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連なる断崖絶壁と言葉を持つヒヒが住まう・エチオピアの世界遺産『シミエン国立公園』紹介

エチオピア連邦民主共和国アムハラ州の世界自然遺産「シミエン国立公園」紹介。旅行・観光の参考に

更新日: 2018年11月10日

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基本情報

1978年に世界遺産に登録されたシミエン国立公園は、エチオピア北部のゴンダール州にあり、同国最高峰のラス・ダシェン山(標高4,620m)を中心とする国立公園。

この国立公園は、1978年に世界遺産として登録され、最初に登録された12件のうちのひとつになります。

シミエン国立公園の標高は高めとなっており、公園として指定されている区域内には、高山や峡谷なども存在しています。

シミエン山脈

標高4000mを超えるアフリカの天井----シミエン山脈は、およそ2千5百万年前の大地の隆起と火山の噴火で流れ出した溶岩によって形作られた。

大地溝帯を生んだマグマが大地を押し上げ、さらに巨大噴火が起こったのです。

目も眩むような峡谷は、氷河期に降り続いた雨が奔流となって高原一帯を侵食したもの。

およそ2,500万年前の地殻変動と火山活動、その後の降雨の浸食により形成された高山、深い渓谷、1,000mもの断崖絶壁が連なるそこは、昼と夜の寒暖差が夏と冬ほどもある過酷な山岳地帯です。

生態系

その厳しい自然環境に適応し、独自に進化を遂げた、霊長類のゲラダヒヒ、高地ヤギのワリアアイベックス、イヌ科のシミエンフォックスなど、多くの固有種が生息しています。

まるで絶海に浮かぶ孤島のように、シミエンは孤立した生態系を形成している。

シミエン国立公園に生息する動植物の中でも、特に貴重だと考えられており、保護の重要性が訴えられているのは、「ワリアアイベックス」です。

また、同種がこの地において生息しているという事実は、かつてアフリカ大陸とヨーロッパ大陸とが繋がっていたということの証明にもなり、そうした視点から考えてもワリアアイベックスは貴重な存在だと言われています。

他にもヒゲのある巨大なワシや世界でも約400頭しかいないヤギの仲間など、彼らの最後の隠れ処となっているのです。

こうした貴重な種の存在が、シミエンが世界遺産に登録される理由となった。

ゲラダヒヒ

リトルライオンの呼び名があるように、オスの特徴は長い毛のマント。胸にはハート型に皮膚が露出している。

彼らは、昼間は崖の上の草原で食事をし、夜になると絶壁に戻りねぐらで身を寄せ合って眠るのです。

ほかのヒヒとの生存競争に敗れ高地に移ってきたとみられ、身を守るため夜間は数百頭の群れを作って崖の窪みなどで眠ります。

彼らは、エチオピア高原にわずかに姿をとどめるだけになった。

ゲラダヒヒを観察する研究者に同行すると、「ヒヒは話すことができる」といいます。

顔の表情や身振り手振りを駆使して、鳴き声で意思を相手に伝える独特の言葉。

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