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薄毛にさよなら!?毛髪再生医療がスゴイとこまで来てる

再生医療について調べていたら、根本的な薄毛治療の実現がすぐそこまで来ていることを発見。面白そうだったのであれこれ調べてまとめてみました。

更新日: 2017年11月06日

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この記事は私がまとめました

hitonamiさん

薄毛の治療法は無数にあるが根本的な治療はない

原因にもよりますが、大多数の人が悩まされている男性ホルモンが引き金の薄毛には、根本的な治療が存在しないのが現状です。

男性ホルモンの影響を阻害する薬剤や、正常な毛包を切り取り脱毛部位に移植する自己植毛術が開発され一般的になりつつあります(図)。

今のところ、1回施術で自然な髪を取り戻す方法は確立されていません。薬や育毛剤で対策をしつつ、規則正しい生活習慣を送る、というのが、自然な髪を取り戻す一番の対策と言えます。

そんな中で注目される2つの研究

資生堂×東京医科大学によるもの

「ハゲの夢」を実現するため、資生堂は2013年にカナダのバイオベンチャー企業、レプリセルライフサイエンス社と技術提携を結んだ。今回の毛髪再生医療技術はレプリセル社が特許を持つ新技術だ。

髪の毛というのは、なくなったように見えても細かいレベルでは残っています。そうした細く、小さくなってしまった髪の毛を、付近に元気な細胞を注入することで活性化しよう、というのがこの治療の骨子のようです。

これは毛乳頭細胞の周囲にある結合織性毛包の幹細胞を移植することで毛乳頭を活性化するというもので、まず小さくなった毛を活性化して強くするという研究です。

注入された細胞が力を失った毛根を活性化させ健康な頭髪の成長を促す。つまり再びなくなった髪の毛が復活させることが期待できます。

京セラ×理研×オーガンテクノロジーズによるもの

自身の頭皮から細胞を取り、増やして戻す、という流れは資生堂と同じです。ただしこちらは、採取する細胞がちょっと違い、髪そのものを増やすアプローチとなっています。

資生堂の他に理化学研究所でも、毛髪再生医療の研究がすすんでいます。こちらは実は資生堂が研究しているものよりも、もっと根本的な治療であり、毛包そのものをないとことから作ってしまおうというものです。

器官の中では唯一、毛包は出生後に再生(毛周期 [2])を繰り返す器官であることが知られています。

私たちは、成体の毛包幹細胞から器官原器法により人工的に再生毛包原器を作製し、任意の皮膚内に移植して、皮膚表皮層やその他の組織と正常に連続した毛包を再生させる技術を開発しました。

患者さんから毛を少量取り出し、上皮系細胞と間葉系細胞を抽出し、毛の元になる器官(毛包元基)をたくさん作ります。そして、それを患者さんに移植し、発毛を促すという治療法です。

ちなみにいつごろ一般化するの?

京セラ、資生堂とも2020年の実用化を目指していますが、だいたいこういう新しい治療は平気で遅れます。それでも今後5年~10年で、脱毛症治療は大きく前進する可能性を秘めていると言えます。

でもまだ少なくとも5~6年は必要です。また価格も高額(少なくとも100万円以上といった試算もあります)になるでしょう。 まず今は(それまでの準備としても)頭皮を大事にすることも大事ですね。

一般のクリニックに採用されるのはまだ先ですし、保険適用外の高額治療となることが見込まれますが、少なくも向こう10年以内(2020年代)には、高い確率で薄毛治療にブレイクスルーが起こります。治療技術は日進月歩で進化していますので、100%に近い確率で薄毛治療できる日も、そう遠くはないでしょう。

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