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日本のオタク文化が急激に廃れた意外な理由は…!?

日本のオタク文化の衰退を急速にした犯人は、「悪しき古典」だった。

更新日: 2017年10月21日

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rokoreaさん

「悪しき古典」は常に更新され続けている

マイルドヤンキーというと、今でこそ「いつまでも古いリア充の論理を押し付けてくる厄介な田舎者」という悪いイメージも持たれているが、言葉が生まれた当時はむしろ逆の評価があった。彼らは最新のリア充世代であることを誇りにしていて、現代の若者の論理を「逆コース」と批判し、昭和文化のリバイバルに被れた

若い頃のマイルドヤンキー世代にとっては昭和時代のヤンキーこそ「悪しき古典」であった。いまとなってはマイルドヤンキーそのものが「悪しき古典」として疎まれている(もちろんいい人は数えきれないほどいると思うのだが)。このことからわかるように「悪しき古典」は常に更新されていくのだ。

もともとマイルドヤンキーはここまで落ちぶれた人間ではなかったことに気づいた。今でいうネトウヨよろしく落ちぶれて、ネトウヨが愛国者ネットワークみたいなカルテルを作って内向きになったことと同じことがマイルドヤンキーで起きたことがあの老害集団化の引き金である。

▼▼▼オタク系にこのごろ勢いがない

電車男ブームを皮切りにオタク系の社会進出が進んだが、この頃彼らに元気がない。というのも、オタク系が現在進行形で衰退しているからである。なぜだろうか?

①オタク系そのものが悪しき古典に回収されたから

日本各地の神社などに行くと、萌え系の二次元ポスターが目立つことに気づく。若い世代であればこういった施設は普通訪れない所だ。しかし、若い世代のものであるはずの文化が若い世代が嫌悪する場所にまで浸透してしまったことにより、萌え系の二次元そのものが古典に回収されてしまった。

2012年のガルパンは恐らく二次元文化にとっての致命的な痛手になった。軍事趣味という右派的な古典に二次元文化が回収されてしまったからだ。左傾化著しい日本社会にとってこれは想像以上の急ブレーキだ。

②オタク系とその前後の世代とのバトルが起きたから

2016年に、アニメ映画としては10年に一度と思われる大ヒット作品になった君の名は。は2010年代のオタクすなわちポストオタク系のサブカルである。この作品について、アニメおたく世代とオタク系世代とポストオタク系世代との間でバトルが起きた。
30代~50代でへたすりゃ既婚で子どももいる「オタク系」たちが、現役の若者系オタク相手にムキになってバッシングしていた光景の愚かさに幻滅したのだった

当たり前だが、時代が変わればオタクのはまる物も変わる。2000年代にオタクがはまった物といえばらき☆すたであるが、それ以前であればエヴァンゲリオンやファミコンや鉄道やマイコン、それ以降であれば魔法少女まどか☆マギカやスマートフォン、PCなど、世代間の隔離が発生した。

オタク系が失速しだしたのは、それこそ安保問題や原発問題に現役の大学生が関わるようになった頃である。社会派の若い世代としてちやほやされていたオタク系とかが、もっとナウな世代がストレートに社会にぶつかっていくSEALDsや反原発グループやANTIFAを年長目線のように冷笑しつつ、囲い込みやリンチに必死になってる様が、哀れに見えただろう。

オタク系は下の世代が台頭することで陳腐化したのである。余談だが、オタク系カルチャーみたいなのが、「ネトウヨブーム」をアテにしだしたのは2000年代後半である。表現の自由運動をリードするような、左翼的なイメージだった彼らも、もはや右翼側に堕ちてしまった。

オタク系カルチャー界隈が右翼と近接したのは2000年代後半の「在特会」にきっかけがある。今となっては中高年や老害世代あたりとつるんでいるネトウヨが、オタク系カルチャーのシンパみたいなオタク系からちやほやされていたのである。時代は変わった。
オタクがネトウヨから撤退しても、日本の保守的階層とのパイプは依然継続し、ネトウヨの抜けた穴に悪しき古典という、安倍政権や日本の暗い側面を連想する5文字が埋まった。オタク系が老害階層と友好的になることも増えた。そこまでくると完全に老害世代と同じだ。

▼▼▼かくして日本のオタク系は急速に衰退した。

最近のオタクコンテンツの「池袋系路線」は女性向けドラマのアニメ化が主流だった頃よりも遥かに進んでいるようだが、そのうちオタクの女性化が進んだりするんじゃないかと思う。ギャルの男性化やヤンキーの女性化が起きたように…

日本では男性文化が女性によってネタ消費されると低迷するというジンクスがある。おそらくオタク文化に関しても似たような法則が成り立っているのではないか。

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