正殿 2階

正殿2階は、日常的には王妃や身分の高い女官たちが使用した空間であり「大庫理(うふぐい)」と呼ばれていた。2階の「御差床」は国王の玉座として様々な儀式や祝宴が行われたところである。なお、儀式の際には床の間には香炉(こうろ)、龍の蝋燭台(ろうそくだい)、金花、雪松等が置かれ、壁には孔子像の絵が掛けられていた。部屋の上部にはかつて中国皇帝から贈られた御書(ぎょしょ)の扁額(へんがく)が幾つも掲げられていた。「中山世土(ちゅうざんせいど)」の扁額(へんがく)は古い記録をもとに再現したものである。

壇の形式は寺院の須弥壇(しゅみだん)に似ており、側面の羽目板には葡萄(ぶどう)と栗鼠(りす)の文様が彫刻されている。高欄には正面に一対の金龍柱(きんりゅうちゅう)が立ち、他の部材には黒漆(くろうるし)に沈金(ちんきん)が施されている。

前へ 次へ

この情報が含まれているまとめはこちら

雨でも素敵☆世界遺産・首里城の魅力、大公開!!

日本に登録されている世界遺産の1つ、沖縄にある首里城。知っているようで知らない、首里城の魅力を大公開!!

このまとめを見る