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makaizouさん

1997年、30年以上に及ぶ改良を繰り返してきた911が、車体、エンジンともに全面的な新設計となる初めてのフルモデルチェンジを受けた。

前期型

996型が発表された時に最大の注目を集めたのは、それまでトレードマーク的存在の1つとされていた空冷エンジンが、欧州をはじめとする世界的な環境問題への対処を主な目的として水冷化されたことである。

ボクスターで採用された涙目型ヘッドランプ、フロントフェンダー、フロントフードがそのまま流用されており、バンパーも、ごく一部のデザインが違うのみで基本的にはボクスターと同じ形状のものが使用された。
下位モデルとの露骨な部品共用は従来からの911ユーザーとファンに強い違和感を与えたことから、2001年に発売された911ターボではヘッドランプの形状が変更された。

エンジンはクランクケース、シリンダーヘッド周りとも一新され、DOHCとなった。
内径φ96 mm×行程78 mmで3,387 ccと小排気量化されたにもかかわらず圧縮比11.3から300 PS/6,800 rpm、35.7 kgm/4,600 rpmを発生した。
エンジン自体も993型と比較してエンジン全長で70 mm、全高で120 mm小さくなっている。
1,500 rpmと5,820 rpmでオーバーラップを切り替える可変バルブ機構(バリオカム)と、吸気管の切り替え(バリオラム)を搭載した。
エンジン補気類の配置も見直され、メンテナンス性の向上が図られた。

後期型

カレラ
300 PS/6,800 rpm、35.7 kgm/4,600 rpm

カレラ4
1998年発売、4WDモデル

前期モデルで不評だったヘッドランプのデザインが、911ターボと同形状に変更されたが、レンズカットは911ターボと異なる。
フロントのトレッド幅は10mm拡大され、これに伴いフロントフェンダーも15mm拡大された(996ターボと同じパーツを導入)。
カブリオレのリアウィンドウがガラス化された。
シャシーはフロアとルーフ中心に補強され、前期モデルより捻り剛性および曲げ剛性で25 %向上しているが、重量は25 kg増加した。

カレラ4S
996ターボのボディにカレラ用の3,596 ccエンジンを搭載し、、サスペンションをリセッティングしたモデル。
外寸は996ターボと同一。
ホイールも外観は同じであるが中空構造にはなっていない。
リヤバンパーのインタークーラーエアアウトレットは必要が無いので黒いプラスチック板で閉鎖されている

タルガ
ガラス製のサンルーフと、ガラス製のテールゲートを装備したモデル。

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