想を批判し、天や自然について説く。

老子と荘子

思想的には類似しています。
老子はぼそぼそと喋るのに対して、荘子は流暢に喋る。
老子はまだ政治と社会に関心がある。荘子は政治と社会には一切関わらない。

老子の生涯

コレガワカラナイ

コンピュータゲーム『ロマンシグサガ ミンストレルソング』のカール・アウグスト・ナイトハルトの言葉

老子の思想に触れる前に、彼の生涯について触れたいと思います。
彼の生涯は、全くわかりません。

司馬遷の『史記』に、記述がありますが、一人に特定できず、三人の候補を挙げています。
孔子のもとに、教えを乞いに行ったと書かれていますが、孔子は儒家の人間であって、老子は道家の人間ですから、そのようなことは無いと考えられています。

老子の思想

道の道とす可きは、常の道に非ず。名の名とす可きは、常の名に非ず。

人は地に法り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る。

人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり。人に勝つ者は力有り、自ら勝つ者は強し。

聖人は常に善く人を救う、故に人を棄つること無し。常に善く物を救う、故に物を棄つること無し。

持して之を盈たすは、其の已むるに如かず。揣して之を鋭くするは、長く保つ可からず。金玉の堂に満つるは、之を能く守る莫し。

大国を治るは、小鮮を烹るが若し。道を以て天下に莅めば、其の鬼、神ならず。

知る者は言わず、言う者は知らず。

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