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文系の人でも楽しめる!オススメ空想科学小説まとめ

文系の人でも、思わず引き込まれてしまう作品です。(ラプラスの魔女、マイナス・ゼロ、ブルーローズは眠らない、スチームオペラ、スラン、地底旅行、スペース・マシン)

更新日: 2018年03月31日

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sryamaさん

★『ラプラスの魔女』 東野圭吾

"円華という女性のボディーガードを依頼された武尾は、彼女には不思議な《力》が備わっているのではと、疑いはじめる。同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。

東野圭吾『ラプラスの魔女』読了。まさに空想科学ミステリ。ある人物が持つ不思議な力が面白い。現実的には不可能だろうが、その力を身につけた経緯や理論が違和感なく描けていると思う。ストーリー展開も魅力的で飽きがこないし、場面場面の光景が目に浮かぶ様だった。読後感も良く、満足出来た。

ラプラスの魔女/東野圭吾 を読了ー。ナビエ・ストークス方程式なんて久々に聞いたワ。理系派では面白い空想科学ミステリだわ…

ラプラスの魔女読了。 こんなに面白いお話初めて…っていう読後感。 ほんとに読み進めるうちに鳥肌が止まらなくってそのゾクゾク感が心地よくてどんどんはまっていった(|| ゚Д゚) とりあえず円華さんがすずちゃんにぴったりだと思います。

★『マイナス・ゼロ』 広瀬正

戦時中に隣人と交わした約束。18年後にその約束を果たそうとして、主人公が見たものは?

広瀬正さんの『マイナス・ゼロ』読了。タイムマシンものと思って読み始めてみたら、いつの間にか自分も時間旅行しているような気分になれる、古きよき昭和のかほりが堪能できる極上の空想科学歴史推理小説でした。作中に登場する一年一組の少年の名前も素敵っ♬こーゆうの、大好きっ♪( ´▽`)

広瀬正『マイナス・ゼロ』読了。今更ながらの名作。メインは時間ものSFなんだけど、序盤の伊沢先生の手記を論理的に紐解いていくところは、『星を継ぐもの』のルナリアンの手記の解析に似ていたり、後半のすべてが繋がっていくミステリ的構成も素晴らしく、エンタメを濃縮したような作品。

広瀬正「マイナス・ゼロ」(集英社文庫)読了。昔からタイトルは知っているが、読んだことのなかった小説。面白くて一気に読んでしまった。少し古めの文体も作品の内容とマッチしている。なにより昭和初期の東京の描写が素晴らしい。

★『ブルーローズは眠らない』 市川憂人

両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。彼は助手として暮らし始めるが、屋敷内に潜む「実験体七十二号」の不気味な影に怯えていた。

市川憂人『ブルーローズは眠らない』読了。青いバラにまつわる密室殺人。どこか懐かしい香りの空想科学を背景に清く正しい新本格。過剰になりがち&捻くれがちな昨今のミステリにおいて、よく練られながらもすっきりした構成で魅せる地力の高さ。小ネタを用いて作者の狙いを補強してくるのもユニーク。

「ブルーローズは眠らない」読了。面白かった…ちょっとした伏線にあっさり引っ掛かって、終盤「えっそれあり?いやでもそこ確かに明言されてなかった」ってページを行ったり来たり。科学的知見も盛り込みつつ、さらにシリーズキャラである旨味も十分で次も楽しみです。

『ブルーローズは眠らない』読了致しました。まさかあんなところに伏線があるとは!最初から掌の上で転がされていました…笑 今までに読んだ本の中でも個人的に上位にいる本になりました。本当に面白かった!

★『スチームオペラ』 芦辺拓

毎朝配達される幻灯新聞が食卓に話題を提供し、港にはエーテル推進機を備えた空中船が着水・停泊。歯車仕掛けの蒸気辻馬車が街路を疾駆する――ここは蒸気を動力源とした偉大なる科学都市。

芦辺拓「スチームオペラ」を読んだ。めくるめく空想科学ミステリ。冒頭のSF的名詞の連発に心を掴まれ、軽やかでカラフルな語り口に魅せられ、夢中で読み終えた。何度もそうくるか!と唸ったけどラストではびっくり仰天した。続きをもっと読みたいと思わせる素晴らしさで、また大好きな本が増えました

芦辺拓「スチームオペラ」読了。空想科学と探偵小説が不可分にしてスチームオペラミステリの名に相応しい物語でした。初々しいヒロインに謎めいた男の子、尊敬し憧れる名探偵、そして何より蒸気とエーテル科学世界!

芦辺拓氏の新刊文庫「スチーム・オペラ」をやっと読了!なまじ、作者があとがきで触れている「天空の城ラピュタ」や「ふしぎの海のナディア」を思わせる、少年少女冒険小説・パラレルワールドSFと言う《先入観》を持っていただけに、クライマックスで見事なうっちゃりを喰わされました!(笑)

★『スラン』 A.E.ヴァン・ヴォクト

スランと呼ばれる超人類と旧人類が葛藤している世界を描いた作品

ヴァン・ヴォクト『スラン』読了。懐かしい”空想科学小説”の味わいで描かれる、人類に迫害されるミュータントの少年の孤独な生活とその成長。人間とミュータントの単純な対立でなく、ミュータントの中でも二つの種族が対立している構図が、世界に深みを与えている。実に物語る才能をもった作家だな。

A.E.ヴァン・ヴォクトの「スラン」読了。真空管や火星の大河など、古典ならではの世界観は日常を離れた世界へのトリップを誘う。原子力の皮肉、平和な種族への進化と切り捨てられる現存人など、今も昔も基本的なことは何も変わっていない世の中なんだなと思いました。

A・E・ヴァン・ヴォクトとはSF黄金期を支えた作家で、彼の小説『スラン』はサイキックシティや星みるにも影響を与えたとか。実際に読むとそれがものすごくよく分かる。

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