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透明な美音に心洗われる…。北欧ジャズ 2017年の名盤6選

親やすい美メロや、北欧の澄んだ空気を感じさせてくれる透明感が印象的な北欧ジャズ。若手からベテランまで、今年も素晴らしい作品が次々に発表されました。6枚をセレクトし、おすすめします。

更新日: 2017年11月25日

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ティングヴァル・トリオ『Cirklar』

スウェーデン出身のピアニストが率いる多国籍バンド、ティングヴァル・トリオはポップチャートをも席捲した前作『Beat』以来3年ぶりの作品をリリース。

iTunes Music :
https://itunes.apple.com/jp/album/cirklar/1230545399

結成から10年以上のキャリアを数えるティングヴァル・トリオは、スウェーデン出身のマーティン・ティングヴァル、キューバのオマー・ロドリゲス・カルヴォ、ドイツのユルゲン・シュピーゲルの3人からなる、ドイツ・ハンブルグを拠点に活動する国際的なピアノトリオ。

2006年『Skagerrak』で衝撃のデビューを飾って以降、ヨーロッパではアルバムリリースの度にジャズチャートで上位を席巻。と同時に、ジャズのカテゴリーを越え、ポップチャートにもランクイン。

普通ジャズを聴かない人たちにも魅力を感じさせることができる、オリジナルな音楽を創りだす。

Echo Jazz (ドイツ・レコード・アカデミーとドイツ連邦音楽連盟文化機構が組織する世界的な賞)は「ベスト・アンサンブル」、「ベスト・ライヴ・アクト」を与え、アルバムはジャズ部門でゴールド・ディスクを得た。

Martin Tingvall (p)
Omar Rodrigues Calvo (b)
Jürgen Spiegel (ds)

親しみやすいメロディやリズムで、ジャズの範疇にとどまらない活躍をみせるティングヴァル・トリオ。
新作『Bumerang』はこれまでのポップさに加え、よりジャズらしい重厚さを備えた素晴らしいアルバムに仕上がっています。

TINGVALL TRIO(ティングヴァル・トリオ)の「CIRKLAR 」 今回はステファノ・アメリオ録音ではない…と聞いて、あれ?と思ったけど、スウェーデンのニレントスタジオで録っているので、やはり美音! 前作までの開放感・疾… twitter.com/i/web/status/9…

Tingvall trio、素敵でした。 恐らく3つの楽器単体聞くと別物に聞こえるであろうメロディがあそこまで一体となって、しかも補正なしの生演奏なのに和音や響きまで完璧だった。素晴らしかった。また来日したら是非見に行きたい。いい音楽って心もオーラもプラスに向かうよね❤️

アダム・バウディフ & ヘルゲ・リエン・トリオ『Brothers』

ポーランド出身の若手ヴァイオリニスト、アダム・バウディフの新作は亡き弟に捧げた美メロ連続のバラード集。
ノルウェーのヘルゲ・リエン・トリオを従え、叙情の演奏を聴かせてくれます。

iTunes Music :
https://itunes.apple.com/jp/album/brothers-with-helge-lien-trio-tore-brunborg/1265110088

ポーランド出身の若手ヴァイオリニスト、Adam Bałdychの新作は、2015年リリースの前作『Bridges』と同じく、日本で高い人気を誇るピアニスト、ヘルゲ・リエン率いるトリオが参加。更に今作では曲により、ノルウェー出身の大人気サックス奏者、トーレ・ブルンボルグも加わる。

シンプルかつ牧歌的なメロディ、洗練されたハーモニーが何ともヨーロピアンで魅力的だ。ヘルゲ・リエン・トリオとの相性も抜群で、北欧的な透明感のあるタッチがその魅力を何倍にも引き立てる。

1曲目“Prelude”から始まり、8曲目“Coda”で終わる、ひとつのコンセプト・アルバムとなっている。今作『Brothers』は、亡くなった弟の思い出に捧げられたもので、“Faith”、“Love”、“One”などのシンプルな曲名にも、特別な想いが感じられる。

Adam Bałdych (vn)
Helge Lien (p)
Frode Berg (b)
Oddvar Johansen (ds)

Guests :
Tore Brunborg (sax)

アダム・バウディフ2017年の新作は2015年の『Bridges』同様、ノルウェイのヘルゲ・リエン・トリオとの共作。
ヴァイオリンの可愛らしいピチカートをフィーチュアしたこのシンプルで美しい曲は、アルバムのハイライトでもあります。

亡くなった弟の想い出を綴った1曲。多彩な展開に、様々な技法を魅せるヴァイオリンが美しい。
サックスでTore Brunborgが参加。

Adam Baldych & Helge Lien Trio「Brothers」 ヴァイオリンがリーダーだけど、個人的にはヘルゲ・リエン・トリオに耳が行く。サックス(Tore Brunborg)入り。 変な言い方ですが、「静寂」を… twitter.com/i/web/status/9…

Adam Baldych & Helge Lien TrioのBrothers、凄まじい名盤なのでは無いか

ヴィクトリア・トルストイ『Meet Me at the Movies』

スウェーデンの人気ジャズヴォーカリスト、ヴィクトリア・トルストイの2017年作。いまや、文豪トルストイの曽孫というキャッチも不要の地位を築く素晴らしい歌手です。

iTunes Music :
https://itunes.apple.com/jp/album/meet-me-at-the-movies-feat-iiro-rantala/1180950625

本作は、タイトル通り、映画音楽集。選曲は、『カサブランカ』『モダン・タイムス』といった、正に、アメリカン・クラシックスといった映画の名曲から、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のビョークの楽曲まで、正に時代を横断する選曲。

映画音楽を通して彼女の心に広がる世界を一緒に堪能できます。
特に映画音楽は、その映画にまつわる想い出を一気に蘇らせてくれるものです。
珠玉の音楽を北欧の洗練された音風景で体感するのも素敵です。

デビュー時は、ロシアが生んだ文豪、トルストイの血を引くシンガーということで一世を風靡。またEMIからリリースした作品は、エスビョルン・スヴェンソンをバックに迎えたていたことで、話題を呼びましたが、今や、そうしたエピソードとは無縁に、充実のキャリアを重ねていることを感じさせてくれます。

Viktoria Tolstoy (vo)
Krister Jonsson (g)
Mattias Svensson (b)
Rasmus Kihlberg (ds)

Guests :
Iiro Rantala (p)
Nils Landgren (tb,vo)

ラーシュ・ダニエルソン『Liberetto III』

スウェーデンのベーシスト、ラーシュ・ダニエルソンの2017年作。
このカルテットでは前作まではピアノに今や世界的な人気を誇るティグラン・ハマシアンを起用していましたが、今回からグレゴリー・プリヴァに交代。

iTunes Music :
https://itunes.apple.com/jp/album/liberetto-iii/1233730287

ヨーロッパを代表するアーティスト、ラーシュ・ダニエルソンのパーマネント・バンド、"リベレット"による待望の第3作目の作品が登場

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