1. まとめトップ

ほとんどアヒル…。新種の恐竜が可愛すぎると話題

半水棲生活に適応した全く新しい恐竜が発見されました。その姿は、まるでアヒル…?ネットでも「可愛い」と話題の新種の恐竜『ハルシュカラプトル・エスクイリエイ』がなんだか凄い!

更新日: 2017年12月08日

1 お気に入り 1246 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

鳥類は恐竜の直系の子孫と言われていますが、今回発見された白亜紀の新種の恐竜はまるでアヒルか白鳥のよう。生物の進化史に新たな歴史を刻む発見かもしれません。

アヒルのような新種の恐竜、見つかる

学名:Halszkaraptor escuilliei(ハルシュカラプトル・エスクイリエイ)

モンゴルのゴビ砂漠で発見された新種の恐竜。

白鳥のように長い首と、ペンギンのひれに似た小さな翼を持つ新種の肉食恐竜の化石を見つけたと、欧州やモンゴルの研究チームが7日までに英科学誌ネイチャーに発表した。

ハルシュカラプトル・エスクイリエイ(学名:Halszkaraptor escuilliei)から取った「ハルシュカ(Halszka)」という愛称で呼ばれているこの化石は、恐竜化石発掘場所として有名なモンゴル南部ウハートルゴド(Ukhaa Tolgod)で発見された。

モンゴルのゴビ砂漠は全世界の恐竜化石の5%が見つかるほどの恐竜化石発掘名所として知られています。

今から7000万年以上前に古代の地球の湿地を歩き回り、そしてアヒルに似た姿で、アヒルのような方法で獲物を捕らえていたようだ。

白鳥のように曲がった長い首と、ひれ状の前肢が特徴。陸上では二足歩行し、水中では前肢を使って泳ぐなど水陸両方で生活していたとみられる。

今回発見された新種は、恐竜の新たな亜科「ハルシュカラプトル科」に分類される見込みだ。

この恐竜は新たに分類される亜科「ハルシュカラプトル科(Halszkaraptor)」に分類されるようです。

半水棲生活に適応していた

ハルシュカラプトル・エスクイリエイの化石。

英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された論文によると、保存状態の良いこの化石が併せ持つ特徴の予想外の組み合わせは、陸上生活をしていた鳥に似た恐竜の一部が半水生生活に適応したことを示しているという。

こうした発見は初めてとのこと。

ハルシュカラプトルほど明確に半水生生活に適応していた恐竜は、ほかにほとんど知られていない。

“水陸両用”のユニークな姿に、チームの研究者は「最初に化石を見たときは本物とは思えなかった」と驚いている。

当時、鳥類は既に羽毛恐竜から分かれて進化し、恐竜とは別に繁栄していた。新種は恐竜の中でも鳥類に近縁なドロマエオサウルス類に分類された。

ハクチョウに似た長い首と、ペンギンのような前肢

ハルシュカラプトル・エスクイリエイの想像図。

ヴェロキラプトルや ディノニクス と同じドロマエオサウルス類に属する恐竜ですが、その姿と生態はちがい、ダチョウのような体とペンギンのような翼をもち、陸上と水中を行き来して、魚などと捕食するといった水鳥のような生活をしていた半水生の恐竜と見られています。

新種恐竜は骨格の一部にベロキラプトルなどの肉食恐竜と同じ特徴がみられ、足には鋭いかぎ爪があった。

体高は約1.2メートルで、ペンギンのように水中で巧みに移動するためのひれ状の前肢と、狩りに適した、ハクチョウに似た長い首を持っていた。

ワニや鳥との共通点も

現生鳥類は恐竜の直接の子孫と言われており、学術的な定義では恐竜に含まれています。
が、その骨格はもろく、化石としては残りにくいと言われていました。
今回、恐竜と鳥類をつなぐ可能性のある化石の発見によって、進化の謎がひとつ解き明かされる可能性もあります。

化石をエックス線で調べると、鋭いかぎ爪を持つ肉食恐竜ベロキラプトルに似た特徴と、ワニや水鳥など水の生活に適した生物の特徴が混在していた。

恐竜の鼻先には、顔面で圧力を感知するための神経や血管が入っていたと思われる空洞があった。

今日のワニや水鳥の顔面にも同様の器官があり、触覚を鋭敏にして、水中で動く獲物を見つけやすくしている。

盗難、密売…新種発見までの奇妙な経緯

化石はモンゴルの約7500万年前の白亜紀後期の地層で見つかったが、盗まれて国外に持ち出されていた。

全恐竜の5%以上もの種類が出土しているモンゴルは、以前から化石の輸出を禁止している。しかし、発掘現場は辺ぴな地域にあるため、実際に取り締まるのは困難だ。何十年も前から密売人たちが化石市場を賑わしてきた。

おそらくモンゴル南部のジャドフタ層という白亜紀後期の地層で何千万年も眠っていた後、近年、密売人によって発掘され、国外に持ち出された。

1 2