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短いのに怖い…怖い話短編集…。心霊からリアルな話まで怖い話まとめ。

心霊からリアルな話まで怖い話をまとめています。短編を中心に怖い話が好きで集めています…

更新日: 2017年12月07日

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yasaitsuruさん

犬と呪い

落ちの無い思い出話。
昭和45年、小学5年の頃、ある呪いの方法が少年誌に書いてあった。
犬を首輪でつないで、その口が届かぬところに餌をおき、そのままにしておく。
犬は空腹感のあまり餌を食らおうとするが、届かずもがき苦しむ。
まさに飢えて狂い死のうとしたとき、日本刀でその首を切り落とすと、
切断された犬の首は、飛んで餌に食らいつく。
その首を奉じ、呪いを願うと成就するという話だった。
同級生の川越は、善悪の区別があまりつかない男だったので、
興味本位で、野良犬をつかまえてそれを実行してしまった。
川越は自慢そうにその話を私にしたが、犬を飼っていて大好きだった私は、
激怒し、そのことを担任の先生や給食のおばさんや他の同級生に言いふらした。
川越は先生に怒られた。
それから間も無く突然川越が死んだ。盲腸をこじらせたという話だった。

しばらくして、ある日の下校途中、道端で犬が車に轢かれていた。
首がつぶれて、首の断面が見えていた。
その首の断面から川越がこちらを見ていた。

天使の像

父と母は、たまには夜の街で羽根を伸ばそうと、信頼できるベビーシッターに子供の世話を頼むことにした。
ベビーシッターが到着した時、2人の子供はすでにベッドですやすやと熟睡中。
子供がいる1階にはテレビがないため、ベビーシッターは退屈で仕方がなかった。
そこで、子供たちの父親の携帯に連絡し「子供たちは寝ているからテレビを見に2階へ行ってもいいですか?」と訪ねた。
父親がテレビを見ることを許可すると「あと、もう一つよろしいですか?」と、ベビーシッターは質問した。
「子供部屋の窓から見える、庭の天使の像にブランケットをかけて隠してもいいですか?とても気味が悪いので…」
この質問に、電話口の父親はしばらく沈黙した後に、こう告げた。
「すぐに警察へ連絡するから子供を連れて家から逃げてくれ!!うちに天使の像なんて無いんだ!!」
父親の通報から3分以内に駆けつけた警察は、ベビーシッターと2人の子供を血の海の中で発見した。

そして、どこを探しても天使の像は発見されなかった…

アザラシ

南極越冬隊の人から聞いた話なんですが。
南極では燃料や食料の節約のため、アザラシをちょくちょく捕獲するそうなんです。
で、捕まえたアザラシは内臓を抜いて厚い皮下脂肪と食用になる肉とに分けるそう
なんですが、ある日、捕まえたアザラシをいつものように解体したところ、胃の中に
妙にゴツゴツとしたものが入っているのに気付いたと。
アザラシはペンギンを丸ごと食べる事もあるので未消化のペンギンでも入っている
かと思ったけれどそれにしては形がおかしい。
気になるので胃を開けてみたところ、なんと

人間と思われる骸骨と背骨やあばらの一部が入っていたそうです。金髪の長めの髪が
付いていたのでサルの類ではなく間違いなく人間だろうと。
しかし、他国の観測所に問い合わせてみても、該当する遭難者の類は存在しない、と。
しかもその骸骨、冷静になって見てみると額のところに眼窩と同じ様な穴があいている。
銃で撃たれたか槍で突かれたか、はたまた最初っからそういう骨の形をした
人種なのか。いずれにしても違う意味で怖いため、報告はせずにそのまま海に流して
葬ったそうです。
その人物はそれが不思議でたまらず、今でもちょくちょく夢に見る
そうです(「憑かれてるのでは?」と訊いたら凄く厭がられた)。

壁紙

私と彼氏は中古で家を購入しました。

彼氏は、この家を大きくリフォームしようと張り切って、キッチンをベッドルームに改装しようと計画。

彼が作業する間、家中の古い壁紙を剥がすのが私の仕事でした。

以前の住人は、家中の壁と天井に壁紙を貼っていたため私の作業は膨大でしたが、次第に壁紙を剥がすことに快感を覚え、不思議な感覚に満たされていきました。

壁紙が破れないよう上手に剥がすことが出来ると、日焼けした時に肌がペロンとめくれた時のような爽快感が味わえたんです。

ちょっとしたゲーム感覚で、私は壁紙剥がしに没頭しました。

ですが、作業を進めていくと、私は奇妙なことに気が付きました。

壁紙を剥がすと、全ての部屋の角に人の名前と日付が書かれていたのです。

気になった私は、壁紙に書かれていた人名をグーグルで検索すると、あることが明らかになりました。

行方不明で捜索願が出されている人の名前と、姿を消した日付が、我が家の壁の記述と一致したのです…
翌日、私は壁紙の下に隠れていた人名と日付のリストを作成して警察に通報すると、すぐに捜査員たちがやってきました。
家の中を調査した後に、一人が私にこう訪ねました。

「これまでに剥がした壁紙はどこにありますか?あなたが剥がしていたのは紙ではありません。おそらく行方不明者の皮膚でしょう」

リス

S君が小学生だったころ、一匹のリスを飼っていました。
毎日、彼はエサをあげたり、小屋を掃除したりと
小学生ながら頑張って可愛がっていたわけですが
ある日、そのリスが小屋の入り口をうまく開けてしまったらしく逃げ出してしまいました。

小屋があったのは部屋の中だったので、すべての部屋のありとあらゆる所を探しますが見つかりません。
彼が住んでいるのは団地の5階。
ひょっとしてベランダから落ちて死んでしまったのでは!?
と思い、急いで外に出てベランダの真下に当たる周辺を探しますが死体らしきものもありません。

更に家の中を捜しても見つからず(ベランダも探しました)、
もしかしたら下に落ちても何らかの形でうまく生きてて
そのまま何処かに逃げてしまったのかなぁと
外の木を探したりして、色々な所を探しながらも気持ち的には
諦め始めていたそんなある日、新聞受けにちょっと大きい封筒が入ってました。

通常の郵便物は1階にある集合ポストに入るに、その封筒は玄関の新聞受けに入っていたので
誰かが直接いれた事になります。
「何だ?」と思ったS君が中を覗くと、そこには…

リスのしっぽのみが入っていたそうです…。

誰がそんな事をしたのか?近所の人か?
何の為にしっぽだけを?本体は?
何故そのリスがS君の家のものだと分かったのか?
…結局、何もわからず、
S君は泣きながらしっぽを埋めてあげる事しか出来なかったそうです…。

おばあちゃん子

さとし君は小学三年生、大のお婆ちゃん子だった。
学校から帰ると、さとし君はいつも二階のお部屋からお婆ちゃんによばれる。
たばこのおつかいをたのまれるのだ。
五百円玉をわたされて二百五十円のたばこを買ってくると、残りのお金はさとし君
へのおだちんだ。
やさしかったお婆ちゃん、大好きだったお婆ちゃん。
そんなお婆ちゃんが心ぞうの病気で、急に死んでしまった。
お婆ちゃんのお葬式が終わって、親せきのおじさんおばさんたちが帰ると、
家の中は急に静かになった。

さとし君は二階のお婆ちゃんの部屋に行ってみた。
夕日がさしこむ部屋の中には、お婆ちゃんが使っていたタンスや座布団がそのまま
残っている。
「おばあちゃん」さとし君は小さくつぶやくとタンスの一番下の引き出しをそっと
あけてみた。
引き出しの中にお婆ちゃんが横になって、にこにこしながらさとし君を見つめていた。

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