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引退ではなく“一時休業宣言”したハリウッド俳優・女優

海外では一線から身を引く場合も「引退」と言い切るスターはほとんどいない。

更新日: 2017年10月04日

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verynu2さん

昔から日本ではきっぱり引退を宣言する芸能人が多いが、海外では一線から身を引く場合も「引退」と言い切るスターはほとんどいない。

結婚を機に完全引退した稀な例はグレース・ケリー。

ヒッチコック映画のクール・ビューティとしてキャリアの絶頂期にあった彼女は1955年にカンヌ国際映画祭でモナコ公国のレーニエ3世と知り合い、翌年に結婚した。

ロイヤルファミリーの一員でありながら女優を続けることは、当時はあり得ない選択だった。

引退ではなく“一時休業宣言”がハリウッドの主流

2015年、16年に「ハリウッドで最もコスパの良い俳優」(Forbes調べ)に選ばれたクリス・エヴァンスは2014年にキャプテン・アメリカ役の契約終了後は監督業に重点を置くとほのめかし、俳優引退かと報じられたが、本人はあくまでも一時的なものだと否定。

「突然、僕は俳優業から足を洗うことにされているよね。僕は俳優をやめるつもりなんてないよ。バカバカしい声明だと思う。ただ、現時点では監督業のほうにもう少し集中するつもりなのは確かだけどね」

「僕は昨年監督業をやって刺激を受け、それが楽しかったので、今後はもう少し監督することに専念したいと言っただけだよ」とクリスが番組中で語ったとEntertainmentwiseは伝えている。

レオナルド・ディカプリオも大作主演が続いた後、「長い休暇を取ることにした」と2013年にドイツのBild紙に語って「引退か?」と大騒ぎになったが、その後まもなく『レヴェナント 蘇りし者』の撮影に入った。

同作を提げた2016年のゴールデン・グローブ賞授賞式のレッドカーペットでも「何年も大変な仕事が続いたけど、これでそれも終わる」と発言、またしても大騒ぎになったが、これもメディアの早合点だった。

昨年9月、「自分を見つめ直したい」と予定していたすべての映画出演をキャンセルしたが、これも「スローダウンしてもいいって気づいたから」という「Hollywood Reporter」誌上の本人コメントの通り、あくまでも休業だ。

若い頃から大活躍してきたスターたちはアラフォーを迎えると、一旦歩みを止めたくなるようだ。

キャメロン・ディアスは2014年の『ANNIE/アニー』を最後に女優業から遠ざかっている。

今年6月、友人のグウィネス・パルトロウが開催したイベントで、グウィネスの司会のもと、ミランダ・カーやニコール・リッチーらと座談会に参加したキャメロンは20年以上演じ続けてきて「自分が誰なのかわからなく」なり、本来の自分を取り戻そうと感じたことが、休業の理由だと明かした。

近年はプロデューサー業中心で、映画出演は2014年の『完全なるチェックメイト』が最後。

本当に全てやりつくした達成感から、潔く引退を宣言できるのは、本当にごくわずかの選ばれし者だけなのではないだろうか。

若くして成功を収めたのなら、それが彼ら彼女らにとっての天職。「一時休業」という形で選択肢を残したくなるのだろう。

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