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いつか発掘されたい! 死後、化石になれる死に方

死んだら化石となり何万年も地中に眠る。そしていつか、未来の考古学者に発掘されたい。こんなロマン溢れる考え方がネット上で散見されます。人間が化石となれる確率はどれくらい?どうやれば化石になれる?ちょっと調べてみました。

更新日: 2017年11月02日

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この記事は私がまとめました

「死んだら化石になりたい」願望を持つ人は多い

「死んだら化石になって発掘されたい」

それぞれ理由は違えど、Twitterには「化石になりたい」希望を持っている方が多数います。

私死んだら化石になりたいので砂漠とか埋めてくれたら嬉しいです

腹減ったけど冷蔵庫になにもねーし、外に出るのも億劫だし、このまま化石になりたい

トキヤたんと未来永劫一緒にいたいー。一緒に化石になりたいー。将来2人そろって発掘されたい

今起きた!今起きた!穴があったら入りたい!穴の底で物言わぬ貝になりたい!いつか化石として発掘されたい!

死んだらクールな化石になりたい!

そう思っている方は少なくないはず。

自分自身が「化石」になる事に成功すれば、貴重なサンプルとして、きっと丁重に扱われるはずです。

「死後に化石になって、何億年も後に発掘される」
これってめっちゃロマンですよね。

そもそも、「化石」とは何か

バージェス頁岩中のアノマロカリスの化石。
5億500万年前の生き物です。

地質時代の生物の遺骸が地層中に保存されたもの。巣穴・足跡などの生痕も含まれる。

生物の遺体が石化したものだけでなく、ミイラ化したもの、足跡や巣穴の跡が残ったものも化石と呼ばれます。

一般に考えられている化石の定義は、1万年以前の生物、あるいは、生物の生活していた様子(足跡や巣穴)などが地層などに埋没して自然状態で保存されてるものを指します。

今、私たちは化石を見ることで、過去にこんな生物がいた、ということを知ることができます。また、化石の中には、地層ができた時代を教えてくれたり、その当時の環境を教えてくれたりするものがあります。

地球環境の変遷や、これまで生きてきた過去の生き物を知る上で貴重なサンプルが、化石です。

化石ができる条件

生物が化石として何万年・何億年も地中に残るためには、奇跡に近い複数の条件が必要です。

化石になるためには少なくとも次の3つの条件が必要です。
(1)個体数が多いこと。(下手な鉄砲も数打ちゃ当たる。)
(2)土の中に急速に埋もれ還元状態となること。(腐敗を遅らせる。)
(3)その後の環境変化が穏やかであること。(地殻変動や火山活動の影響を受けない。)

化石化作用はほんとうに複雑なプロセスを経ている

土石流や海底地すべりによって大量の土砂の中に埋もれるか、沼地などのヘドロの中に沈んで行ったあと、結局、有機質部分が腐ってしまいますが、骨や歯や貝殻などの硬い無機質部分はある程度長い期間残ります。そして周りの泥が時間とともに石に変化していきます。

化石化するために必要なのは時間ではなく、成分が適切な割合で混合していること。

化石になるには、ほぼ奇跡に近い条件を乗り越えることが必要なようです。

いずれにせよ、化石としてのこる生物は偶然に左右され、その身体の部位、条件、その他きわめて限られた場合だけである。

たとえば、鳥類については他のものより出土量は少なく、始祖鳥と現世鳥類を結ぶ進化の過程には未解明な点が今なお多い。

鳥類は化石として残りにくいため、進化の過程があまり分かっていません。

人間が化石になれる確率は極めて低い

あなたが化石になれる可能性はどのくらい?

基本的に、普通の死体が化石になる確率は超低いです。
0.00001%以下です。

宝くじの1等が当たる確率は1000万分の1と言われていますから、それよりは化石になれる確率の方が高いですね(ポジティブ)。

貝のように殻をもっていたり、虫やエビのようや硬い外骨格を持っていると、化石になれる確率なグンと上がります。

でもでも、化石になれる望みがないわけではない

鳥類や爬虫類と比べて硬い骨を持っている哺乳類は、かなり化石化に適しているそうです。

硬い外骨格を持った生き物に比べると化石として残りにくいものの、人間の丈夫な骨や歯は化石として残る可能性もあります。

人間の場合は「埋葬する」という文化も有利です。ただし、問題は埋葬されてから数万年の間ずっと無事でいなくてはならないということ。断層や火山に近い場所は避けなければいけません。

火葬されれば化石には成り得ませんが、土葬なら条件さえ合えば化石になれるチャンスが。

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