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「視聴率」より信用できる!?スマホ時代の新指標「視聴質」とは?

録画やスマホによるテレビ視聴が当たり前の昨今、そうした視聴が反映されない「(リアルタイム)視聴率」。そうした点を補うべく、昨年から録画率も加味した「総合視聴率」も導入されたが、まだまだ不完全。そうした中、「人体認識技術」による正確なデータを活用した新指標「視聴質」が注目されている。

更新日: 2017年10月26日

aku1215さん

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◆録画視聴が当たり前の現在 現実を反映していない「視聴率」

「ビデオリサーチ社」

日本のテレビ番組視聴率調査会社。電通や民放各社が出資。

今や録画視聴が日常的に行われるようになった現在。

現行の視聴率の定義ですが、地上波などのテレビ放送を家庭内にあるテレビで、リアルタイムで見ているものを「視聴率」と言っています。

視聴率は基本的に"テレビ(またはパソコンテレビ)で番組を見ている"状態を計測結果として数字で表すもの。ワンセグや録画での視聴の場合には、視聴率に反映されないからです。

◆そうした欠点を補うべく、昨年から本格導入された「総合視聴率」

ビデオリサーチ社は、録画機の普及でテレビの視聴環境が大きく変化したことを受け、3日放送分から総合視聴率の調査を関東地区で行うようになった。

2016年10月

これまでのリアルタイムでの視聴率に加えて、放送から録画機器などで7日以内に視聴した「タイムシフト視聴率」を導入。

リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率のいずれかの視聴を調査した「総合視聴率」も集計。

◆「総合視聴率」では状況一変 リアルタイム「視聴率」偏重に警鐘

タイムシフト視聴率上位30番組のうち、ドラマが19番組。ドラマは録画して見られる傾向が表れた。

2016年10月

上位12位までに入った番組の総合視聴率はいずれも「20%」を超えたが、5位の「逃げ恥」や9位の「地味スゴ」のように、リアルタイムでは10%台前半だった番組がタイムシフトで大きく上乗せされた番組も目立った。

2016年11月

通常の最終回の視聴率は『ドクターX』が22.8%、『逃げ恥』が20.8%でした。しかし、総合視聴率は『逃げ恥』が33.1%(タイムシフト16.9%)となり、『ドクターX』の32%(タイムシフト10.8%)を上回った。

2017年12月

いずれにしても、リアルタイム視聴率だけでドラマの人気や出来を判断するのは、もはや不毛といえそうだ。

◆そんな中、「視聴熱」という新たな指標も注目される一方

【視聴熱】はSNSや独自調査を集計し、盛り上がり度=“熱”をポイント(pt)として算出。今熱い番組・人物・コトバからテレビの流行に迫る新指標です。

『週刊ザテレビジョン』(KADOKAWA刊)がWEBサイト『ザテレビジョン』で昨年12月から発表している指標だ。

渡辺直美主演の「カンナさーん!」は視聴率12.0%と好スタートとなったが、「僕たちがやりました」は7.9%という結果に。しかし、視聴熱では逆に3084ptの「カンナさーん!」に大きな差がつける結果となった。

2017年7月

◆さらに進化した指標「視聴質」が話題に

今は1人1台スマートフォンを持っているスマホ全盛時代だ。たとえテレビがついていても、目はスマホの画面を見ているということが以前より頻繁に発生している。そこで、注目されているのが「視聴質」という概念である。

本当に番組の良し悪しを測る「視聴質」ができないものか。議論はあったものの、こうすればいいという解は誰も見つけられないままだった。この古くて新しい課題に挑戦する会社がついに登場した。

その「視聴質」を調査し、テレビ局や広告主へ販売しているのが、TVISION INSIGHTS(ティーヴィジョンインサイツ社)だ。

◆最先端の「人体認識技術」を使った正確なデータ

同社の技術は、人体認識アルゴリズムを組み込んだ機械を導入し、「視聴質」の数値化を実現した。

視聴者の表情から、 TV番組やCMの「視聴質」を計測。 視聴者の目や表情を毎秒毎に 計測、テレビでどのように反応したのかという、視聴の「質」の計測を可能にしました。

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