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炎上セシルマクビーと、十数年前の不可解な「セシルマクビー事件」判決

人気ファッションブランド「セシルマクビー」を展開する会社が外国人技能実習生を不当な賃金で雇用していた問題に関わっていた可能性があるとして炎上しています。このセシルマクビー、2000年に同名の有名音楽家セシル・マクビー氏から商標に関する裁判を起こされていました。

更新日: 2017年12月16日

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この記事は私がまとめました

「セシルマクビー事件」の判決にいまいち納得がいきません。

人気ファッションブランド「セシルマクビー」

セシルマクビー(CECIL McBEE)は、アパレルメーカーの株式会社ジャパンイマジネーションが展開するファッションブランドのひとつ。セシルの愛称で知られる。

セシルマクビーは、元祖ギャルファッションブランドとも言えるレディースのアパレルブランド。株式会社ジャパンイマジネーションが運営しています。

コンセプトは大人っぽさの中のエレガント、カジュアル、グラマラス。商品は全て女らしさを意識してデザインされているという。

1990年代後半から突風のように現れたセクシーカジュアルのファッショントレンドの中から生まれました。渋谷109で不動の人気をほこり、109の売上ランキング10年以上連続1位になっていたこともありました。

最も流行の移り変わりが早く、浮き沈みの激しいヤングファッション分野の中で、これほど長期間にわたり人気が続くブランドは珍しい。

若い女性の間で不動の人気を誇るブランドです。
紙袋もかっこいいですよね。

TV番組「ガイアの夜明け」で炎上

12日に放送された【ガイアの夜明け】で外国人技能実習生を不当な賃金で雇った上、賃金の未払いで問題視されている様子が取り上げられていました。

テレビ東京系報道番組「日経スペシャル ガイアの夜明け」の12月12日放送回「“絶望職場“を今こそ変える!」で、不当な賃金で働かされる外国人労働者が特集されると、番組内の情報から該当の企業がファッションブランド「セシルマクビー」を展開する企業であると「特定」されました。

今現在、ネット上ではセシルマクビー(CECIL McBEE)と呼ばれるブランドを扱う会社が外国人実習生に対して時給400円で働かせていたとして大きな話題になっています。

うわーailandかな。ビーラディンスだよね いくら孫請けの企業が作ったとはいえ依頼者はセシルMcbeeとかの会社な訳で 好きな方のブランドだったけど考え方変わるわ。 セシルはこういうことやめるか、孫請け訴えるとかしてほしい… twitter.com/i/web/status/9…

セシルマクビーがガイアの夜明けでブラック企業ぶり暴露されて炎上してるって。不買じゃないけどもうセシルの服は着れない。かっこわるくて

昨日、ガイアの夜明けで、外国人労働者を奴隷労働させて成り立っている Made in Japanの服のことやってだけど 外国人が時給400円で作ったお洋服を 店は1万3000円で販売。 なんだか申し訳ない気持ちになった… セシルの服… twitter.com/i/web/status/9…

ガイアの夜明けで、外国人労働者が時給400円で作らされていた服の発注元がCECIL McBEEだと特定されてしまい大炎上してる。アパレル会社みたいなボッタクリ産業はこの問題がもっと飛び火して業界まるごと火だるまになれば良い。

同社は「本年7月に岐阜一般労働組合及び番組制作会社より一報を受け、弊社として初めて認識した。弊社商品の取引メーカー様に確認をした結果、今回問題となった同工場に対し該当とされる商品の発注がなされており、労務問題が存在するという事実も判明致しました」と発表。

その後、取引メーカーへ同工場での商品の製造を取りやめるように申し入れ、今年9月をもって同工場での製造は終了しているという。

セシルマクビー側はこのように見解を発表しています。

もうひとつの「セシル・マクビー」と、不可解な裁判の判決

セシル・マクビーというと一般の方なら洋服のブランドと思うでしょう。これがジャズ愛好家なら、有名なベーシストを思い浮かべることが多いと思います。

「セシルマクビー」と聞いて、若い女性はファッションブランドを思い浮かべますが、別の「セシルマクビー」を想起する人もいます。

Cecil McBee, 1935年5月19日 -
アメリカ合衆国のジャズベーシスト。

「セシル・マクビー」氏はかなりベテランの黒人ジャズ・ベーシスト。

1950年代から活躍しているアメリカ合衆国のジャズベーシストです。

マイルス・デイヴィスやアンドリュー・ヒル、サム・リヴァース、ジャッキー・マクリーン、ウェイン・ショーター、チャールズ・ロイド、ユセフ・ラティーフ、フレディ・ハバード、ウディ・ショウ、キース・ジャレット、アリス・コルトレーンらと演奏および録音を行なった。

多くの著名ミュージシャンと共演・録音している大ベテラン。

1950年代から活躍し、エルビンジョーンズなど大御所ともやってますし、山下洋輔氏のピアノトリオで来日ツアーもしてる人です。
超有名とまでは言いませんが、有名なジャズミュージシャンと言ってよいでしょう。

私がセシル・マクビーの演奏を初めて聴いたのはファラオ・サンダースの名盤『Thembi』でした。
セシル・マクビーのソロ曲「Love」がとても渋くてかっこよくてオススメです。

セシルマクビーが服屋なのは解るけど、どうしてもベーシストのセシル・マクビー思い浮かべるのは俺だけ?

セシルマクビーがJAZZのベーシストの名前だと知ったのは7年前

セシルマクビー事件

ジャズ・ミュージシャンの方のセシル・マクビー氏は、このファッション会社の商標権の無効審判を請求しました。

そりゃ自分の名前が勝手にファッションブランドに使われていれば、普通は怒ります…。
セシル・マクビー氏は2000年4月、商標の無効を訴えて裁判を起こしました。

1.他人の氏名
2.他人の著名な略称
は商標登録されません。
たとえば、「キムタク」は明らかに2なので、 木村拓哉氏の承諾がなければ商標登録されません(当たり前)。

商標法4条1項8号では、他人の氏名を勝手に商標登録することはできないとされています。

ベーシストのセシル氏はブランドのセシルを「オレの名前を勝手に使いやがって」と、訴訟していたのだ。
そして悲しいことに「そこまで有名人じゃないから」という理由で、敗訴していた・・・。

裁判の結果は、音楽家セシル・マクビー氏の敗訴。
商標は続行されることになりました。

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