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不気味すぎる…南極を覆う氷に「巨大な穴」が発見される

南極にてポリニヤと呼ばれる巨大な穴が発見され話題になっています。

更新日: 2017年10月21日

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■南極に巨大な穴が発見された

穴の大きさは米国のメイン州の広さに匹敵し、そのサイズは約8万平方メートルに達している。

この穴は、カナダのトロント大学と「南極海炭素気候観測モデリング(SOCCOM)」プロジェクトの合同チームが約1カ月前に発見したもの。

今年の穴は、最大で約7万7000平方キロメートル。南極のウェッデル海でこれほどの大きさのポリニアが見られるのは、1970年代以来のことだ。

一般にポリニヤは沿岸部で形成されることが多いが、今回の巨大ポリニヤは海岸線からかなり離れたところで形成されており、そのメカニズムを巡って科学者らは困惑を隠せない

■1974年にも同じような出来事があった

この穴は1976年に閉じ、40年にわたり閉じられたままだったが、最近、トロント大学と「南大洋気候と炭素に関する観測・モデリング(SOCCOM)」の観測により、再び巨大穴が空いていることが確認されたという。

1970年代に南極のウェッデル海に出現したポリニヤは、今回の穴の数倍の規模で、数年にわたり存在した。

■ポリニアはどのようなメカニズムによって発生するのか

海峡などの地形や季節風などの影響で、北極海であっても冬でも凍らない場所ができる。地形の影響で形成されるポリニヤは、毎年、同時期に同じ場所に発生する。

深海の海水は表面の海水よりも温かく、塩分も濃い。そのため、海流によって温かい海水が上に運ばれると、海面を覆っている氷のじゅうたんを解かす。そうするとポリニアが形成される。

冬では、南に移住しないセイウチのような海獣類、イッカクおよびシロイルカなどが、そこで生息する。

ポリニアは斜面滑降風により生じたと考えられる。この風は標高が高い内陸部から海に吹き下ろし、最大風速は88m/sとハリケーン並だ。

沿岸ポリニヤとは、風や海流によって生成された海氷が次々と沖へ運ばれ薄氷域が維持される

凍らない海水域の形成には2つの要因がある。氷を沿岸から遠くへ流す風、そして、深層から湧き上がる比較的高温の海水や暖かい空気が氷の一部を溶かすのである。

■このような要因があるが、今回の巨大ポリニア発生の原因は明らかとなっていない

地球の気候変動との関わりも指摘されてはいるが、これまでのところ有力な証拠は見つかっていない。

この穴の形成、そして消失のメカニズムは未だ分かっておらず、今回の穴が今後成長を続けるか、いつ再び閉じるのかもまったく予測がつかない状況とのこと

地球の温暖化防止に重要な役割を果たしている海氷。実は海氷のほとんどは、ポリニヤと呼ばれる特別な海でつくられていることが最近の研究で分かってきた。

■ポリニアには海氷を作り出しているという側面もある

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