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核だけじゃない…北朝鮮が誇示する「電磁パルス攻撃」で文明崩壊の危機

北朝鮮による相次ぐミサイル発射実験、さらには核実験によって国際社会の緊張が高まっています。そんな中で、北朝鮮は「軍事パルス攻撃」の可能性も示唆。この聞きなれない言葉、いったいどのようなものなのでしょうか。

更新日: 2017年09月06日

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北朝鮮、「電磁パルス」攻撃が可能であると公言

出典indeep.jp

北朝鮮のロケットエンジン開発担当の科学者をおんぶする金正恩・朝鮮労働党委員長。

北朝鮮が核兵器や弾道ミサイルで挑発を続けるなか、もう一つの深刻な脅威として「電磁パルス攻撃」の可能性が指摘されている。

連日報道されている北朝鮮の脅威の中で、「電磁パルス攻撃」なる言葉が取り沙汰されています。

朝鮮中央テレビは3日、「我々の水素弾は巨大な殺傷破壊力を発揮できるだけではなく、“超強力EMP攻撃”までできる多機能化された熱核弾頭部である」と報道。

北朝鮮はこの「電磁パルス攻撃」の能力を既に有していると誇示しています。

爆弾の数倍、数百倍とも言われる水爆の攻撃が可能になったとしたら、そりゃ恐怖ですが、実はそれ以上に危険なのが電磁パルス攻撃。

北朝鮮が実験を行った水爆は広島型爆弾の8倍の威力と報道されていますが、「電磁パルス攻撃」はそれ以上に脅威だと言われています。

核攻撃と聞けば、多くの日本人は広島、長崎の原爆投下のような被害を想定する。だが、それとはまったく異なる脅威が存在する。

人類にとってまったく新しい脅威、それがこの「電磁パルス攻撃」なのです。

文明が崩壊するほどの威力…電磁パルス(EMP)とは

EMP(電磁パルス)攻撃のイメージ図

EMPは、核弾頭を地上数十~数百キロの高高度で爆発させる攻撃手段とされる。

EMPとは、高高度核爆発や雷などによって発生するパルス状の電磁波のこと。

電磁パルスとは、核爆発が地上40~400(30~500)kmの高さで起きると、核爆発によって放出される「ガンマ線」が空気分子と衝突するために、ガンマ線が爆発地点から遠方まで拡散して発生する電磁波だ。

電磁パルス攻撃は、高度30~400キロの上空で核爆発を起こして行う。その際に生じたガンマ線が大気を構成する窒素や酸素などの分子に衝突。分子に含まれる電子がはじき飛ばされて雷のような巨大な電流が発生するなどした結果、強力な電波の一撃である電磁パルスが地上に襲いかかる。

地上での核爆発ではなく、遥か上空で核爆発を生じさせることにより電磁パルスを発生させる手法です。

電磁パルスは地上の半径数百~数千km内に存在する電子機器や送電線に落雷よりもはるかに大きいといわれる負荷をかけて破壊する。

地磁気に引き寄せられて地上に向かうと大電流を生じるため、スマホ、パソコンなどの電子機器、発電施設や送電線などが瞬時に破壊される。

直接の死者は出ないとされているが、コンピューターなどの電子機器を損傷させることで、都市のインフラ機能や、レーダーなどの防衛網が機能しなくなるほか、大規模停電や航空機の操縦が不可能になるなど様々な影響が出るとされる。

EMP攻撃の場合、その核爆発はあまりに高高度で発生するため、直接死傷する人は出ないとされています。

韓国メディアは「実際にやられれば石器時代に戻る。攻撃を受けた地域では1年後に90%が死亡する」と解説した。米国の報告書でも電磁パルス攻撃の脅威を「国家存亡にかかわる」と述べている。

EMP攻撃を受けた地域では、1年後には人口の9割が死滅するというシミュレーションも。

核爆発で強力なEMPが生じる。高高度なら、その下の極めて広い領域にわたって、対策を施していない電子機器・電子回路に過剰な電流が流れる。電子機器・回路は破壊されたり、誤作動したりする。核保有国はこの現象を知っている。

電子機器につながっている配線、電源やLANケーブル、マウスやキーボードの信号線など、電気の通る長いものはみんなアンテナとして機能します。
電磁パルスが起きると、こうした線がアンテナとなり、電磁パルスを受信して強い電流が生まれます。これが電子機器の内部に入ってゆくことで故障してしまいます。

東京上空で爆発した場合、首都機能はマヒ

万が一、東京が電磁パルス攻撃の標的となった場合、首都機能は完全にマヒすると言われています。

現代は電気・電子機器が生活の隅々に行き渡っているゆえ、電磁パルス攻撃の被害は底知れない。最も懸念されるのは国民生活に不可欠な社会的インフラへの影響だ。

電磁パルス攻撃は社会的インフラの機能を完全にマヒさせる目的の攻撃手段です。

EMP攻撃が一番恐ろしいシナリオであることは何度もお伝えてしているつもりです。電力網、コンピュータ通信、自動車等の点火装置が作動しなくなった社会では水道供給も止まり生存が厳しくなり、経済も崩壊するからです。

東京の上空で爆発した場合、爆発力が小さいものでも23区内では電子機器が使えなくなる。発電所は止まり、電車の運行もできなくなるなど都市機能に大きな影響を及ぼすだろう。

電子機器が破壊されることで考えられる影響は…
・電力供給ストップ
・水道の供給ストップ
・あらゆる通信不能
・車、バイクが破壊される
・電車は動かない
・交通網の混乱
・物流のストップ
・食糧不足
・病院が使えない
・警察が機能しない
などなど、考え出すとキリがないです。

爆風や放射能の影響で人が死ぬことはないが、直ちに人命に関わるケースも発生する。医療分野では生命維持装置や心臓ペースメーカーが停止する恐れもある。航行中の飛行機が制御機能を失って墜落したり、運転中の自動車の電気系統が破壊されて交通事故が多発したりすることも考えられる。

一度高高度で爆発してしまえば、EMPの発生を食い止めるのは不可能で、攻撃を防ぐには発射そのものを抑え込むしかないという。

電子パルス攻撃から電子機器を守る方法

結論から言ってしまうと、日本では電磁パルス攻撃への防御対策はほとんどできていないと言われています。

EMP電磁パルスは、ケーブル・アンテナ類に高エネルギーのサージ電流を発生させ、それらに接続された電子機器などに流れる過剰な電流によって、半導体や電子回路に損傷を与えたり、一時的な誤動作を発生させます。
それを防止するには、金属箔などでケーブル、本体をシールドすることがベストです。

こういった新たな形での核攻撃に対しては、日頃から情報・通信機器の電磁的なシールドの強化(光ケーブル化、電子機器や配線をアルミホイルのような金属箔で包む等)やバックアップ体制強化によってしか被害を最小化できない。

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