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麻雀で飯を食う!は難しい‥。2017年のレジャー白書でプレイヤー人口「500万人」へ

乱立する違法雀荘の影で、粛々と縮小を続ける麻雀業界の現実。「麻雀で飯を食う!」が難しい実態、2017年のレジャー白書を基にまとめました。

更新日: 2017年09月25日

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この記事は私がまとめました

▼2017/8/8に発売されたレジャー白書2017

公益財団法人日本生産性本部による『レジャー白書 2017 余暇の現状と産業・市場の動向』が8月8日に発売された。同白書は、国民のレジャー活動を需給両面から総合的に分析する唯一の出版物として1977 年に創刊され、本書で通算41号目となる。

麻雀の2016年の参加人口は500万人となり、2015年の600万人から100万人減少した。市場規模(麻雀ゲーム料)は490億円(前年比5.8%減)となった。

麻雀の参加人口は、2009年のインターネット調査に移行した段階で大幅に増加したが、それ以降は減少が続いている。

全体的に減少傾向にはあるもの、知的でプロフェッショナルともなれば社会的に認められる傾向のある将棋は人口維持しています。合法とは言えギャンブルであるパチンコ・競馬は麻雀と同じく現象。社会的イメージの悪さが響いているのでしょうか。

市場に至っては麻雀のみ減少。全盛期の6/1となりました。今では想像もつきませんが、かつては麻雀の市場規模は3,090億円だったそうです。違法ギャンブルだったのにそんなに時代があったとは驚きですね。

反対にオンライン・ソーシャルゲーム、パチンコ・パチスロ、競馬は増加しています。

表2を見ると、麻雀業界の市場規模がどんどん小さくなっているのがわかります。
実は平成元年には3090億円あったのですが、わずか20年で5分の1にまで縮小してしまいました。

※こちらはH22のレジャー白書に対するコメント。この時は620億円だったので、平成元年の市場規模(3,090億円)に対して1/5だったのです。

▼一方、雀荘の数も減少しています

プレイヤー人口に対してパチンコとほぼ同数であった雀荘件数も、この5年で数を減らしています。

ただしこれは許可数なので、実際の店舗数とは乖離があると思われます。

※2015年の麻雀フェスタさんの記事によると、この数値には、実際には廃業しているが、廃業届を出していないので営業扱いにされている店舗も含まれているため、実際の店舗数は5000~6000軒ではないかということでした。
麻雀フェスタさんの記事が書かれた当時から、警察庁発表の雀荘数は1,000軒以上減っているので、実際の店舗も相当数減少していると考えられます。

全国の雀荘を検索できる「麻雀王国」というサイトの店舗登録数は5,126店。一般的でない雀荘(富裕層向けのセット限定雀荘)をいくつか検索してみましたが、登録されていたので、実数に近い数字ではないかと思われます。

ちなみに「賭けない・吸わない・飲まない」健康麻雀を推奨する新潟のノーレート雀荘「雀新会」はなぜか登録されていませんでした。天女杯でひと騒動あったのでフレムさんご本人が登録していないのでしょうね。こういうケースもあるので、「麻雀王国」の登録数が必ずしも実数であるとは言えませんね。

2011年以降、雀荘の市場規模は500億円代を維持していましたが、2016年には490億円に落ち込みました。雀荘数も、警察庁の発表だけでも毎年500〜600軒のペースで減少しており、2015年には1万軒を切っています。
福地先生のブログの記事にある、コナミからプロ連盟への「フリー雀荘(オンレート)のゲストは辞めてくれという要請」に代表される麻雀健全化の動きも、雀荘の規模縮小に拍車をかけそうです。

◯ただし、プレイヤー人口を考えるとその数は多いと言える‥◯

麻雀のプレイヤー人口はパチンコのプレイヤー人口に対しおよそ1/2。
一方雀荘の件数は、麻雀王国の5,126店を実数に近いと考えるとパチンコの件数に対しおよそ1/2。

しかし雀荘の市場規模(490億円)に対しパチンコの市場規模は216,260億円のおよそ257倍なので、プレイヤー一人当たりの消費額を考えると個々の雀荘の経営は今後も悪化するでしょう。
少ないプレイヤー人口を奪い合うためには高い値段設定はできない一方、プレイヤー人口の少ないゲーム店を経営していくためには一人当たりの消費金額を上げる必要があります。今の雀荘の状況ではこの「消費金額を上げる」ことが大変難しいです。

雀荘でプレイヤーにお金を消費してもらうためには、「ゲーム代を上げる」必要がありますが、このゲーム代が近年右肩下りなのです。

◯現代の雀荘のゲーム代金は概ね350円〜600円◯

安いと200円なんてところもありますが、これは近年昭和には見られたリャンピン(1,000点200円)などの高いレート店がなくなったことに由来します。レートが低いほど雀荘のゲーム代は安くなる。

ならレートをあげよう!とすると、今後は警察の取締りに合うためできないのです。
警察から1時間のゲーム代として630円?当たりを上限として設定されているらしく、それ以上のゲーム代が設定できません。1ゲームに1時間もかからないので今の600円だって上限オーバーですけどね。そこは警察に「1ゲーム1時間かかります!」と伝えるんでしょうかね‥。

フリー雀荘のゲーム代は東南戦0.5で350円~400円。0.1で500円~600円となる。仮に40000点のトップを取るとオカ20000点プラス浮きの10000点の30000点分プラスになる。さらに1-2のウマがあれば更に20000点加算され合計50000点分浮くこととなる。そうなると0.5で2500pt、0.1で5000ptの勝ちということになる。

そこでゲーム代の比率の計算ということになるが、0.5だと350円で14%400円で16%がゲーム代比率になる。1.0では500円で10%、600円で12%になる。同じレートならゲーム代が安ければ比率が下がるのは当然だが、レートがあがると比率が下がるというのは注目すべき点である。ちなみにさらにレートがさがり0.3になるとゲーム代比率は更に上る。で、最終的に一番ゲーム代が高いのが「ノーレート」ということになる

さらに、雀荘によっては「トップ賞」の名目でさらにトップから100ptなり200ptが徴収されるところもある。そうなるとゲーム代比率は更に上ることになる。

0.5では腕があってもなかなか勝てないという話を聞くけど、これだけゲーム代の比率が高かったらやむを得ないところもあるわけです。長くやっていればボディーブローのようにダメージが効いてくる。それがゲーム代なんです。

4月13日に新宿の東風戦で有名な遊学堂に警察の手入れがあり
現在遊学堂閉鎖中、新宿のレートや場代に大きな影響を与えるかもしれません。
手入れの理由は
「東風戦」で「ゲーム代が500円」というのが、法の定める「一時間630円」を大きく逸脱する。
そしてその資金が暴力団に流れているということらしいです。

フリー雀荘で半荘1回の所要時間(平均)としては、どれくらいが適当であると思いますか?

希望は30分程度(東南戦オーラスまで行って)ですが、妥当と言われると45分以内でしょうか。

30~35分ぐらいかなと思います。
45分だと長いなと感じますね(大体、連荘が長く続いた半荘だと45分ぐらいが多いと思います)。

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