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「北斎」満喫の秋!展覧会&NHK番組が充実しまくっていた

2019年から新パスポートにも採用される「葛飾北斎」。海外の画家にも影響を与えた浮世絵師で、今年は大英博物館でも展覧会が開催された。日本でも今秋、すみだ北斎美術館・あべのハルカス美術館・国立西洋美術館で「北斎」展を開催。NHKでも「眩(くらら)~北斎の娘~」など、「北斎」関連番組を集中放送する。

更新日: 2017年09月22日

aku1215さん

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◆新パスポートに採用が決まっている「葛飾北斎」

外務省は、東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、前年の2019年からパスポートのデザインを新しくします。

変更されるのは、出国や入国の際にスタンプを押す査証欄のページのデザイン。現在は「桜」の図柄が使われているが、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」をモチーフにした新デザインに変更する。

富嶽三十六景はデザインが複雑で、旅券のページごとに図柄が異なるため、偽造防止の効果も期待できる。

日本を象徴する富士山や、江戸時代の町人の暮らしを描いた美しい伝統文化をアピールする。

◆ゴッホら海外の画家にも影響を与えた

渓斎英泉『北斎肖像画』(すみだ北斎美術館蔵)

北斎は江戸後期の浮世絵師で、「冨嶽三十六景」「くだんうしがふち」「北斎漫画」などの作品で知られる。勝川春章に学び、狩野派・琳派・西洋画など様々な画法を取得し、独自の画風を確立。

作品はヨーロッパにも伝わり、マネやモネ、ゴッホなど印象派や後期印象派の画家にも影響を与え、「ジャポニスム」と呼ばれるブームを生み出した。

数々の絵師の中でも、北斎は、人物・動植物・風景・建築、すべてを1人で網羅できる絵師。「Hokusai=浮世絵」と認識されるほど、多くの人気と名声を集めていた。

1998年に米国「ライフ」誌が企画した「この1000年間に偉大な業績をあげた世界の人物100人」では、日本人でただ一人北斎だけが選ばれている。

◆今年から来年にかけては国内外で「北斎」展が次々開催

開催中&これから開催

▼すみだ北斎美術館『パフォーマー☆北斎~江戸と名古屋を駆ける』

[開催期間]2017年9月9日〜10月22日
[開催場所]すみだ北斎美術館

いまから200年前の文化14年(1817)、葛飾北斎は名古屋城下の活況を利用しつつ、自身の『北斎漫画』宣伝のため、120畳大の大ダルマを描くパフォーマンスを開催したとされます。

パフォーマーとしての北斎の活動は、名古屋にさきがけて江戸でも行われており、護国寺で大ダルマを描いたり、回向院や本所合羽干場で布袋や馬の大きな絵、米粒に雀二羽の極小画の制作をしたことなども伝えられています。

江戸と名古屋両都市のにぎわいに一役買った、パフォーマーとしての北斎の活動を、見世物や祭礼の資料、『北斎漫画』全編などにより紹介します。

▼あべのハルカス美術館『北斎-富士を超えて-』

展覧会「北斎-富士を超えて-」が、2017年10月6日(金)から11月19日(日)まで、大阪・あべのハルカス美術館にて開催される。

葛飾北斎の晩年30年間の人生と芸術に光を当てた内容となり、『富嶽三十六景』や死の直前まで描き続けていたという肉筆画などを展示する。また北斎の娘・応為の作品も紹介。

なお、本展はイギリス・大英博物館との国際共同プロジェクトによるもので、北斎研究の第一人者である、あべのハルカス美術館館長・浅野秀剛と、大英博物館の北斎研究者とが協力して企画した。

▼国立西洋美術館『北斎とジャポニスム』

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