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たった一行に込められた恐怖…話題の「一行怪談」を紹介

たった一行なのに、圧倒的な恐怖を植え付けてくる「一行怪談」。想像力を掻き立てる有名な一行の怪談を紹介していきましょう。

更新日: 2017年09月06日

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kat_andさん

いま話題の「一行怪談」とは?

たった一行なのに、怖い。
想像力が喚起され、不思議な怖さが込み上げてくる怪談を二百近く収録。じわじわと想像力を刺激される、まったく新しい怪談集。

出典https://www.amazon.co.jp/dp/4569767362

【一行怪談凡例】
・題名は入らない。
・文章に句点は一つ。
・詩ではなく物語である。
・物語の中でも怪談に近い。
・以上を踏まえた一続きの文章。

出典https://www.amazon.co.jp/dp/4569767362

たった一行…思わずゾクゾクしてしまう怖い話

(殺人犯の少年の父)「息子は明るい方だと思うし、歯も1時間くらい磨く」

「だからおかしなところはない」みたいに言ってますけど……

「今まさに電車が迫る線路上に、物欲しげな目つきの人々が立っていたので、踏み切りに身を投げるのは止めにした」

ってことは、死のうとしてたんですよね…

「このあいだ山奥に捨てた知り合いが、五箱の宅急便で届いた」

バ、バラバラ……

「寝る時に必ず、洗濯機を回し続けることだけは忘れないよう願いますが、それさえ守ればたいへんお得な物件だと思いますよ」

洗濯機が止まるとどうなっちゃうんですか?

「帰宅して灯りをつけると、今朝、駅前で踏みつぶした蝉がテーブルの真ん中にぽつりと置かれている」

誰が何のために・・・・・・・

「ずっと大勢の猫とだけ暮らしていた女が生まれて初めて恋をした日、仕事から帰った彼女は、家の猫全てが舌を噛み切って死んでいるのを見つけた」

画面を想像するだけで怖い

「TVの中でお天気姉さんが、明日は貴方の命日になるでしょうと連呼している」

酷い予報

「駅のホームで、目の前の中年男の背中を押してやったら、そいつが実は幽霊で、”ばーか!”という嘲笑を聞きながら、俺は転落していった」

非科学的な幽霊の怖さ+物理的な転落の怖さ

「公園に垂れ下がる色とりどりの鯉のぼりに、一つだけ人間が混じっている」

生きてても死んでても怖い話

「これより先はすべての駅が通過となります、との車内放送が流れ、もう二度と山手線から降りられない」

山手線ってほら、ぐるぐると……

「あおむけで昔の人を思い出していると、とんとん、背中を叩かれた」

上を見て寝転がっているのに、背中をたたけるってことは……

「ある朝を境にずっと、教室の隅のカーテンが人の形に膨らんでいて、もう一か月、誰も開けられないでいる」

一か月そのままなの?

「夜を徹して恋人に囁いた言葉が、翌朝、街ゆく人々の着信音となって響いている」

はっ、恥ずかしい~!

「世界中のあらゆる玄関をノックしながら探し続けている相手は、もうずっと昔から、とある扉の覗き穴に瞳を押しつけて死んでいる」

死んでる……

「せがまれて、裏返してある姿見をまた表へと返してみれば、背中の子供が映っていない」

子どもはどこに

「トイレをコンコンとノックする「入っていますか?」「入っていますが、お急ぎならご一緒にいかがですか?」と返ってきた」

ご一緒は嫌ですね

「玄関の隙間から、縦に並んだ両目が覗いている」

想像しただけで泣きそう

「ご指定の深さまで穴を掘り続けると土の中から死体が出てきますので、その顔があなたであることを確認したら元通りに埋めてください」

自分で自分を埋めるの?

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