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地球大丈夫か?「海の酸性化」が予想よりも早く進行している…

海の酸性化が予想よりも早く進行しているようです。

更新日: 2017年12月04日

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気象庁が発表しています。

■海の酸性化が予想よりも早く進行している

気象庁は27日、地球温暖化や生態系の変化に関連があるとされる海洋の酸性化について、同庁が解析した地球全体の状況をホームページで公開した。

「海の酸性化」が地球全体で急速に進んでいることが気象庁の解析でわかりました。

地球全体の海洋の酸性化は従来予想より早く進行しているという調査結果を発表した。

指標である水素イオン濃度指数(pH)が、1990年以降、約0.05(10年あたり0.018)低下し、酸性化が進行していると発表した。

このpH低下速度は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書中の「産業革命以降の約250年間に、pHは全球平均で約0.1低下(10年あたり約0.004低下)した」という報告より速い。

長年にわたって二酸化炭素を吸収し蓄積してきたことで、本来は「弱アルカリ性」を示す海水が少しずつ酸性に変化する「海の酸性化」が各地で起きている

およそ250年間の10年当たりの平均値に比べて4.5倍のペースで進行している

今後、海がCO2を吸収する能力が低下し、大気中のCO2が増えることなどで温暖化がさらに進むことが懸念されている。

大気中のCO2濃度が高くなれば、海洋の酸性度は確実に高くなり、その影響は一部の海域で既に出ている

■先に進む前に「海の酸性化」とは

海洋酸性化(かいようさんせいか)とは、主に大気中において以前よりも濃度が上昇した二酸化炭素が、より多く海洋へと溶け込んだことによって引き起こされる、海水のpH低下のことである。

海の酸性化が進むと、カルシウムイオンと結合できる炭酸イオンの濃度が減少し、生き物たちにとっては成長に必要な炭酸カルシウムを作りにくくなります。

海洋酸性化は、炭酸カルシウム(CaCO3)骨格を生成する海洋生物(サンゴ、貝、ウニなど)の石灰化阻害を通じて、海洋生態系だけでなく、人間の経済活動にまで悪影響することが懸念されている。

■海の酸性化による悪影響

海洋酸性化は、サンゴ礁の発達阻害やプランクトン、ウニなどの貝、甲殻類といった生物の成長を妨げることにもつながる。

サンゴ礁は近年頻度と強さが増しつつある白化現象の脅威にさらされているが、海洋酸性化もまたサンゴの石灰化に影響し始めている

酸性化に弱い種は淘汰され、なかには絶滅するものも生じますし、酸性化に強い種ばかりが生き残る環境になり、多様な状態で健全さを維持している生態系が変わってしまいます。

■海の酸性化が急激に進行している理由

人間活動による二酸化炭素排出は、地球温暖化のみならず海洋酸性化といった環境問題の主要因と推測されている。

化石燃料の燃焼により大気中の二酸化炭素濃度は増加しつづけている。産業革命以前は約280ppmで安定していた二酸化炭素濃度は、2011年には390ppmを超えた

人為起源二酸化炭素の蓄積だけでなく有機物分解の影響を指摘しています。

海の深部での酸性化を加速させる理由となっています。

しかし、海洋酸性化の進行について、まだ実態はよく分かっていません。今後、海洋酸性化の影響が懸念されるため、海洋の監視を継続し科学的な知見を集積していくことが必要です。

■このニュースに対して色々な声が出ている

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