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NHKスペシャル「731部隊の真実 ~エリート医学者と人体実験~」が放送

2017年8月13日(日) 午後9時00分~9時49分

更新日: 2017年11月06日

hiraoyogiさん

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番組

戦時中、旧満州で密かに細菌兵器を開発し実戦で使用した、731部隊。部隊が証拠を徹底的に隠滅、元隊員が固く口を閉ざしたため、その実像を知る手がかりは限られてきた。

今回NHKは、終戦直後、旧ソ連で行われたハバロフスク裁判の音声記録を発掘。20時間を越える記録では、部隊中枢メンバーが、国防や国益のためとして細菌兵器を開発した実態、そして旧満州で日本に反発していた中国や旧ソ連の人々を「死刑囚」とし、細菌兵器開発の「実験材料」として扱っていた実態を、克明に語っていた。

さらに、元隊員の資料や当時の学術界の膨大な記録からは、軍だけでなく学術界からも多くの研究者が部隊に参加していた実態が浮かび上がってきた。満州事変以降、学術界が軍と関係を深めていった過程、そして日本軍が旧満州で反発する人々を死刑にすることについて世論の支持が高まる中で「死刑囚」を研究に活用する動きが相次いでいた実態も明らかになってきた。

731部隊はどのようにして生まれ、そして医学者たちは、どう関与していったのか。数百点にのぼる資料をもとに、731部隊設立の謎に迫る。

放送前

戦時中、旧満州で細菌兵器を開発していた #731部隊 。秘密のベールに覆われていた、秘密部隊の真相に迫る音声テープが、ロシアで発見されました。部隊員の肉声が語る衝撃の実態とは。 #NHKスペシャル 「731部隊の真実」日曜・夜9時… twitter.com/i/web/status/8…

「秘密中の秘密というのは、細菌戦をもって攻撃をやるという研究を行ったこと。それから人体実験を行ったこと-」。旧日本軍の秘密部隊・ #731部隊 の実態が、軍の幹部によって語られていました。新たに発見された音声テープから浮かび上がる… twitter.com/i/web/status/8…

これは見なくては…731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~ NHKスペシャルの番組公式サイトです。 www6.nhk.or.jp/special/sp/det…

加害の歴史 2017年8月13日(日)午後9時00分~9時49分 NHKスペシャル | 731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~ www6.nhk.or.jp/special/sp/det…

録画予約セット!。記録として保存。 731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~ NHKスペシャルの番組公式サイトです。 www6.nhk.or.jp/special/sp/det…

感想など

もうすぐ始まるNスペ、日本の加害をテーマとした番組としてはこの夏唯一のものになっちゃう可能性があるけど、モミーが続投してたらこれすら無かったかもしれんわけだな。

Nスペ「731部隊の真実」、部隊中枢メンバーの音声記録。東大や京大といったエリート医学者たちが細菌兵器開発のため生きた人間を実験材料にした。材料にされたのは日本の満州統治に反対する中国や旧ソ連の捕虜。乳飲み子を抱えた母親までも材料にした。生きて監獄を出た捕虜はいなかったという。

Nスペ「731部隊の真実」。元部隊員が保管していた名簿には京大、東大医学部を始めとして一流大学の医学者の名前が連らなっていた。最も多くの研究員を出したのは東大。続けて京大。彼らエリート医学者が非道極まる人体実験を指導していた。731部隊からは高額の研究費が医学者に支払われていた。

Nスペ「731部隊の真実」現在の金額で2億を超える金額が研究費として支払われていた。「医学者も国の満州建設に貢献するべきだ」としてポスト争いをする東大・慶大・京大。東大はNHKの取材に組織としての関わりを否定。満州で寒さによる凍傷に悩まされていた日本軍は囚人を凍傷の実験台にした。

Nスペ「731部隊の真実」、生きたまま凍傷の実験台にされた囚人の指は骨が見えていたという。それを冷静に観察・研究する医学者たち。人の命を守るべき医者がなぜ一線を超えたのか。それを後押ししたのは世論だった。満州統治に抗う中国人を匪賊とする政府やメディアの流す情報を鵜呑みにした国民。

Nスペ「731部隊の真実」〝匪賊が我々を殺しにくるなら、捕まえた匪賊を実験台にして何が悪いのか、医学に貢献出来るなら褒められるべきことではないのか…〟しかし敗戦を前に、人体実験を主導した医学者たちには特別列車が用意され、日本に逃げた。彼らの中には戦後医学会の重鎮となった者も多い。

Nスペ「731部隊の真実」、細菌兵器の情報を得たいアメリカは、その情報と引き換えに731部隊の罪を帳消しにした。無事日本へ逃げ帰り、戦後医学会の重鎮となった医学者らは罪を否定し続けた。だが、今回NHKが発掘した旧ソ連での音声記録の中には、自らの罪を悔いる医学者の声も残されていた。

Nスペ「731部隊の真実」、「戦争が終わってから自分の罪に気づいた」というその医学者が、生まれ変わったなら生き直したいと涙ながらに語る声が記録に残っているが、その後彼は自殺したという。良心の呵責に耐えられなくなったのだろう。日本には82になる母と、妻と二人の子どもがいたという。

森村誠一の「悪魔の飽食」を読んだのは中学生の頃だった。人は生まれる国も時代も選べないけれど、もし自分があの時代、中国人に生まれていたら、731部隊の実験台にされたかもしれないと考えて、戦争が怖くなったのを覚えている。目を閉じると実験台にされた人々の姿が目に浮かび、暗闇が怖かった。

こうやって731部隊のなかのまともな倫理観を持った人は罪の意識で自殺してしまった 倫理観のないクズは帰国してのうのうと出世しおおせたのに #NHKスペシャル https://t.co/Ai00Zs5EJo

すごいよ。今日のNスペ。731部隊に当時の日本のトップ医学者たちが加担していった背景を、当時の「国民世論」だとはっきり指摘してる。メディアの影響にも触れてる。満州や中国の人々への世論の憎悪が後押ししたと。軍や医学者への責任追及だけ番組を終わらせてない。実に知性的だよ。

アメリカへの人体実験のデータ引き換えとともに、731部隊の主要な人々が罪に問われなかったこともちゃんと触れてる。戦後、国内の大学や学術分野で出世していったことまで。そして現在の軍学共同研究推進について番組の流れは至る。Nスペ容赦ない。すごい。

#731部隊の真実 を見たが、731部隊の残虐行為や研究者のその後について徹底的に検証しているだけでなく、防衛省による研究費の倍増と、それによる科学の軍事利用の影、そして日本学術会議の葛藤という現代日本の問題についても触れていた。こういう番組は凄いよなあNHKは。

取材協力、常石敬一さんは予想通りとして秦郁彦さんの名前もあったな。

まあ731部隊はひどい話だらけなんだけど、なんといってもその時の実験をもとにした研究で戦後に博士号とったやつがいる、というのが一番エグい。これは戦争の問題というより、科学の問題。

今日のNスペ、731部隊について特に新しい知見を付け加えるものでなかった、ということは指摘しておきたい。番組をディスるためじゃなく、これまでの先行研究の名誉のために。読むべきものを読んでいれば、今日の放送内容の殆どは知ることができたことばかり。

⚡️ “「Nスペ『731部隊の真実』は捏造報道」と主張するネトウヨ・ツイート集” twitter.com/i/moments/8967…

731部隊で人体実験をした学者本人がその実験データを論文として終戦以前に自分で発表しているのに、「731人体実験の証拠はどこにもない」と言い張るのがネトウヨらのリテラシー。 twitter.com/sukuitohananik…

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