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田舎ならではの良さがある!過疎の町を描いた小説まとめ

過疎化が進む町で再生に奮闘する人々。読むとやる気が出てくる作品です。(プラチナタウン、限界集落株式会社、向田理髪店、ポリティコン、神去なあなあ日常、オロロ畑でつかまえて)

更新日: 2018年01月28日

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sryamaさん

★『プラチナタウン』 楡周平

総合商社部長の山崎鉄郎は、一寸したつまずきから出世街道から外された上、150億もの負債を抱えて平成の大合併からも爪弾きされた故郷・緑原町の町長を引き受ける羽目に陥ってしまう。

楡周平「プラチナタウン」読んだ。バリバリの商社マンがひょんなことから財政破綻寸前の町の長になることに。民間のノウハウを活かした政はうまくいくのかという話。民の最たるものである商社と官の最たるものである田舎の町政の対比が面白い。町の描写があるあるすぎ。考え方とかしがらみとか。

楡周平『プラチナタウン』読了。ドラマ以上に胸が高鳴るを覚えた。面白かった、この一言に尽きる。地方都市の問題点を逆手に取り、国が投げ出してしまった高齢者・介護問題に取り組み破綻寸前の町を再生する。著者の取材の綿密さにも脱帽。介護の実態を知っている私にも夢と希望を見させてくれた。

楡周平著「プラチナタウン(祥伝社文庫)」読了。 正に現代が抱える過疎化、少子高齢化、産業の空洞化をベースに、痛快なビジネスエンターテイメント小説。必読の書です。 そして、これが現実になって欲しいと願いました。決して泣かせる小説ではないけど、胸にグッとくるものがありました。

★『限界集落株式会社』 黒野伸一

起業のためにIT企業を辞めた多岐川優が、人生の休息で訪れた故郷は、限界集落と言われる土地だった。優は、村の人たちと交流するうちに、集落の農業経営を担うことになる。

黒野伸一「限界集落株式会社」読了。過疎化が進みこのままでは近い将来無くなってしまうであろう村の住人達と村に縁のある主人公が奮闘しながら村を再生していく。良い方向に進んでいく内容は読んでいて元気づけられヤル気を分けてもらえます(≧∇≦)b

黒野伸一『限界集落株式会社』読了。深刻な過疎化が進む村落の再生物語。幾多の危機を乗り越えてハッピーエンド、出来過ぎた話ではあるけれど、希望がもてる一冊、そして農業に従事する人達を応援したくなる1冊。「神去なあなあ」シリーズを想起させる1冊でもあります。とても爽快な読後感でした。

「限界集落株式会社」(黒野伸一)読了。 起業のためIT会社を辞め人生の休息で訪れた父親の故郷は限界集落の地域だった。その村で農業経営をすることに。 農業を近代経営するだけでなくいろんな要素が入ってて展開も面白い。 ここまでできたらすごいよな。 地元のこともいろいろ考えてしまった。

★『向田理髪店』 奥田英朗

北海道の寂れてしまった炭鉱町。息子の将来のこと。年老いた親のこと。通りにひと気はないけれど、中ではみんな侃々諤々。心配性の理髪店主人の住む北の町で起こる出来事は、他人事ではありません。

『向田理髪店』奥田秀朗著、読了。 北海道にある過疎化の進む町。濃密な人間関係の良いところと嫌なところ。 さらっと深いことが書いてある。なんだか、しんみりしてしまった。

向田理髪店 読了。 北海道の小さな町が舞台で町民の温かさっていうのかどんなことがあっても受け入れてあげたり、団結して色んなことを解決していくのがよかった。

奥田英朗著「向田理髪店」読了。北海道の過疎の町で理髪店を経営する53歳の店主が主人公。小さな町で起こる事件を連作の形で描く。事件が解決してしばらく幸せな時間が過ぎ、また平穏な日常。そうした中で店主の息子が町の活性化に努力する姿がいじらしい。読みやすく面白い物語。

★『ポリティコン』 桐野夏生

充たされぬ魂の行き先は、破滅か、新天地か?芸術家たちの理想郷「唯腕村」の後継者となった高浪東一は、村の女たちの支配をも目論む。

桐野夏生 『 ポリティコン 』  いや、相変わらずすごい。あの桐野さんが5年もかけて書いたというだけあって、もう中身びっしりで読みごたえもたっぷり。 過疎、高齢化、農業破綻、食品偽装、外国人妻、脱北者・・・と分厚い上下巻もまったく飽きずに読み通せてしまう。最後はちょっと意外。

ポリティコンは理想郷をつくるべくしてつくられた田舎イワン村の唯一の若い男にして、村はえぬきの主人公が、過疎化、財政難の村を救うべく奔走するが、これまたえぐい。

好きな本 桐野夏生『ポリティコン』 唯腕村で暮らす住民たちの愛憎、軋轢。過疎、脱北、食品偽装など様々な問題を孕んでいるので、重厚な読み応え。実写化したら、きっと面白い。私の中ではトイチは松山ケンイチ、マヤは井上真央←テッパン?

★『神去なあなあ日常』 三浦しをん

美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!

三浦しをんの「神去なあなあ日常」読了、林業の一年を通してのお話で、相変わらず三浦しをんの見出す「何かに打ち込むひとたち」の生き様はかっこいい、解説にあるような過疎化した村の斜陽産業の話と見ることもできるだろうけれども単純に「このひとたちがかっこいい」と心底思ってる感触がいい

『神去なあなあ日常』読了。高校卒業していきなり山奥に飛ばされ林業で奮闘する青年の話。舞台が三重県でめっちゃ親近感。口語体で読みやすいし、大自然の漲る力強さとか神秘性とかが文章でありありと伝わってくるのが素晴らしい。三浦さんらしい気持ちのいいエンタメ小説。私もノコの頭を撫でたい。

三浦しをんさんの「神去なあなあ日常」読了。 山の神様と共に生き、すべてあるがまま受け入れる人々。いいな、こういう暮らし。

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