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[閲覧注意]世界の殺人鬼 file.5

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更新日: 2018年06月16日

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felethさん

ハーヴェイ・キャリナン

ハーヴェイ・グラットマン

1957年7月、ウェストハリウッドのアパートで共同生活をしていた3人のモデルのところに、フリーのカメラマンと称する痩せぎすの男がやって来た。
 男は3人のうち、ヌードやセミヌードのピンナップ専門の仕事をしているジュディを選んで、一時間20ドルを支払う契約をしたのちスタジオへ彼女を連れて出ていった。
 しかし、それきりジュディは行方不明になってしまった。
 契約時に男が残していった電話番号はでたらめだったし、ハリウッド地域のスタジオに男の名乗った名での登録カメラマンはいなかった。

 3ヵ月後、ロサンゼルスからおよそ200キロ離れた砂漠で、砂地に浅く埋められた死体が発見された。
 体のサイズも髪の色もジュディと一致していたが、検死官が19歳のこの遺体を「30~35歳の女性の遺体である」という誤鑑定を出したため、この死体は身元不明、ジュディは行方不明者として長らく放っておかれる羽目になった。

1858年3月、デートクラブの紹介で相手と初対面を果たしに出かけた24歳の離婚歴のある女性が失踪した。
 彼女は2人の子持ちだったが、モデル並のブルネット美女だった。彼女のデート相手として選ばれた男は、ジュディ失踪の際に訪れたカメラマンの人相と一致していたが、誰もまだその点に注目した者はいなかった。
 3ヵ月後、ロサンゼルスでまた24歳の女性が失踪した。
 彼女もまたブルネットで、元ストリッパーだが今はピンナップ専門のモデルをして生計をたてている美女だった。大家が彼女の部屋が静まりかえっている事に不審を抱いて合鍵で室内に踏み込んだとき、すでに彼女の姿は影も形もなかった。ただ、彼女の愛犬のコリーはなんとか餓死をまぬがれた。
 同年10月、モデル事務所を訪れたアマチュアカメラマンがあった。事務所の女社長は以前この男に雇われてポーズをとった経験があったため、疑いもなく新人モデルを貸し出した。

男が連れていったモデルはロレインという27歳の、スタイル抜群の美女だった。また男の好みにぴったりの黒髪でもあった。
 カメラマンを称する男は彼女を車の助手席に乗せ、ロサンゼルスのダウンタウンにあるスタジオに向かった。
 しかし車はダウンタウンへは到着せず、どんどん道をそれていった。ロレインは抗議したが、男は無言で車を走らせつづけた。
 車はLAから55キロ離れたところで脇道に入り、止まった。
 男が銃を抜くのを見て、ロレインはなにが起こっているかをはっきりと理解した。
 男が彼女の手首を縛ろうとし、彼女はもがいた。車が何台か通りすぎていったが、誰も目もくれなかった。

「みんな、カップルがいちゃついてるだけとしか思わんさ」
 男は笑って、ふたたび彼女を縛ろうとした。しかしロレインがめちゃくちゃに暴れたため、苛立った男は銃に手を伸ばした。
「おまえは騒ぎすぎる。――うんざりだ」
 銃口から弾丸が飛び出した。弾はロレインのスカートを貫通し、腿に火傷を負わせた。
 彼女は男に掴みかかり、二人は格闘となった。しかし運良くパトロールの警官が通りかかったため、事態はバッド・エンドにならずに済んだ。ロレインは連続殺人者の手をのがれ、生き延びたのである。

 逮捕された男の本名はハーヴェイ・グラットマン。30歳のTV修理工だった。
 勤勉で善良な両親の子として生まれた彼は、17歳のとき女性や少女への性的暴行を含む一連の強盗で逮捕され、5年の実刑を受けている。だが釈放されるないなや、また強盗を起こして刑務所へと戻った。

グラットマンのアパートの部屋にはピンナップがべたべた貼ってあった。
 その多くは「緊縛ヌード」と呼ばれるもので、高価な撮影機材と、彼自身が撮ったとおぼしき写真も大量に見つかった。その写真の怯えの表情はとても演技とは思えぬものだったので、警察は彼を追及した。
 グラットマンは観念した様子で殺害を自供した。
「殺すつもりはなかった。ただやりたかっただけさ、でもレイプが済むと逮捕されるのが怖くなって――ほかにどうしようもなかった。殺すのはいやだったけど、そうするしかなかったんだ」
 が、彼が殺す行為そのもので快感を得ていたのは間違いないようだ。
 彼の手口はつねに同じで写真を撮ると言って誘い出したのちレイプし、被害者をひざまずかせたあと、両手両足を縛ってうつぶせに寝かせる。それから女たちの首に輪をかけ、絞殺したのである。

彼の裁判で精神鑑定医はこう証言した。
「被告は異性に対して劣等感を持っており、自分の優位を確信できる場面でしか快楽を得られません。女性が手も足も出ないときになってはじめて、彼は自分が優位に立ったと思えるのです」
 1958年12月、グラットマンはガス室送りを宣告された。

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