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コメディーから感動ものまで「葬儀・葬式」がテーマの映画5選

当事者にはシリアスでも、傍から見ればコメディに見えることもある葬儀・葬式(社葬)が題材の映画5選。伊丹十三監督デビュー作「お葬式」、新聞社の権力争い「社葬」、葬式と結婚式が重なった悲喜劇「お日柄もよくご愁傷さま」、アカデミー賞外国語映画賞受賞「おくりびと」、コロッケが物真似封印「ゆずりは」。

更新日: 2018年08月08日

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aku1215さん

伊丹十三監督デビュー作にして大ヒット その年の映画賞も総なめ

◆『お葬式』(1984)

監督:伊丹十三
脚本:伊丹十三
出演:山崎努、宮本信子、菅井きん、大滝秀治

俳優の夫婦である井上佗助と雨宮千鶴子は、二人でCF撮影中に千鶴子の父の訃報を聞く。

妻の両親が暮らしている別荘へ駆けつけたのはいいが、葬儀の心得がない。彼らは葬儀屋の指導を仰ぎつつ、この重大な局面を乗り切ろうとするが…。

俳優・伊丹十三の記念すべき監督デビュー作にして大ヒットを記録した傑作コメディ。

突然、妻の父がなくなったことで初めてお葬式を出すことになった一家の途方に暮れるさまと、お葬式に集まった多彩な人々の生態をアイロニーを交えてユーモラスに描く。

キネマ旬報ベストワン、日本アカデミー賞優秀作品賞他、その年の各映画賞を総ナメにした話題作。

映画「お葬式」。愛人との密会…、葬式を 軸とした人間模様が実に巧みに撮られている。かねてから自身の感じたもの全てを映画に詰めた感じがする。偶像崇拝に興じる人間にとても不思議な感じがしたのであろう。これは類い稀な日本映画の傑作であり超一流な前田米造の撮影術に見習わなくてはならない。

映画「お葬式」劇場予告 youtu.be/3hS_Efd1SLs 伊丹十三の映画監督デビュー作にして最高傑作。しかも配給があのATG、60年代以降数々のアート系映画を送り出してきた日本の映画史に歴史に名を刻む映画会社。この予告篇はなにか記号的な意味が溢れているかもしれず。

大貫妙子の「レシピ」を聞いて伊丹十三の「お葬式」に使われてた事を思い出した。「伊丹十三の映画」を取り出して読んでるうちに伊丹作品を見たくなった。伊丹自身は「マルタイの女」を最高傑作と考えてたみたいだけど僕は「お葬式」だと思う。あるいは「タンポポ」。

実話を基にした新聞社の権力闘争の舞台は「社葬」

◆『社葬』(1989)

監督:舛田利雄
脚本:松田寛夫
出演:緒形拳、十朱幸代、江守徹、井森美幸

日本有数の大手新聞社のひとつ“太陽新聞”。会社は現在、会長派と社長派に割れ、激しいつばぜり合いをしていた。両派が多数派工作に奔走するさ中、社長が腹上死してしまう。

これによって“次期社長”を巡る抗争は一気に激烈さを増し、社内は混迷の度を深める……。

日本を代表する大手新聞社の社長が急死したことから起こる次期社長を巡る壮絶な社内抗争の模様を描いたドラマ。

大新聞社を舞台に、社長が芸者(井森美幸)相手に腹上死して起きる次期トップの座をめぐる抗争劇。販売局長(緒形)と編集局長(江守徹)の丁々発止のやり取りが面白おかしく描かれた。

「内容はすべて大新聞社やテレビ局で起きた実話がモチーフ。社内派閥の抗争劇はどの業界もあるはずで、人間ドラマとして観客の好奇心をあおると思った」

福永邦昭(元東映宣伝部長)のコメント

映画「社葬」舛田利男監督。大手新聞社の社長が急死し次期社長を巡る壮絶な社内抗争が起こる。 これは傑作ですね、新聞はインテリが作りヤクザが売る・・・・意味深ですね<B>、#eigaHK

社葬 大手新聞社トップの権力闘争の描いた映画。 #舛田利雄 #緒形拳 #十朱幸代 #社葬 実写版課 #長島耕作 であり、実写版 #オレたちバブル入行組 です。もう一度観たい。サラリーマン必見の作品。緒形拳さんカッコいいです。 pic.twitter.com/gMVspswcIB

東映映画『社葬』。後半は緒形拳と十朱幸代による、渡辺淳一風味のラブロマンスが中心だが、相変わらず貫禄ある芝居の芦田伸介、血まみれの中丸忠雄、吹雪に巻かれる若山富三郎など、最後までみどころが。新文芸坐の加藤武追悼特集でやるのでおすすめ。 pic.twitter.com/HDbSumjLuj

葬式と結婚式が重なったサラリーマンのハートフル・コメディ

◆『お日柄もよくご愁傷さま』(1996)

原案・監督:和泉聖治
脚本:布勢博一
出演:橋爪功、吉行和子、新山千春、伊藤かずえ、布施博

田中和夫は初めての仲人を明日に控え落ち着かない。晴れ舞台でするスピーチのことで頭がいっぱいだったのだ。そんな父の思いも空しく、次女の瞳は恋人と海外旅行の計画をし、身重の長女・玲子は夫の浮気問題で家出するなど家庭内では問題が続発。

さらに結婚式当日に和夫の父親が死去。仲人を断れない和夫は、式に出席、終了後急いで帰るものの、娘たちはそれぞれ忙しく和夫の気持ちは一向に晴れなかった。しかも自分がリストラ対象者で転職を余儀無くされていることを、妻の佳菜子にバレてしまい…。

結婚式にお葬式、娘の出産や自分のリストラ、さらには家庭内の問題など、次から次へと起きる騒動を通して、家族の絆を見つめ直す中年サラリーマンの姿を描いたハートフル・コメディ。

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