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世界最強棋士を撃破!"囲碁界の錦織圭"井山裕太が注目されている

囲碁の国際棋戦「第22回LG杯朝鮮日報棋王戦」が東京都内で行われ、現在国内七冠を保持する井山裕太九段(28)が人類最強と目される柯潔九段(20)を破って決勝に進出しました。日本人棋士が国際棋戦の決勝に進出するのは井山七冠自身が優勝した2013年のTVアジア選手権以来のことです。

更新日: 2017年11月23日

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井山裕太七冠(28)が国際大会で中国の柯潔九段を撃破!決勝進出

日本国内で完結している将棋とは異なり、囲碁は中国韓国をはじめとして海外にも数多くのプレーヤーがいます。プロの棋士が参加する国際大会も数多く開催されており、各国から精鋭のプロ棋士が参戦しています。かつては日本が世界最強国の座にありましたが、ここ20年ほどは中国韓国に対して完全に劣位に立たされており、2000年以降で井山七冠がたった一度優勝したのみです。日本を拠点に活動する海外出身棋士も05年にLG杯とTVアジアの二冠を達成した張栩九段が最後の例となっています。また、そもそも決勝まで進出した例が近年では井山七冠自身の記録を除いてはなく、今回の勝利はその意味では大きな快挙であると言えそうです。

東京都内で行われた国際棋戦の第22回LG杯朝鮮日報棋王戦の準決勝

全七冠保持者の井山裕太碁聖(28)が世界最強とされる中国の柯潔九段(20)を破り、初の決勝進出を決めた。

11月15日、いい囲碁の日に井山九段が決勝進出を決めました! 決勝の相手は、謝五段。 囲み取材の様子 大盤解説会場には多くの囲碁ファンが #日本棋院 #囲碁 pic.twitter.com/LFk1Z0MyaN

柯潔九段は現在世界最強と目されている中国の棋士

柯潔(か けつ、柯洁、コ・ジェ、1997年8月2日 - )

20歳にして世界戦で4度の優勝を誇り、中国国内でもトップ棋士を相手に無敵とも言える戦績を有している。Googleからも現在の世界最強棋士と評価され、今年5月に「アルファ碁」との対局を行った。なお、井山七冠は柯潔九段に非公式戦で2勝しているものの、公式戦での勝利は今回が初のことであった。日本人棋士が公式戦で柯潔九段に勝つのも初めてのことである。

阿含桐山杯戦優勝、百霊愛透杯世界囲碁オープン戦、三星火災杯世界囲碁マスターズなどの世界戦で優勝。ニックネームは「大帝」

柯九段は5月、米グーグル傘下の人工知能(AI)開発ベンチャーの囲碁ソフト「アルファ碁」と対戦。3連敗したが、「世紀の対決」として注目を集めた。

国際的ゲームである囲碁には数々の国際棋戦がある

主だった国際棋戦として以下の大会が挙げられる
応昌期杯世界プロ囲碁選手権戦
三星火災杯世界囲碁マスターズ
LG杯世界棋王戦
春蘭杯世界囲碁選手権戦
百霊愛透杯世界囲碁オープン戦
Mlily夢百合杯世界囲碁オープン戦
利民杯世界囲碁星鋭最強戦
テレビ囲碁アジア選手権
中韓天元対抗戦
国際新鋭囲碁対抗戦
農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦
阿含・桐山杯日中決戦
鳳凰古城世界囲棋嶺鋒対決
関西棋院台湾棋院交流戦
日台精鋭プロ選手権
中国・常徳杯世界囲棋名人争覇戦
招商地産杯中韓囲棋団体対抗戦
珠鋼杯世界囲碁団体選手権

競技者、愛好者がほぼ国内に限定される将棋と違い、囲碁は中国や韓国など外国でも親しまれ、国際棋戦もある。

ヨーロッパでも明治以降に囲碁の愛好者が少しずつ増え始め、各国でトーナメント戦が行われるようになり、1957年にはヨーロッパ碁コングレスが開始された。

1988年に世界囲碁選手権富士通杯、IBM早碁オープン戦、応昌期杯世界プロ囲碁選手権戦が開始、1990年代以降は韓国や中国の主催による世界選手権も開始され始めた。

囲碁はマインドスポーツの一つとしての位置づけも広まり、2008年開始のワールドマインドスポーツゲームズや、2010年第16回アジア競技大会でも競技種目と採用されるようになった

このLG杯決勝進出は日本人としては史上初の快挙である

LG杯世界棋王戦(LGはいせかいきおうせん、LG배 세계기왕전)は、韓国、日本、中国、台湾、米国、欧州の棋士による囲碁の国際棋戦。1996年に開始。

同戦は韓国棋院主管だが、他国の団体に所属する棋士も参加できる国際棋戦。

32人によるトーナメントが5月に開幕。井山七冠が2回戦を突破したことで、2007(平成19)年以来となる日本での開催が決まった。

早碁棋戦を除く主要国際棋戦での日本勢の決勝進出は、2007年のトヨタ&デンソー杯囲碁世界王座戦での張栩九段以来。

日本勢というが、これまで日本人でLG杯決勝までいった棋士は一人もいなかったんだよな 張栩以外には王立誠だけだし 井山の決勝進出はそれだけで快挙だ

それもそのはず…日本勢は今や完全に中国韓国の後塵を拝している

かつては武宮正樹や依田紀基といった日本人棋士が国際棋戦でも華々しい活躍を見せていたが、現在では中韓棋士がそのタイトルの全てを独占している。日本主催の国際棋戦も少なくなり、囲碁のメインストリームは完全に中国韓国へと移ってしまった。

日本はかつて国際棋界の覇者だったが、90年代以降徐々に実力が低下。トップの座を明け渡しただけでなく、国際戦では中韓の相手にならなくなった。

国際戦は持ち時間が短いとか、韓国と中国は国際戦主体なのに比べ、日本は国内戦の比重が重いなどいくつかの不振理由が挙げられている。

韓国や中国は若手の俊英が次々輩出している点も含め、日本勢の勝負に対する厳しさの欠如が大きな要因といわれる。

中国や韓国の囲碁熱は高く、とても日本が対抗できるものではない

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