1. まとめトップ

「物忘れ」だけじゃない!認知症の意外な前兆とは?

認知症の専門サイトなどを見ると、必ずといっていいほど認知症の種別や、中核症状と周辺症状について書かれていますが、本稿ではそうした詳しい部分は省き、あくまで早期発見ためのヒントとしてまとめました。大事なのは、兆候を見逃さず、それが兆候だと認識することなのだと思います。その助けになれば。

更新日: 2017年08月25日

3 お気に入り 1570 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

il0veb00ksさん

増加傾向をたどる認知症の患者数。

出典kabu.com

高齢者の認知症患者数は、2020年に約730万人に達する推計となっており、65歳以上の高齢者の約5人に1人の割合になる見通し。
※出所:厚生労働省「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究(平成26年度厚生労働科学研究費補助金特別研究事業九州大学二宮教授)による速報値」
※各年齢の認知症有病率が上昇する場合の将来推計
http://kabu.com/investment/igoffice/report/20150205fujii.html

現在、認知症患者は世界中に約4680万人(世界アルツハイマー報告書2015)。何もしなければ、20年後には2倍になると予測されている。

認知症患者の医療や介護の費用に労働生産性の損失などの社会的な負担を加えた「社会的費用」は、2014年に14.5兆円に上ることが29日、慶応大学医学部と厚生労働省研究班の推計で分かった。

■早く見つけることが重要!■

最も重要なのは「早期発見」と「早期からの予防対策」です。

早めに治療を開始するほど、高い治療効果を得ることができます。

■早期治療のカギになるのが、家族の「気づき」■

「何かおかしい」、「ひょっとしたら」という家族の印象はとても重要です。今までとは違う症状や行動に気づいたら、できるだけ早めに医療機関を受診することをおすすめします。

■たとえば、「におい」に気付かなくなる■

認知症の症状が顕著に出るのは、嗅覚をつかさどる領域であるという研究データがあります。

認知症の初期段階の人が「においを感じない」という症状を訴えたり、発症した人が「異臭に気付きにくい」といったことが報告されています。

米国の研究では、嗅覚機能が低下している人は、嗅覚機能が平均以上の人に比べて、認知機能の低下が著しいことが明らかになっています。

認知症の代表的な症状である記憶障害は、記憶を司る「海馬」が萎縮することにより起こりますが、日本人の認知症でもっとも多いアルツハイマー型認知症では、海馬の前に、海馬よりも脳の外側にある「嗅内皮質」が冒されることがわかっています。

嗅内皮質は嗅覚に大きく関わる部分であるため、記憶障害よりも先に嗅覚の低下が症状として現れるようになります。

次項の「面倒くさがる場面が増える」にもあるように、掃除も億劫になる。

◼︎面倒くさがる場面が増える◼︎

身だしなみに気をつかわなくなり、おしゃれをしなくなった。

化粧、ヒゲ剃り、髪の手入れ、部屋の片付けなど、よく考えれば面倒くさいことだらけです。本能的にはやりたくないことばかりなんです。

認知機能は自意識の低下をもたらします。さらに集中力の低下によりひとつひとつの作業のハードルが上がることで、身だしなみに気を遣うことが億劫になってしまいます。

結果、本能に忠実になります。見た目にはだらしなくなっていきます。

また、洋服をいつもと違う場所にしまおうとしたり、
普段やっている順序とは違う方法でやり出すことも
あります。
この場合、当のご本人は異変になかなか気づきにくいので、
やはり身近なご家族が気づいてあげることが大事です。

1 2