1. まとめトップ

衝撃!日本一の進学校、筑駒が解体へ…抽選導入で脱エリート校化

超進学校の筑駒こと筑波大学附属駒場中学・高校などに対して、抽選導入や学力試験の廃止といった改革が求められることに。学芸大学附属高校、お茶の水女子大学附属高校、筑波大学附属高校といった国立エリート校は解体へ…いったいなぜ?今後の中学受験や高校受験の影響は?

更新日: 2017年08月28日

3 お気に入り 118191 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

〇灘と並ぶ日本一の進学校“筑駒”

東京都世田谷区にある「筑駒」

正式名称は、筑波大学附属駒場中学校・高等学校。

関西の灘中学・高等学校と並び称される日本一の進学校。

1学年160名中、東大進学者102名。開成高校を大きく超える東大合格率です。

そんな超進学校の筑駒が、事実上、現在の形を解体することになりそうです。

〇有識者会議 「抽選導入や学力検査の廃止で脱エリート校化を」

「一部の附属学校は、いわゆるエリート校化し、そこに通う子供の資質能力の向上に力を注ぐあまり、教育実習生の受け入れ先としての機能を十分に果たしていない。」

一部の附属学校とは、筑波大学附属駒場高校、東京学芸大学附属高校、筑波大学附属高校、お茶の水女子大学附属高校、広島大学附属福山高校、金沢大学附属高校などを指しています。

「エリート校と呼ばれる学校についても同様に、すべての国立大学附属学校は、附属学校本来の使命・役割に立ち返り、多様な入学者選考の方法を実施すべきである。」

「選考にあたっては、例えば、学力テスト等を課さず、抽選と教育実習の実施校かつ研究・実験校であることに賛同する保護者の事前同意の組み合わせのみで選考する」

「併せて、同一の国立大学の附属学校間で、無試験ないしそれに近い形で進学が可能となる、いわゆる連絡進学あるいは内部進学と呼ばれる仕組みについても、各大学及び附属学校において、多様性及び公平性等の観点からの見直しが検討されるべきである。」

〇国立附属エリート校化の弊害 ゆとり教育導入、小学生の受験競争

国立大附属の本来の役割は、教育実習生の実習の場の提供と、公立学校のモデル校としての教育研究成果の還元。ところが、優秀な生徒が集まりすぎて、まったく役割を果たせず、それどころか……

日本の教育史上最大の失政の一つ、ゆとり教育。

実は、国立大附属学校で先行的に試験導入され、学力が大きく上がったというデータが出たので、全国の公立学校に持ち込まれたものでした。

国立大附属のような、親の収入も学力も高いエリート校では、子供の自主性に任せる教育が成功する例がある。しかし、多様な層が通う公立学校では、国立大附属学校での成功例がまったく通用しない。

東大に数十人も合格する超エリート校の教育成果を見せられたところで、そんなの、一般の公立学校には何の役は立ちません。ゆとり教育の悲劇は、国立大附属学校のエリート校化がなければ防げたかもしれません。

筑駒などの多くの国立大附属校は、私立中学とまったく同じような試験問題を実施。同じように選抜試験のある国公立中学校でも、公立中高一貫校は21世紀型の思考力や発想力を問う入試に転換している中で、国立大附属は未だに変わらない。

結果として、国立大附属に入学するには、私立中受験と同様の非常に高度な勉強をしないと入学することができず。大手塾の日能研の場合、授業料だけで年間100万円という高額ぶり。これだけの金銭的負担ができる良質な家庭の超優秀な子弟のみが筑駒に入学できる。

筑波さんとこの教育実習は筑駒と筑大附にシバかれるんだろうし大変だなァとおもう

@kodama_xhp 教室に入ると黒板に数学オリンピックに出るような高等数学の問題が書かれていて、解けないとその後誰も話を聞いてくれなくなるとか

筑駒はこれだから筑波大生に教育実習嫌がられんだよwww

「生徒が優秀で飲み込みも異常なほど早いし、素行不良な生徒も皆無」そんな国立大附属で教育実習した後、公立学校に配属されて気が付くことは、国立大附属の環境が浮世離れしすぎていて、そこでの経験が全然役に立たないということ。

〇筑駒や学芸大附属やお茶の水で予想される改革内容

国立大附属が本来の役割を果たせない最大の原因は、優秀な生徒が集まりすぎていること。

有識者会議では抽選の導入が勧告されています。

受験できる生徒をあらかじめ抽選で選ぶ仕組みや、適性検査の点数の高くない生徒をあえて抽選によって入学させるような仕組みもあり得ます。今までのように、優秀な生徒が集まらないような仕組みが検討されるでしょう。

学力検査の廃止が勧告されます。

その後は、公立中高一貫校で行われているよな、知識偏重ではない、思考力や発想力を問うような問題に移行する可能性が高いでしょう。

そうすれば、今までのように小学校生活を犠牲にするほどの塾通いをしなくても、筑駒や学芸大附属やお茶の水に入学できるようになります。

一部の保護者が、教育実験校であることを知らずに、進学校として期待してしまい、国立大附属がエリート校化してしましました。

有識者会議では、面接の導入や、保護者が教育実験校であることに賛同しているか事前同意することが提言されています。

面接の導入によって、保護者が本当に教育実験校としての役割を理解しているかどうか審査するという方法も考えられます。

有識者会議では、筑波大学附属中学校→筑波大学附属高校、学芸大学附属竹早中学校→学芸大学附属高校といった連絡進学が批判され、一般の公立中学校と同じ条件になるべきだとされています。

筑波大学附属駒場中学校に入学したとしても、今までのように無条件で附属高校へ上がることはできなくなり、一般の公立中学校と同様に、全員が高校入試をするようになることが予想されます。

〇筑駒の未来? 国立附属なのにエリート校化しない東大附属の凄さ

「国立附属は教育研究校であってエリート校になってはだめだ」という本来の趣旨を忠実に守っているのが東京大学附属中等教育学校。同校の偏差値や進学実績は中堅上位校程度。

1 2